ホタル舞う夜の空 -10ページ目

復活祭 直前

ご無沙汰しております。

最近、いろいろとウダウダしてまして、すっかり更新が滞ってます。
そのくせ、皆様のブログには、実はマメにちゃんと伺ってまして、、、
コメントは残していないんですが、楽しませて頂いております。

ほったらかしている間にも、コメントを頂いたりして、どうもありがとうございました。


さて、復活祭、イースター、ドイツ語ではオースター(Ostern)ですね。

今週の金曜日がKarfreitag、祝日です。
キリストが十字架に掛けられて亡くなった日ですね。
キリスト教的には一年で最も陰鬱な祝日です。
っていうのは私のイメージだけかもしれません。

そして次の月曜日が復活祭、これも祝日。
埋葬されたはずのキリストの遺体が跡形も無く消え去り、弟子達に会いに来た、
やっぱりキリストは神から人間界に使わされた神の子だったんだ!!!
という非常にありがたい☆祝日です。

というわけで、次の月曜日のOstermontag*には、通常はミサに行き、それからOstermontagfruehstueck**で盛大にお祝いするのが、正しいクリスチャンなわけです。

*復活祭月曜日。読み方は、「おーすたー・もんたーっk」。
**復活祭月曜日の朝食。読み方は、「おーすたー・もんたーっk・ふりゅーしゅとぅゅっk」てな感じです。
こういう風に、ドイツ語って単語がどんどん付け加えられていくんですね。日本語の漢字で作られる単語みたいです。

が、

トラちゃん(彼)一家は、
とりあえず小さな街だから、子供が町や学校で孤立しないにようにと洗礼とコミュニオン***はしたけれど、あとは興味ない
というイマドキの家庭なので、何もしません。

***Kommunion、10歳前後で行われる、キリスト教社会の一員として認められる儀式のようなものです。

ホントに、何にも、なーんにもしません。
お呼ばれがない分、私は喜んでいますが。

ああそういえば、彼のお姉さんの息子(1歳8ヶ月ほど)が居るので、「卵探し」くらいはするかもしれませんね。

トラちゃんにとっては、

大型連休で嬉しいな♪

っていう意味しかなく、何曜日が祝日なのか、(外国人の)私に聞いてくるほどです。

ちなみに、この復活祭月曜日の朝食に無くてはならないのが、色とりどりに染められたイースターエッグ、ドイツ語だとオースターアイ(Osterei)と、羊の形のケーキなどです。

なぜに羊の形なのか?

教会は、キリストが人々の罪をすべてその身に引き受けて、十字架に掛けられた、自ら人間の煩悩の犠牲に見を投げ出したという風に教えているようですから、それを象徴しているのではないかと思います。

これは私の勝手な想像ですが。

それでは皆様、

Frohe Ostern!!

FromHell(2001年)

最近すっかりジョニー・デップづいてます。
先日またしてもDVDを一本獲得。


監督:アルバート&アレン・ヒューズ
主演:ジョニー・デップ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
フロム・ヘル


1888年に人々を震え上がらせた殺人狂、切り裂きジャックの謎を基に組み立てられたストーリー。
娼婦を狙って次々と殺害しては、無残に切り裂いていった連続殺人犯を追いかける警部をジョニー・デップが演じている。

孤独な生活の中で、アヘンや劇薬を使って幻覚の中に逃げ道を求めて生活している警部の危うさともろさ。
その幻覚の中で断片的に明かされる切り裂きジャックの犯行の残虐さ。
現実と幻覚が妖しく交錯する。

切り裂きジャックの動機を巡る謎については、意外と比較的早い段階から見え隠れし、あっと驚く謎解きとか、どんでん返しというような作りではない。

舞台となる街の見せ方が上手く、映像の切り方が良く飽きさせず、目を引き付けられる。

1997年にダイアナ元英国王太子妃の事故死を巡る、英国王室陰謀説をかけているように思えた。

天使にラブソングを(1992年)、天使にラブソングを2(1993年)

これまた、ずっとeBayで狙っていて、ようやく落としたDVD。
しかも、Sisters ActとSisters Act 2を一気に獲得。
juhuuuuuu!

公開されてた時、見に行きたかったんだけど、行き損ねたんだよね。
それ以来、ブランクはあったけど、なぜか忘れることができず、観たいなあってずっと思っていた
割には、レンタル屋で見つけたことがなかった作品。

主演はもちろんウーピー・ゴールドバーグ
Sister Act (1992年)の監督はエミール・アルドリーノ
Sister Act 2 (1993年)の監督はビル・デューク

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
「天使にラブ・ソングを…」 スーパー・バリューパック


トラちゃん(彼 )は、どっちも既に観ていて、

大ヒットした映画の続編にありがちだけど、2はあんまり面白くない

って言ってた。

でも、私は2も1と同じくらい良かったけどな。

いや、2の方が、コーラス・シーンに迫力があって、むしろ良かったかもしれない。
1の方は、マフィアとのドタバタ劇が挿入されているところが、いかにもって感じでちょっと物足りない。

ただ、2のクライマックスである合唱コンクール。
そりゃー、ハリウッドお得意のエンターテイメントで、コメディなんだから、大いに盛り上がってハッピーエンドはお約束なんだけど、
2位で終わった他の学校のゴスペルのJoyful Joyfulの方が迫力があって印象に残ったのでは?(汗)
というのが正直な感想。
審査員特別賞くらいの方が、可愛かったのに(笑)

Brokeback Mountain (2005年)

話題の映画を観てきた。

まずは監督、Tiger&DragonのAng Lee

と言っても、この映画(Tiger&Dragon)は見逃してしまって観ていない。

カウボーイの男同士の愛物語ってことで、ちょと話題になっているこの映画、
設定だけで騒がれるだけの作品だろうと決め付けていて、実は観るつもりは無かった。
でも結構イイ批評をもらったりもしてるのね。


全般的に静かでゆっくりとしたペースで、特に大きな事件が起こるわけでもなく、二人の愛し合う男達の生活を追って行く。

心の底から愛し合い、求め合っているのに、周囲から祝福されることがなく、
また公然とカップルになるという一歩を踏み出すことができないでいる、哀しい二人の心の葛藤を中心に描いている。


難しいテーマだなあってつくづく思ったのは、
映画自体はシリアスな調子で静かに進んでいくんだけど、
二人が熱烈にキスするシーンとか、会場内に笑いが起こってしまうのね。

これがヘテロな恋人同士なら、切ないラブ・ストーリーで笑うところじゃないんだけどね。
ホモな恋人同士が居合わせたら、傷つくだろうなあ、なんて、思ってしまった。

二人が出会ったのが1963年で、映画のラストがおよそ20年後。
あんまり覚えてないんだけど、1980年代ってホモセクシュアルに対する認識度がまだまだ低かったのかな。


二人とも、お互いへの思いを胸の内に秘めたまま、人並みに結婚して子供もできる。
4年の歳月を経て再会した二人は、もう離れられないって気持ちを認識する。
ジャックは、すべてを捨てて二人で暮らそうって持ちかけるんだけど、
カミングアウトして二人で生きていくっていう選択肢はエニスには有り得ない。
それは、子供の頃に体験した衝撃的な事件が頭から離れないから。

二人に幸せな未来は無い。
でも別れることはできない。

束の間の再会、
二人きりの愛しい時間と離れ離れの現実、
期待と絶望の繰り返し。

時間が経つにつれて、勝っていく絶望感と閉塞感。

そんな情景が丁寧に、淡々と描かれている。


メチャクチャ感動したわけじゃないけど、
有無を言わせずお涙頂戴に作られていないところが良かった。

大雪の週末

昨日の記事にも少し書いたけど、週末は、大雪♪

金曜日は雨だったのが、おそらく土曜日の早朝から雪に変わり、土曜日一日中降り続いた雪。
それでも気温は結構高く、2度か3度くらいはあったので、まるで東京地方の春の訪れを知らせる大雪のようだった。

日曜日の朝起きて、窓の外を見てみたら、、

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わーーーーーーーい。


うちの前に路駐の車たちが見事に雪に埋まってる(笑)

schnee1

赤いPoloが埋まっていないのは、前の晩に遅くまで友達のうちでゲームに興じ、夜中過ぎに帰ってきたせいです(汗)
土曜日一日ここに停まっていたと思われる先頭の青いPoloはすっぽりと埋まってますね。


ゴミ箱にもこんもり雪が、、、 30cm、いや40cmはあるかな?

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大喜びで、裏山へ散歩に!

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山を登って牧草地へ来てみたら、そこはもう素晴らしい銀世界!


牧草地の斜面はそり滑りゲレンデに変身。

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若者のグループが雪で巨像の建設中。

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前に回ってみてみたら、裸の女性だった。
ポーズからして、女神でしょうか・・・?


かたわらでは、延々と一人で雪にダイビングを繰り返す子供が居たり

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彼女に埋められている彼が居たり

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この後、彼女の方がもっと冷たい目に遭ったのは言うまでもない。


しつこいですが、一日でこのくらいの雪が降りました。

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はしゃいでます。

だって、こんな大雪、ドイツへ来て初めて!
もともと雪の少ないこの街では、過去20年間で最高の降雪量だったらしい。

とっても楽しかった☆

でも、昨日は暖かくなって(9度くらい)雨がざあざあ降ったので、大方解けてしましました。

あー残念。

Ed Wood (1994年)

大変ご無沙汰しております。

日本でも報道されているようですが、先週末、南ドイツはものすごい大雪でした。
この街でも、過去20年で記録的な大雪となりました。

金曜日の深夜にはまだ雨だったのが、土曜日の明け方頃雪に変わったのか、朝起きてみると銀世界♪
そのまま一日中ジャンジャン降り続け、深夜にはもう道路の路面にまで雪が積もっているような状態でした。

日本では死者も出ていると報道されているようですが、気温は比較的高くて、街に居る限りはそんな惨事はちょっと想像できません。

さてっと。
今日の本題は、映画の話。

前々からeBayで狙っていたんだけど、なかなか落とせなかったブツを、ようやく手に入れた。
それは、 ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督のエド・ウッド(1994年)。

ブエナビスタ・ホームエンターテイメント
エド・ウッド
実在するハリウッドの映画監督で、最低最悪の映画を作りつづけ、今日でもなお史上最悪の監督と言われつづけるエド・ウッド。
作った映画がことごとく酷評され、全然当たらなくても、そのために資金調達がどんなに大変でも、映画を作るという情熱を捨てずに、(ひどい)映画を作りつづけた。
ということで、映画界にはマニアックな彼のファンも多いんだとか。
そんな男の半生を描く伝記映画を、自他ともに認めるオタクで、彼のファンでもあるティム・バートンが作った。


アイディアだけは次から次へと、湯水のように湧き出てくるエド・ウッド。

しかし、低予算で短期間でとにかく映画を作らねばならず、また本人もシーンを作り込むことにはまったく興味がないのか、撮影は、どのシーンもすべて一発O.K.でどんどん進んでいく。

周りのスタッフが

「え、今のでO.K.??」

って感じで、引いていても、とにかく一日で何十シーンもちゃっちゃっと撮りたいエドは、

「いやー、良かったよー、完璧!」

なーんて言いながら、次々進めていく。

これでどこが映画に対する情熱??というのが正直な印象。
彼にとっては、とにかく新しい作品を世に出す、本数作るということがだいじだったのか?
ちょっと疑問。


今ではドラマ界の女王の座に君臨している(?)サラー・ジェシカ・パーカーが、エドの恋人で女優という役で出演している。
全然売れない、見事な大根役者振りが面白い。
出演作品が悪かったせいもあるんだろうけど、きれいなのに、ハリウッドではどことなーく印象の薄いサラーが演じると、なんだか妙にリアル。

別れを切り出す彼女を引き止めようとするエドが、「プードル」って呼びかけるシーンがあるんだけど、
彼女ほど、プードルっていう愛称が似合う人も居ないかも、と、笑ってしまった。
笑うシーンじゃないんだろうけど。


資金提供者に現場で、あーでもないこーでもない、と注文をつけられ、キレたエドが、近くのバーに逃げ込む。
そこで、当時既に大俳優で大監督としての名声を手にしていたオーソン・ウェールズに偶然出会う。

というシーンがある。
この、オーソン・ウェールズが、本人そっくり!
もう、、、びっっっくり(笑)

久しぶりに、「第3の男」でも観ようかな♪

ラスト近く、エドが作った映画、プラン9・フロム・アウタースペース (Plan9 From Outer Space、1956年)が、エドにとっては最高傑作なんだそう。
この映画のプリミエのシーンで、一緒に観ていた私の彼が、突然大声で笑い出した。

別に面白くもなんともないじゃん

って思ってたら、

ああー、この映画か。観たことあるよ、確かにサイテーな映画だった!!

だって(笑)

これからこの映画を観ようという人は、まず最初にエド・ウッド監督の映画を観ておいた方が、楽しめると思います。

ジェネオン エンタテインメント
エド・ウッド・コレクション

愚か者達の季節

いよいよ、カーニバルのクライマックスに向けて、街が盛り上がりを見せている

のかな?

最近あまり街に出ないので実はよく分からないんだけど(笑)


ちなみに、タイトルの「愚か者達」は、ドイツ語のNarrenの、私の個人的な意訳だ。

愛用の小学館大独和辞典で調べると、「道化者」という訳がつけられている。

でも、グループで仮装して、ガチャガチャと大きな音を立てたり大声を張り上げたりしながら街を練り歩き、パレードの後には昼間っからアルコールをあおって夜中、朝方まで大騒ぎをする有様は、人を楽しませる職業としての「道化」よりも、ストレス発散のためにバカ騒ぎをする「愚か者」の方がしっくり来るような気がする(笑)


このカーニバルが最も強烈な盛り上がり方をみせるのは、ケルンを中心とするラインランド。
毎年、11月11日11時11分にカーニバルシーズンの始まりが宣言され、毎週のようにパレードなどを各地で行いながら、クライマックスへ向かって盛り上がっていく。

この11.11.11.11っていう中途半端な並びは、バカ騒ぎが開始するのにふさわしいってことで、19世紀頃から取り入れられたらしい。
いかにも、ジョーク好き、お祭り好きなラインランド人らしい。

私が棲息する南部ドイツでは、この11.11.11.11の風習は無い。
さらにこの地方ではカーニバル、ではなくて、Fastnacht (ファスナハト) とかFasching (ファッシング) と呼ぶ。

本格的にファスナハトが始まるのは、クライマックスの直前の木曜日、Schmutzig Dunschtig (しゅむっつぃっく・どぅんしゅてぃっく) - 「汚れた木曜日」に、街の中心の市庁舎で市長さんが塔のカギをNarren(愚か者)達に渡すところから始まるんだって。

↑ 彼談。これは知らなかったわ。


塔っていうのは、中世の頃、都市を取り囲んでいた外壁の出入り口にあたる塔のことで、このカギを取られるってことは、愚か者達に主導権を握られることを意味してる、
んだと思う。

このあたりのファスナハトで一番盛り上がるのは、薔薇の月曜日。
この日、大きな街では11時11分から(?)愚か者達のパレードが行われる。

魔女や道化、悪魔、怪物みたいに仮装した人々が、グループになってガラガラと音を立て、アメや紙ふぶきを振りまきながら練り歩く。

fastnacht3

飴をばら撒くところがミソで、子供も大人も沿道に詰め掛け、夢中になって拾い集める。
もちろん楽隊も欠かせない。

村ごと、大きな町なら地区ごとに伝統の衣装があり、これはその村や地区の会のメンバーでなければ、仲間として同じ衣装を着て参加することが許されない、由緒正しいものなんだって。

fastnacht1

日本の有名な神社のお祭りで、町内会に所属する人のみが、揃いのハッピや鉢巻でお神輿を担ぐ栄誉に預かれるのと同じだね。


さて、私の居るこの地方では、愚か者達のパレードが祭りのメインになっているけど、
ラインランドでは、このパレードの他に、大きなホールで繰り広げられるショウのようなイベントももう一つのメインになっている。

実際に行ったことはないけれど、ラインランド出身の友人の話だと、市民による出し物に漫談やコメディなんかが多く、もともとは時の政治を風刺するブラックなユーモアが中心だったらしい。
つまり、祭りのバカ騒ぎに紛れて、愚か者のフリをしながら、時の政治家に対する批判をやってのけたっていうのがこのショウの意義だったんだって。

さすが、「食えないドイツ人」(笑)

       ↑  
  •  春江 一也 ベルリンの秋〈上〉     春江 一也  ベルリンの秋〈下〉


  • こんな風に、カーニバルと言ってもドイツ各地で盛り上がり方も内容も少しずつ違う。

    東ドイツがソ連をリーダーとする東側諸国の一員だった時代には、当然こんなバカ騒ぎは許されなかったはず。
    もともとバカ騒ぎをする習慣が無かったのかどうかは知らないけど、とにかく旧東ドイツ(DDR)地域では、カーニバルはあまり盛り上がらないらしい。

    っていうか、ラインランドが盛り上がりすぎだと思うけど(笑)

    1989年にベルリンの壁が崩壊し、1999年にDDRが地図から消えてしまった後、10年という歳月をかけてドイツ連邦共和国の首都をベルリンに戻したわけだけど、
    ケルンに程近いラインランドのボンから、ベルリンへと赴任しなければならなかった公務員達の中には、

    カーニバルの無い退屈なベルリンなんかに行きたくないよ(涙)

    という人が少なかれいたんだって。


    さて、今年は2月27日がバラの月曜日、28日がファスナハト、これがファスナハトのハイライト。

    宗教的には、バラの月曜日の二日後、灰の水曜日から45日間、肉、乳製品、卵を食べてはいけないという、ファステンが始まる。
    ちなみに、このファステン期間が開けると、再び大きな宗教行事が待っている。
    それが復活祭、イースターだ。


    そもそもこの祭り自体は、クリスマス同様、キリスト教が普及する以前から、民族の祭りとして存在していたと言われている。
    立春が過ぎたとは言え、夜がまだまだ暗く長いこの時期に、悪魔や魔女などの格好をして大きな音を立て、大声を上げながら練り歩くことで、悪霊などを追い払う行事が起源になっているみたい。

    教会によって認識された時に、この祭りの意味も少し変わった。

    ファステンの辛い禁欲生活入る前に、思いっきり羽目を外して馬鹿騒ぎをしてストレスを発散する。
    そして、神を信じない者、愚か者、秩序や規律無く刹那的に生きる者の格好をして練り歩くことで、こうなってはいけないんだということを市民に示すという意味もあるらしい。


    恋愛バトン☆

    新年早々にgoudas-gildeさん から受け取った恋愛バトンです。
    最近、かなりテンションのヒクーイ日々が続いておりましたもので、手をつけずにいたところ、
    気付いたら1ヶ月以上も漬け込んでしまいました。

    熟成されてます(汗)

    答えるつもりでもう一度じっくり読んでみたら、これ、結構答えにくい質問ばっかり(笑)
    恥ずかしいなあ。


    Q1,好きなタイプを外見で答えよう!髪型、顔、体型、身長、服装、職業、性格など。

    外見ってほとんど気にならないんですよねー。
    ごくたまーに、生理的に受け付けないってタイプが居るけど。
    ↑これはgoudasちゃんも書いてましたね。

    髪型: 似合っていれば何でも

    顔: まっすぐな目をしていて、人の良さそうな、ほんわかあったかい笑顔

    体型: あんまり痩せている人は嫌かも(←隣に立ったとき自分が太く見えるから)

    身長: 大きくても小さくても(同じくらいの背丈だと、踊る時楽ですよね)

    服装: その人らしさが感じられれば、何でも。でも不潔な人は嫌かな。鎖とか鋲の入った物をこれ見よがしに身につけている人も嫌です。自分に自信が無い分、武装してごまかしてるみたいで。

    職業: 本人が誇りを持って取り組んでいることなら何でも良いです。欲を言えば、やたらと理屈っぽいアカデミックな人よりも、地に足がついている堅気な職業の人が良いかも(笑)

    性格: 自分をちゃんと分かっていて、周囲に流されることが無く、他人に礼儀正しく親切に接することができるだけの強さと余裕を持っている。まず人として信頼できる。

    ありゃ、結構うるさいじゃん(笑)


    Q2. 年上がすき?年下がすき??

    どちらでも良いです。
    気が合う相手ならば。

    私が好きか嫌いかというよりも、25,6歳くらいまでは、年上の男性からしか相手にしてもらえなかったです。
    同い年か年下の男性からはことごとく敬遠されていたような・・・。ダイレクトでカドカドだったようです。
    27,8歳くらいからは、キッツイところを面白がって相手してくれる後輩(←友達として)がいたっけな。

    ドイツに来てからは、大学に棲みついているおかげで出会う男性は年下ばかりですね。
    最初は少し抵抗があったけど、年齢差とか気にしない人が多いので、気にならなくなりました。


    Q3. タイプの芸能人は??

    年上ならばルパンIII世:
    仕事ができるのに常に飄々としていて、でも社会の中の立場の弱い人達に優しいから

    年下ならばコナン(未来少年コナン)かパズー(天空の城ラピュタ):
    純粋で、信念を貫き通す強さと、人を助けようという優しさを合わせ持っているから。

    芸能人じゃないじゃん、、、。


    Q4. 恋人になったら、これだけはしてほしい、これだけはしてほしくない、という条件を挙げてください。

    誰に対しても裏表無く、礼儀正しく親切にできる人が好きです。

    だから、その反対の人はダメ。

    色んなことを、どんなことでも、とにかく話して欲しい。
    違う人間同士なんだから、100%理解し合うことなんて無理だけど、お互いの意見に耳を傾けて尊重し合える、対等な関係でありたい。

    ので、マッチョー系はパス。


    Q5.今までの恋愛経験の中でも、この人はタイプだったな、という人とのエピソードは?(片思いでも付き合っててもOK)

    いっぱい居過ぎて書き切れないなあ(笑)


    Q6.よくはまってしまうタイプを挙げてください。

    人懐っこい笑顔を浮かべて、楽しそうに話し掛けて来る、
    でも結構生意気で、厚かましかったり小憎らしかったりもする、
    理解が早く、知的で弁が立つ

    タイプは、最強の敵です。
    絶対にうまくいかないんだ、そう言うタイプとは。


    Q7.あなたを好きになってくれる人は、ぶっちゃけどういうタイプ?

    カカア天下とか、女に言い負かされるということに抵抗を持っていないタイプ。
    「自分よりもパートナーの方がしっかりしてて幸せ」とか、堂々と言い切ることのできる、懐の深いタイプ。

    じゃないと、付き合いきれないみたいです。


    Q8. どっちのタイプか答えてください。

    *甘えるタイプ?甘えられるタイプ

    とにかく甘えてくるタイプは嫌いです。

    甘えて、甘えさせてあげてっていう対等な関係が理想。



    *尽くす?尽くされる?

    100歩譲っても尽くすタイプではないので、尽くしてもらうことの方が多いかもしれない。


    *嫉妬する?嫉妬される?


    相手との力関係や、状況によって色々。
    相手の心がここにあらずっていう雰囲気を察知すれば、そりゃあ嫉妬します。
    でも相手がちゃんと向き合ってくれることを感じていれば、女の子と会っていようが、嫉妬しません。


    Q9.最後にバトン渡す人を5-10人で答えてください。

    このバトン、もうかなり回っちゃっていると思うんですが、、、。
    まだ回っていない方、是非受け取って下さい。



    母と娘2

    保育園の卒園式が近づいた頃だった。
    当時私が大好きで、毎日くっついて歩いていた先生から聞かれた。

    〇ちゃんは、大きくなったら何になるの?

    先生はどうも、

    保育園の先生になる~

    という子供らしい無邪気な答えを期待していたらしい。
    私があんまり毎日毎日くっついて歩くので、保育園や先生が大好きなんだと確信していたようだ。

    しかし、私の答えは違った。

    えーとね、小学校に行って、中学校に行って、高校に行って、それで、大学に行くの!

    その時の先生のビックリたまげた顔を、今でも覚えている。

    そりゃあそうだろう。
    女子の大学進学率が、まだまだ20%を切っていたような時代なんだから(笑)

    物心ついた時、保育園に通う頃からすでに、母から子守唄のように言い聞かされていたことがある。

    男はバカでも何とかなるけど、女はそれじゃ相手にされない。
    同じレベルの男と女が居たら、社会は間違いなく男を取る。
    だから女は常に男よりも優秀でなければならない。

    激しいでしょ(笑)

    第2次大戦が終了した時にまだ小学校の低学年だった私の母は、
    戦中・戦後の辛く厳しい時代を、家族全員で力を合わせて乗り越えた。

    早く独り立ちしたい、一人前に稼げるようになりたい、それだけを毎日毎日考えていた、らしい。

    高校、大学とトップに近い成績で卒業し、ようやく就職してみたら、
    あからさまな男女差別を目の当たりにした。

    どんなにか悔しかったことだろうと思う。

    高校でも大学でも常にバカにし続けてきた男に、
    全く能力もないくせに男だというだけで会社の序列に組み込まれていた(by母)上司に、ただ従わなければならなかったのだから。

    幼児の頃から、呪文のように「男に負けるな」と叩き込まれてきた娘は、


    そんな競争はめんどくさそうだと感じ、


    はじめっから不参加を決め込んだ。

    いや、計算外だったね。


    正直なところ、男を真っ向から目の敵にするような母の戦闘態勢は、激しすぎた。

    女である以前に一人の人間でありたかった。

    生まれてきてみたら、たまたま性別が女だった、
    私にとってはそれくらいの意味しか持ってなかった。


    人はともかく、自分が納得のいく生き方ができればそれでいいわ

    と、娘はのん気に生きることを望んだ。


    ちなみに、この臨戦態勢に一番頻繁に巻き込まれ、とばっちりを食らう被害者は、言うまでもなく私のだ。

    しかし私の父もまた母に負けずと劣らぬつわもので、右から左へ聞き流し何も頭に残らない、という必殺技を駆使し、被弾を避けている。
    この戦法が、しばしばさらなる怒りを買ってしまうことが、欠点といえば欠点だが。

    言われっぱなしで情けない親父だと思っていた時期もあったけれど、
    この父が居たおかげで私たち兄妹は、母の怒号にもひるまず、あっけらかんと自分勝手に生きていられるんだなとつくづく思う。


    戦中・戦後の混乱期を生き抜いてきて、さらに男女不平等な社会で戦い抜いて来た世代の母は常に、

    働け、生活の地盤を、経済的な安定を築け

    と、せっつく。

    高度経済成長期のお祭り騒ぎの中で育ってきた娘は、
     

    まあ、いざとなれば何とかなるでしょう。

    と、のんびりぼーっと過ごしている。

    生き抜くということに対する危機感が、二つの世代の間で決定的にずれているようだ。



    母と娘

    実は私、母と一緒に料理を作ったことが無い。

    母が普通に働いて我が家では、早く帰ってきた者が夕飯の支度しなくてはならないという鉄則があった。

    ものぐさな私は、だからわざと部活だなんだって遅くに家に帰ってきたりしてたんだけど、
    試験前1週間や試験期間中は、部活は禁止だったし、
    一応は勉強(しているフリ)もしなくてはならない。

    小遣いが掛かってたからね。

    そうして母よりも早く帰ってくると、
    洗濯物を入れ、夕食と翌日の朝食のための買い物に行き、夕食の支度をしなければならなかった。
    しなければならなかったけれど、しなかった日も当然ある。
    夕食の支度だけはしていたけれど。

    おかげでイヤイヤでも家の事をやらされ、ひと通りのことはできるようになったのだから、それはそれで良かったと今では思う。

    でも、今でも納得のいかないことがある。

    それは、私が台所で家族6人分の夕食を作るために格闘しているところへ母が帰ってきたりするとまもなく、

    洗濯物が入れてない
    明日の朝食の買い物ができてない etc.

    という突っ込みから始まり、
    しまいには、


    グズ、のろま、あんたのそばにいるとイライラしてくる


    という罵倒にまで発展することだった。

    私の母は完ぺき主義な人なので、料理が終わったと同時に使った鍋や包丁、まな板などもきれいに洗われて片付いていないと気が済まない性質だ。
    当時、家事歴数年、グズでのろまな私にそんなことができるはずもない。

    っていうか、

    生来怠け者の私は、はなっから彼女の言う「完璧」なんて目指していない。

    大体において、頭ごなしに怒鳴られた時点で、反抗心で煮え繰り返っている。

    でもさ、せっかく中学生や高校生の娘が主婦の真似事をしようと、彼女の能力の範囲で精一杯頑張っているのに、頭ごなしに否定するかな?

    というわけで、何度かの怒鳴り合いを経て、
    私が台所で働いている時は、母は帰ってきても手伝わない、ソファで横になって新聞でも読んでやがれっていう暗黙のルールが成立した。

    もちろん、母が台所で働いている時に私が居れば、盛り付けだのテーブルのセッティングだの洗い物だのと、私がサポート役をこなすのは言うまでもない。

    誤解の無いように書き添えておくけれど、別に虐待されていたわけではない。

    母は、きつい人だけど、正義感が強くまっすぐな上に、気が回り頭が回りすぎるために、外に出ると精一杯建前の世界で生きている。
    同僚や自分の仕事のために、上司に噛み付いてケンカを売るなんて日常茶飯事だった。
    管理職になって現場から離れるよりも、現場で吠えることを選択した人だ。
    仕事も家事もちゃちゃっと迅速かつ完璧にこなすことに誇りを持っていた。

    しかしその反面、家に帰ってくると、思いっきり本音の世界に生きていた。

    彼女は、何もかもが自分の描いた通りに運ばないと気が済まないところがある。
    自分が目指す完璧さを、家族の私たちにも当然の如く求めた。
    家族が彼女の描く通りに行動しないと、容赦なく追い詰め、頭ごなしに怒鳴り散らし、罵倒した。

    そして、それに全く応えることができない

    どころか、

    応えようという気力もない、マイペースでいい加減な彼女の家族が居た、、、

    まったく悲劇としか言い様がない。

    いや、喜劇かも。