ホタル舞う夜の空 -12ページ目

歓びを歌にのせて(2004年)

久しぶりにスウェーデンの映画を観て来た。
タイトルはドイツ語でWie im Himmel、スウェーデン語ではSå som i himmelenで、英語だとAs It Is in Heaven。

子供の頃から魂を揺さぶるような音楽を作ることを目指して、音楽だけに打ち込んできた少年ダニエルは、才能をますところ無く発揮して世界的に有名な指揮者として大活躍するようにまでなった。
ところが、無理に無理を重ねてきたせいで、突然コンサートの直後に倒れてしまう。
いつ倒れるか分らないという大きな爆弾を抱えたダニエルは、子供の頃過ごした田舎の小さな村に戻ってくる。
いじめられた嫌な思い出しかないはずの、スウェーデン北部の、世間から忘れ去られたような小さな小さな村。

”生まれて初めて、スケジュールは空っぽだった”

突然の世界的な有名人の移住に村の人々は、浮き足立つ。
どこに行っても好奇の目で見られ、村のコーラス隊について話し掛けられることに最初は抵抗を感じていたダニエルも、いつしかこの愛すべき人々と交流を始める。

再び音楽への情熱を取り戻していくダニエル。
ずっと目指してきた、生身の人間の魂の底から湧き上がってくるような本当の音楽を。


スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの北欧の映画は、気がつくと逃さずに観るようにしている。

今まで観た映画はほとんどが、過疎化やアル中などの社会問題を描きこんだ人間のドラマだ。
登場人物がみんな、シリアスな問題を抱えている。
非常にリアルな背景を描きつつ、その人々が一生懸命生きていたり、前に進もうとするひたむきな姿を描く。

テーマもストーリー展開も、特に目新しいわけでもなく派手さも無いんだけど、性善説のように人間の本質を温かく見守る視点と、ほのぼのとしていてユーモアあふれるエピソードが心地いい。

監督のカイ・ポラック氏は、スウェーデンのベテラン監督であるらしい。

映画のWebサイトはこちらから

日本でも、2005年12月17日より渋谷のBunkamuraル・シネマで上映されているらしい。


ラブラブなデートとかには適さないかもしれないけど、
最近ちょっと疲れてるわ、とか、忙しい毎日に振り回されて心がすさんできちゃうわ、とか、どうもギスギスしちゃうのよねって時に、ホッとできる映画だと思う。

プレッツヒェン作り

予告どおり、週末にプレッツヒェンを焼いた。

作った人:彼、彼のタンデムパートナー。

うちのキッチンはとっっっても狭いので、3人で作業するのは無理。

ということで私は大喜びで泣く泣く辞退した。

作ったのは、ヴァニラ・ギプフェル。 私の一番好きなプレッツヒェンをリクエストしておいた(笑)
これは、バニラ・シュガーをたっぷり入れて作る、ほのかに甘くて、口当たりがサックサクのクッキー。
作るのも結構簡単らしい。

男の人が二人でクッキー作ってる姿って素敵、、、うっとり☆

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材料を混ぜたらこねてこねて、棒状にまとめて、

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形を整えたら準備完了。

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ヴァニラ・ギプフェルのギプフェル(Gipfel)は、もともと山頂という意味だけど、
そこから角(つの)型のパンもギプフェルと呼ばれる。
例えば、フランス語でいうクロワッサンもドイツ語だとギプフェル。

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焼き上がりはこんな感じで。

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焼き上がりにバニラ・シュガーとパウダー・シュガーを混ぜたものをまぶして、、、

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あまったシュガーをこれでもかと、上から振りかけて、出来上がり♪

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とっても美味しくできました。
彼が作ってくれたグリューヴァインで乾杯☆



ちなみに晩御飯は、私が作ったカレーでした。

一応、私もちょっとは貢献したのよってことで。

献血する?

たーやんさんのブログ、「沖縄はちゃめちゃ移住記」で、献血についての記事(献血した事ありますか?) を読んで、忘れかけていた悔しさが胸によみがえって来た、
ので、TBさせていただきます。


私が高校生、大学生の頃(1.5昔くらいですわ♪ 、、、いやもう少し前か)

献血をするには血圧が100以上なければできないよ

と、献血マニアの友人が常に自慢気に言っていたので、そうなんだと思っていた。

当時、最高血圧がギリギリで100なかった私は、

あー、私も困っている人のために献血したいけどダメなのね

と、自分が漫画の弱いヒロインでもあるかのように、献血できない自分に酔いしれていた(?)

かどうかは定かではないけれど、はなっからダメと決めて掛かって、献血所には近づいたこともなかった。



さてさて、ドイツへ来て数年が経った。

切り詰めに切り詰める貧乏学生生活の日々、

献血するとお金がもらえるらしいよ

へええ(う、それはとっても魅力的かも、、、)

なーんて会話もあったけど、献血所とは縁のない生活をしてきた。


数年前、ひょんな事から休暇を利用してシベリアのエクスカーションに参加することになった。

参加者が用意しなくてはいけないもののリストの中で、ヴィザ招待状というお決まりの書類に混じって、絶対的な異様な存在感を放っていた項目がある。

HIVネガティブである証明書

一瞬、冗談かと思った。

しかし、「学術交流」という名目で実施されるエクスカーションで、大学施設を利用したりするため、ドイツからの入国者は全員、HIVネガティブである証明書を提出せよというお達しなのだった。

検査自体は、病院に行けばすぐにしてもらえる。
しかし、お金が掛かるじゃないか。
そうでなくてもヴィザだ招待状だって何十ユーロも掛かっているのに。
旅行の準備でも色々買い揃えなければならないものがあるし、できるだけ出費は控えたい。

そんな時に、一緒に参加した友人から朗報が伝えられた。

その1
市の健康局で無料のHIV検査をしてくれる。
→ しかしこの検査は無記名式で、検査結果にも名前が入らないので、即刻ボツになった。

その2
献血すると、その血液はまずありったけの検査に回される。
当然HIV検査もする。
HIVだけではなくてその他の病気の可能性も検査されるから、自分の健康がチェックできてお得だし、その検査の結果にはちゃんと名前も入っている。
(しかもしかも、もしかしたらお金ももらえるかもよ♪)

ということで、不純極まりない理由で、献血に決定!

早速大学病院の献血センターを探して突撃したのだが、、、

ドイツの献血はなんと、男も女も関わりなく、500ml。

500ml!

0.5リットルもの血液を抜き取られる。

これは、小柄な女性にはたまらない。

というわけで、体重50キロ以上と設定されている。

これが第1難関。

普通は体重は自己申告制なのに、問診する女医さんに疑われ、体重計へ。
服を着ていたせいもあって、何とかクリア♪
女医さんに思いっきり苦笑されながら、

んんんんんん、まあ、良いわ


と見逃してもらった。

しかし、本当の難関は、血圧検査と鉄分検査。

へ?(あらおかしいわね、測定器が壊れたかしら)

っていう顔をした検査のおばちゃんが、何度も何度も血液を取って検査機に差し込んで、測り直す。
そのたびに違う指先に針を刺され、血を絞り採られる。

、、、鉄分の値が、おばちゃんの簡単な検査機では測れないくらい低いらしい、、、。

結局、変な紙を渡され、献血室へ。

クリアか?!

と思いきや、鉄分をきちんと測るために、腕から採血され、おばちゃんのよりももっと高性能な検査機で鉄分を測っているらしかった。

鉄分検査まで終わると、必ずその日の担当医が問診をする。

鉄分が低すぎるからね、今日は止めておきましょうね。
鉄分を補給する錠剤をあげるからね、これ飲んで、一箱飲み終ったらまた来て下さいね。

シベリアへ出発する直前まで3度くらいチャレンジしたけど、何度やっても結果は同じだった。

貧血とまではいかないんだけど、献血するには低すぎますね。

女性には多いんですよ。

と慰められ(?)たり、

ちゃんと肉食べてる?

なんて笑われた挙句、帰される。

毎回鉄分の医療用サプリメントを1,2箱もらってきたからお得といえばお得かもしれないけど、
でもサプリメントってどうしても好きになれない。

ので、飲んでいない。
できるならば、肉やドライフルーツを摂ることで解決しようと思ったから。

結局、シベリア出発までに日がなくなってきたので、ホームドクターのところで検査をしてもらった。
25ユーロも掛かった(涙)

シベリアから帰ってきてからも、懲りずに何度かチャレンジしたんだけど、毎回たどり着くのはドクターの問診まで。
いい加減アホらしくなってやめてしまった。


ちなみに、献血をすると飲み物の自販機のコインをもらえたり、簡単な食事(パンとジャム程度)が出されたりするらしい。

でもお金がもらえるのは2回目からなんだって。


我ながら、なんとも不謹慎ですね。
お金のため、というのは本当に食べられなくなった時のための、最後の最後の切り札のつもりですが、
定期健康診断もない生活をしていると、
献血することで、同時に自分の健康状態がチェックできるというのはとても良いシステムだと思います。


さて、30代も半ばに突入し、血圧もギリギリ100の大台に乗るようになった今日この頃。
っていうか、たーやんさんのブログを読むと、100以下でも献血できるのね、、、。


今なら日本で献血できるじゃーん。

と、思ったら大間違い。

BSEの嵐がヨーロッパを吹き荒れ、日本の人々がこの得体のの知れない病気がいつ日本に上陸するかと戦々恐々としていた頃、

半年以上ヨーロッパ地域およびBSEに感染した家畜の確認されている地域に居住した人の献血を禁止する

と、日本政府が発表したのでした。

なあんだ、私、もう一生献血できないじゃない。

って、これ、もう撤回されたのかな?
何年も前の話だし。

ニコラウス

朝、オフィスのPCの前に、、、

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きれいな包装のチョコレートが二つ。
それから、
ピーナッツとミカンとニコラウスの形をしたチョコレートとボール型のチョコレート。


ああ、そう言えば今日、12月6日は「Nikolaus」。
ニコラウスのおじちゃんが、良い子にプレゼントをくれる日。
聖人ニコラウスっていうのは、4世紀に実在したビショッフ(司教)で、子供達の守護神とされている。

ニコラウスの日の前の晩、子供たちは寝る前にドアの前に靴下や長靴などを置いておく。
朝、目が覚めるとその靴下にはピーナッツ、ミカン、チョコレート、レープクーヘンなどの甘いものがぎっしり詰められている。


、、、え?
ドイツには、ニコラウスがもう来ちゃったの?

じゃあ、12月24日の深夜には誰が来るの?


Christkind(赤ちゃんのキリスト)だよ。
その日キリストが生まれた。
だからお祝いするんだよ。
お祝いだから人々は贈り物をし合うんだ。

とのこと。

ちなみにイブの深夜に子供たちに贈り物を持ってくる、世界各地で大活躍、日本でもよく知られている「サンタクロース」は、Weihnachtsmann(ヴァイナハツマン)と呼ばれる。
直訳すると、クリスマスマン。
ウルトラマンの親戚みたい(笑)

オフィス・メイトのカロも向かい側で歓声を上げている。

あー、ニコラウスが来た♪

これはきっと、向かいのオフィスのオリ-ニコラウスとサラ-ニコラウスに違いない、、、。


そして、夜、フラメンコのレッスンが終わって8時ごろ家に帰ると、誰も居ないキッチンに、、、

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きゃー♪
ここにもニコラウスが来た~♪

私と彼に、クッキーやチョコレートで作ったお菓子の家が1つずつ、
それに、ニコラウスのチョコレートと雪だるまのチョコレートが横に添えてあった。

これは、ルームメイトのディ-ニコラウスからの贈り物だった。

しかも、このお菓子の家は手作り!!

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家の中にグミベアが鎮座している(笑)
かわいーーーーーー!


さて夜中、恒例のMaenner-Abend(ボーイズ・ナイト?)から帰ってきた彼がなんだかいっぱい抱えてる、、、。

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またニコラウスだー☆

彼が仕事を終えて工房の前に停めてあった車に戻ってきたら、車の中に置いてあったらしい。
彼は実家のある町で働いているし、車のスペアキーは両親が持っているから、こんなサプライズを用意してくれるのは彼の両親しかいない。

それもちゃんと彼の分と私の分と二つ♪


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中身はやっぱり、ニコラウス・チョコレートとピーナッツとミカン。

ニコラウスの日に、こんなにたくさんの贈り物をもらったのは初めてで、朝から夜中まで喜び続きの1日だった。


そして!!
ニコラウス・セットと一緒に置かれていた缶の中身は、、、


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ママお手製のWeihnachtsplaetzchen ヴァイナハツプレッツヒェン
クリスマスの時期になると各家庭で作られる色んな種類のクッキーだ。

この時期になるとお店でももちろん売られているけど、そんなに難しくないので、手作りする人も多い。
それに、プレッツヒェンを作ること自体が、大切なクリスマスを迎える準備であり、この時期の楽しみの一つでもある。

ドイツでは、ママが手作りのプレッツヒェンをニコラウス・チョコと一緒に、実家から遠く離れた地で大学に通ったり働いているいい年した子供に、小包で郵送してくるなんていうのは、ごく普通の話だ。


実は、私たちも今週末に作る予定、、、

っていうか、彼が作る予定(笑)

冬の日の楽しみ(?)ハト編

木曜日のお昼頃、たまたま通りかかった町で一番大きな広場。

この広場に月曜日から土曜日まで、毎日朝から昼過ぎまで市が立つ。
この町は観光都市でもあるから、市は平日でも大賑わいだけど、
クリスマスマーケットの開催されているこの時期、
寒いにも関わらず大勢の人出で賑わっていた。

気温は2度くらい?5度は無いだろう。

その、広場のはしっこを流れる水路。

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ゴクゴクゴク ゴクゴクゴク

美味しいかい?

そんなにのどが乾いてたの?
広場のスタンドで売ってるソーセージの切れ端でも見つけて食べたのかい?

まっくら森から流れ出た水が川になって町の外側を流れている。
そこから引いてきた水。
この町の水は質が良い。


大胆に、翼を広げ、水にくぐらせ、お腹を水に沈めて、

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バシャバシャ バシャバシャ バシャバシャ

人がすぐそばを通り過ぎても知らん顔で

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ザブザブ ザブザブ ザブザブ

君たちきれい好きなんだねえ、ちょっと見直したよ。

でも君たち、寒くないの?

と、よく見たら、水の中に座り込んでくつろいでいるじゃないの?!



ひょえええぇぇぇぇぇっ

水温は一年を通して温度の変化が小さいから、今でももしかしたら10℃前後あるのかもしれない。
それなら5℃以下の気温よりは温かいことになるけれど、、、

でも、水路の水深は浅いから、流れているうちに大気と溝に冷やされて気温近くまで下がってるんじゃ、、、
それに水は常に流れてるから、体温は奪われつづけるんだけどな、、、

そう言えば、ハトの体温ってどのくらい?低いのかな??

写真を撮ってる私は指がかじかんできちゃった。

君たちは気持ち良さそうに見えるけど、
Brrrrrrrrrrrrr、見てるだけで寒くなってくるよ。


さっそくグリューヴァインだ♪

早速行って参りました、クリスマスマーケット!

彼と、彼のタンデム・パートナー(日本人)と3人で、
人であふれ返る土曜日の午後の街なかへ。

ドイツでは、外国語を勉強している人が、その外国語のネイティブと語学の交換学習をするシステムをタンデムと呼ぶ。

「今年のクリスマスマーケットはどんなだろうねえ」

なんて言いながら、ブラブラとスタンドを見て歩いた。
この街のクリスマスマーケットは、私にとってはもう6回目くらいだけど、出ているお店もほぼ例年と変わりなく、さらにそれぞれのお店の立つ場所までほとんど変わらない。
そのせいか、来慣れた商店街を散歩しているみたいで、親近感を感じる。

ツリーのオーナメント窓の飾りなどを売るスタンド。



ミツバチの蝋100%で作ってあるろうそく、色とりどりのろうそくのスタンドは私も大好きで、行くたびについ足が止まってしまう。



このWax100%のろうそくは、ほのかに蜂蜜の甘い香りがする。
ドイツ人にとって、クリスマスには欠かせない、らしい。

それからギフト用の置物や飾りを売るスタンド。
でもこういう物を買おうと思ったら、結構な予算を用意しなければならない。
工芸品、民芸品などは多くが手作りで、一目見ても分るくらい、手にとってみればさらに納得いく上等な質だ。

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人が集中するのはやっぱり、飲み物や食べ物を売っているスタンド。
食べ物と言えば、まずはソーセージ、ドイツだからね。
それにフラムクーヘン。
薄ーいピザのような生地にホワイトソースをぬって、燻製肉なんかを乗せてオーブンや窯で焼いた食べ物でこの地域の代表的な農家の食べ物。

甘い物の代表格はレープクーヘンかな?
これは、シナモンとチョウジがたっぷり入っている焼き菓子で、表面にメッセージが入っていたり、名前を入れてもらったりもできる。

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日本ではドイツのクリスマスケーキと言えばシュトーレンが知られているけど、
この地域のクリスマスの焼き菓子と言えば、本来はFruechtebrotフリュヒテブロート、直訳すればフルーツパン。
ドライフルーツやナッツ、それにシナモンやチョウジなどの香辛料をたっぷり入れて焼いたパンで、手にずっしりと重い。
伝統的な、クリスマス第1日目25日の朝食なんだとか。

さて、ちょうどお昼時に行った私達が、買ったのは、焼き栗!

そしてこれ↓

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なんだこりゃって思うでしょ。

Striebleシュトリーブレというもの。
この地方の方言です。辞書にはまず載っていないでしょう。

パンケーキの生地みたいなタネを、油の中にトローっと流し落として揚げて、キツネ色に揚がったところに、上から粉砂糖をふりかけたもの。
生地自体はほとんど甘くなくって、粉砂糖がほのかに甘いという非常にシンプルな食べ物。

でも、大人気。

バリエーションで、アップルムース(リンゴを蜂蜜などで煮てミキサーでペースト状にしたもの)と一緒に食べることもある。


寒いねえって言いながらクリスマスマーケットのスタンドの前でグリューヴァインをすすり、おしゃべりをするのって、すっごく幸せ。

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今年は何倍飲めるかな何回行けるかな~♪

彼はなんと10杯券を購入!
↑ 8杯分払って10杯飲めます。
そして早速1杯おかわりしていた、、、2杯も続けざまに飲むなんて信じられない。

加熱してあるから多少アルコール分は飛んでいるだろうけど、結構きつい。
それにね、甘いの、すんごく!
だから私は、大好きなんだけど1杯飲むのがやっと。

私の毎年の楽しみは、グリューヴァインを飲むことももちろんだけど、このグラスを集めること。
この町のグラスには何年って入らないのがちょっと残念だけど、毎年まだ持っていないデザインを捜し求めては、持ち帰る。
そのため、家の食器棚には10数個のグラスが並んでいて、遊びに来る友達にあきれられる、、、。

もちろんデポジット付きです(1ユーロ)。
盗んでるわけじゃあないの。
グラスだけを購入することもできるんです。

いよいよ

今週の月曜日から、クリスマスマーケットが始まった。



歯医者の帰りにたまたま通りかかった旧市庁舎広場、平日の午後2時だというのに、もう大賑わい☆

君たち、ヒマなの??

、、、いいなああああああ。



って、もう??


クリスマスまでの4週間をアドヴェント(Advent)と呼ぶ。
正確に4週間ではなくて、日曜日が4回だ。

他の国ではどうだか知らないけど、ドイツではこのアドヴェントのために、アドヴェンツ・クランツと呼ばれるリースを用意する。
ドアや壁にかけるのではなく、水平にテーブルの上などに置いて飾る。

クランツの上には4本のろうそくが立てられていて、日曜日ごとに一つのろうそくに日が灯される。
最後のろうそくに火が灯されると、次の週末が来る前にクリスマスがやって来る。



↑ イメージ図。 www.weihnachtsbaum.de で購入できます。

その第1アドヴェントが今週の日曜日。

クリスマスマーケットは、クリスマスを迎えるための準備のために立つ市だから、本来はこのアドヴェントのシーズンが始まってから開催される。

この町は観光地だし、クリスマスマーケットも結構有名なので、いつもちょっと早めに始まって、23日までバッチリ毎日やっている。
いつもなら7時、8時には店が閉まってしまうのに、クリスマスマーケットは9時半くらいまで開いているのもビックリだ。

ホントにすごいことなんだぞ!

「ドイツ人も、やればできるじゃん」

なんて言葉が外国人の口からもれる(ププッ)



スタンドはモミやトウヒの枝で飾られていて、
夜になるとたくさんの小さな灯りがともる。
5時過ぎにはもう夜中みたいに暗くなるこの季節。

温かい光であふれ、友達や仲間、家族と集って楽しそうに談笑する人々であふれ返るクリスマスマーケットは、一年のうち一番夜が長いこの時期を乗り切るのには欠かせない。

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さて、クリスマスマーケットと言えば、Gluewein、グリューヴァイン、ホットワイン!!

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待ってろよぉ。

ちょっと良いこと

先日、ebayで競り落としたDVDがようやく届いた♪



よく見もしないで、運良く競り落としたは良いものの、届いたお知らせメールの振込み先を見てビックリ。

〇〇Bank Tirol

チ、チロル?
チロルって、もしかしてあの「Anton aus Tiro~l ♪」のチロルかな、、、
、、、それともバイエルン州南部の隅っこの方の秘境に、チロルと呼ばれる地方があったりして (← ない!

そう、出展者はオーストリア在住。
振込先の口座も当然オーストリア。

私が口座を持っているC TIBANKは、インターネットバンキングから海外送金ができない。

海外送金ったって、オーストリアなんて国内みたいなものじゃないのお(←失礼)
それにEUなんだしっ
大体C TIBANKってマイナーだから街の中心部に一箇所しかなくて、普段町まで行くことのあんまりない私にとっては、とっても不便、、、

と、文句を言ったところで始まらない。

渋々、街なかの支店まで行って、送金手続きをした。
って、比較的簡単だったけど。

もう一つ、私を憂うつな気分にさせていたこと、それは、海外送金ということで、手数料を払わされるのではないかという点だった。

たかだか8ユーロくらいの送金で手数料なんか取られたら、ギャグだ。

「どこですか?オーストリア?それなら送料は掛かりません」

ホッ

そしてそのDVDが先週末に届いた。

封筒を開けてDVDを取り出す。

ん?
まだ何か入ってる、、、

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「Viel Spass und gute Unterhaltung!
Liebe Gruesse
Evelyn」

「楽しんで、良いひと時を!」

Liebe Gruesse は訳しようがないな、、、。
ドイツでは主にごく親しい間柄で用いる挨拶で、すごく親近感を感じる。
見ず知らずの相手に対して、この挨拶を使うのは、オーストリアの、いやチロルの習慣なんだろうか??
グミのミニパックが二つも添えられていて、とってもカワイイ☆

小さな気遣いがすごくうれしかったのでした。

ありがとう、エヴリン!
DVDは今晩観るよ!

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さよならゲアハルド

とりあえず、ゲアハルドシリーズ完結篇です(どうでも良いですね、そんなこと)。
このタイトルをいつ出そうかと、機会を狙っていました。

うちのはなちゃん(Blogペットのうさぎちゃん)たら、この間、『ゲアハルド♪』と言ってくれました。

そのうち『便器♪』と言われるんじゃないかと、毎日ドキドキしながらクリックしてます(笑)



さて、総選挙後、(CDU/CSUがGruenの抱き込み連立政権を諦めてからというもの)着々と進められていた、CDU/CSUとSPDの赤黒大連立政権の調整も終了し、
昨日の12時、ようやく連立政権発動へ向けての契約が交わされた。

連立政権を発足させるのに、『契約』するってところが、事務手続きフェチのドイツ人らしいと思う、、、。

ちゅーす、げあはるど

で、首相辞めたら何するんですか?

「私は、優秀な弁護士ですから、皆さん、法律問題で問題を抱えていましたらどうぞ☆」

引退した政治家は、経済界で相談役として重宝されるらしい。

とりあえずのんびりUrlaub(休暇)でもして、飛び込んでくるポストをゆっくりと並べて吟味してから、身の振り方を考えようというところだろうか。

なんと、ロシアのプーチンが国営企業のポストを提供するのでは、とか、いやいや銀行家としてN.Y.に行くんじゃないか、などの憶測まで飛んでいる、、、。

”彼は今、人生を楽しんでいる(シュレーダーの伝記著者、Jürgen Hogrefeの言葉)”

そりゃあそうでしょ。


さて、これで議会が召集され、メルケル氏が首相に推薦され、過半数の支持を受けて承認されれば、
アンジーちゃんは晴れて、旧ドイツ民主主義共和国(旧東ドイツ)出身で、ドイツ連邦共和国初の女性首相となる。

これはちょっとすごい(かも?)

『女性が首相になる』

ことではもちろんなく、

『旧東ドイツ出身の政治家が、その国を吸収合併(というと表現が悪いだろうか?)した(旧西ってか、現東西)ドイツのボスになる』

ということが、なんだかちょっと面白い。

これからどうなるのか、わくわくしながら情勢を見つめている(やっぱり他人事だから、ね)。

この難しい時期にわざわざ大連立というさらに難しい状況の上で首相になりたがるくらいだから、
よほど自信があるのか、初の女性首相というタイトルに魅力を感じているのか、とにかく野心家でないはずはない。

この一見非常識とも思えるような大連立政権。

だってそうでしょ、過去にも一度大連立時代が合ったらしいけれど、戦後の歴史の中で常に対立して与党の座を奪い合ってきた2大政党が大連立を組むとなったら、お互いのポリシーを曲げることににもつながる。

しかし、ひょっとすると意外と上手くいくのかもしれないという気もしないわけでもない。

今みたいな八方塞がりの状況を打破するには、大々的な社会保障制度の見直しや税制改革、経済政策が絶対に必要。
でも、与党と同じくらい影響力のある大きな政党が常に違う主張をして邪魔したら、改革ができない。
こうして、同じ囲いの中に一緒に閉じ込められて、協力して脱出しなさいと言う状況になれば、とりあえず手を組むしかないものね。

ま、この大連立も、前回のように数年でケンカ別れすることにはなるんじゃないだろうか??

大体無理なのよ、価値観の違う二つの政党が、同居するなんて。

市街地の中心で便器に遭遇

今日、昼過ぎに、街の中心部で路面電車を待っていた。

すると、
冬が近づいたことを感じさせる冷たい雨がシトシト振る中、
人々が多く行き交う昼下がりの街のど真ん中で、

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うずくまって便器に頭を突っ込みそうにしている女性が!

おいおい。

苦しいのか、無言で体を前後に揺さぶっている。
その様子からいって、飲みすぎ/二日酔いで便器に吐いているようにしか見えない。


うえぇぇぇぇぇぇぇ、
見ているこっちまで気分が悪くなりそう。
今しがた昼ご飯食べたばっかりなのにぃ(涙)

コレは一体何?

飲みすぎ/アル中撲滅のキャンペーン?
アル中に救いの手を差し伸べる奉仕団体の宣伝??
それとも、絶対に汚れがつかない新しい素材を使ったトイレの宣伝???

正解は、







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”あなただって、便器から水を飲んだりしませんよね”

”それならなぜ毛皮製品を身につけているのですか?”


なんと、毛皮製品の廃止を訴えるキャンペーンのパフォーマンスだった。

ああ、ってことは、体を前後に揺さぶっていたのは、苦しくってもだえていたのではなく、水を飲んでいたのですね、、、。

・・・・・。

しかし、、、

便器から水を飲むことと、毛皮を着ることを共通項として結ぶこのパフォーマンスが、どうもしっくりこない、、、

なぜ?

そりゃあ、人目を引くパフォーマンスだから、たくさんの道行く人がビックリして足を止めていたし、キャンペーンとしては成功と言えるのかも知れないけど、
センセーショナルならイイってものでもないでしょう。

いや、イイのか??

個人的には、毛皮には興味もないし、正直言って不気味。
毛皮を持っているとその動物の霊に祟られそうな気がする。

それに、毛皮を取るためとか、ゲーム感覚で、勲章としての角を手に入れるため、牙を売るためだけに、肉を食べるわけでもなく、生き物を殺す感覚って理解できない。
ドイツでは狩猟が『伝統あるスポーツ』として根付いているけれど、殺しておいて肉には見向きもしないような人には、遊び感覚で狩猟なんかして欲しくない。

なーんて風に、考えさせられている私は、すっかりこのキャンペーン効果の一部と化していますね(笑)


引き続き、キャンペーンについてのリポートを。

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”毛皮製品は殺戮

すごい、直接的(汗)

私としては、こっち(↓)の方がセンスが感じられるし、スマートだし、好きだけど。

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”毛皮を身にまとうくらいなら、裸でいる”

そういえば、毛皮の廃止を訴えるヌードのデモが毎年行われてますね。



お別れに、別のアングルでもう一度♪



雨の中、お疲れ様でした。