Noriaki の ヒト・モノ・ココロ -130ページ目

Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

NoriakiのBlogへようこそ。 
写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

空気が絶縁体なので、高圧線は触れない限り大丈夫。
普通はそう考えますよね。

ところがどっこい、高圧線は触れなければ大丈夫というわけではありません。
空気を介して飛んでくる場合があるわけです。
これはなぜかと言いますと、つまりそれだけ電圧が高いからです。
 

 


その為、高圧線には、「 離隔距離(りかくきょり)」が設定されています。

高圧線からこれだけ離れていて下さいね。 という距離です。

 

例えばですが、ハイパーに電圧が高い鉄塔などは、もう鉄塔付近が立ち入り禁止になっていますよね。
あれは、一種の離隔距離というわけです。

鉄塔と電線の間には、やはり絶縁体が入っていて、感電の危険が無いようにはしています。
ただ、鉄塔の電圧というのは、もうとんでもないので、何が起こるかわからないという事ですね。
因みに、鉄塔の電圧は、7万ボルトや15万ボルトが普通に走ってます。


でも、この前、朝霞を車で走っていたら、高圧線の鉄塔を塗り直ししてたんですけどね(笑)

 

まあ、イナズマは空気を走るわけですからね。
空気が絶縁体といっても、走る時は走るわけですね。
 


因みに、今回手伝ってくれた高所のオペの人は、3日前にハイパーな高圧線(防護管無し)に20cmくらいまで近づいたそうです。


「それ、やばくないですか?」と聞いたら、「死ぬかと思った。」と言っていました。


高所のオペも大変な仕事だなああ。。。。
 

 

 

高圧線に触れると死んでしまいます。
なので、防護管を巻くわけですが、防護管を巻いたら死ににくくなります。
これは、防護管に抵抗があるからです。
防護管は、俗に言う絶縁体なわけですね。

 

因みに、普通の高圧線から離れてて死なないのは、つまり空気が絶縁体だからです。

 

もっと言うと、木も絶縁体に属しています。

勿論、絶縁体と言っても、全く通さないわけではありません。
木の場合、水分があるわけで、それを介して電気が通る可能性があります。
例えばですが、高圧線に触れている植木が焦げている場合が多々あります。

これはつまり、長時間触れているからです。
 

電気というのは不思議なものでして。
その速度は、世の中で最速の秒速約30万キロメートルという、とんでもない速さなわけです。
そう考えると、電気が通るスピードというのは一瞬で、時間なんて関係ないんじゃないか?と思うのですが、そうじゃないんですね。

感電してからの体のダメージには、時間がかかわってきます。

これは防護管をしている高圧線も同じで、一瞬触れる程度なら大丈夫かもしれませんが、長時間触れるとまずダメ。


面白い話として、高圧線よりはるかに電圧の高いものが、自然界のイナズマです。
イナズマは、凄いものだと10億ボルトとかあります。
でも、イナズマって直撃しても死なない人とか、たまにいるんですね。
それはなぜかというと、時間が一瞬だからです。

高圧線に触れて電気が通ってしまうと、人間の筋肉が硬直してしまうんです。
それで、身動きが取れなくなってしまうんですね。
で、高圧線というのは、発電所からゴンゴン電気が来るし、周囲の人も触れないので助けられない。
結果、長時間の電流をくらうことになり、まず助かりません。
高所作業車とか猶更ですね。

また、防護管や樹が絶縁体と言っても、雨に濡れたら抵抗はグンと下がります。
水は電気が通りますから。
その為、高圧線と電柱は、繋がっていません。
実は迂回ルートによって繋がっています。




高圧線と電柱の間には、絶縁体を挟んだワイヤーで繋がれていて、高圧線自体は、電柱をカーブして迂回させているんです。
それによって、雨の日などのショートを防いでいます。

今回、巨大台風によって、海水が巻き上げられて雨となって降り、各地の高圧線がショートしましたよね。
それは、塩水は淡水よりも、遥かに電気を通すので、従来の絶縁体が通用しなかったわけです。


怖いですね。

高圧線とはどこか。

それはつまり、電線の一番上にある、2本、もしくは3本程平行に走ってる部分です。

※この写真ですと、一番上の平行に走ってる3本

この写真の高圧線ですと、走ってる電圧は一万ボルトくらいでしょうか。
他の電線にも防護管を巻いているのは、つまり作業中に傷つけて停電でも起こしたら、大変だからですね。

因みに、体に感電する場合ですと、電圧が高いのみでは死んだりしません。

冬のセーターを着ると発生する静電気は、実は三千ボルトくらいあるんです。
普通に考えると、三千ボルトも食らうと真っ黒こげになりそうですが、ならないのは、つまり電圧が高くても電流が低いからですね。
 

良く言われる、感電での電圧と電流の関係は、電圧が高さ、電流が質量と言われています。
つまり、静電気のような高電圧低電流は、非常に高い場所から、非常に軽い物体を落とす事と似ているんです。
非常に高い場所から、非常に軽い物体を落としても、ダメージは無いですよね。
そういう事です。
 

これが逆に、低電圧高電流になりますと、非常に低い場所から、非常に重い物体を落とす事と似ています。
つまり、ダメージは大です。

高圧線はと言いますと、非常に高い場所から、非常に重い物体を落とす事と似ています。
つまり、どうしようもありません(笑)