高圧線とはどこか。
それはつまり、電線の一番上にある、2本、もしくは3本程平行に走ってる部分です。

※この写真ですと、一番上の平行に走ってる3本
この写真の高圧線ですと、走ってる電圧は一万ボルトくらいでしょうか。
他の電線にも防護管を巻いているのは、つまり作業中に傷つけて停電でも起こしたら、大変だからですね。
因みに、体に感電する場合ですと、電圧が高いのみでは死んだりしません。
冬のセーターを着ると発生する静電気は、実は三千ボルトくらいあるんです。
普通に考えると、三千ボルトも食らうと真っ黒こげになりそうですが、ならないのは、つまり電圧が高くても電流が低いからですね。
良く言われる、感電での電圧と電流の関係は、電圧が高さ、電流が質量と言われています。
つまり、静電気のような高電圧低電流は、非常に高い場所から、非常に軽い物体を落とす事と似ているんです。
非常に高い場所から、非常に軽い物体を落としても、ダメージは無いですよね。
そういう事です。
これが逆に、低電圧高電流になりますと、非常に低い場所から、非常に重い物体を落とす事と似ています。
つまり、ダメージは大です。
高圧線はと言いますと、非常に高い場所から、非常に重い物体を落とす事と似ています。
つまり、どうしようもありません(笑)