簡単にできる!!発達障害がある子へのサポート『46』
ご覧いただきありがとうございます。□ このブログの内容 特別支援教育に役立つ□ あなたが得られること LD、ADHD、(高機能)自閉症、アスペルガー症候群… 発達障害がある子どもたちへの 具体的な支援のしかたを、 学習面・生活面・行動面から紹介 ※この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけられています。□ 信頼性 私は、小学校教諭を定年退職しました。 その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。 学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。 現在も、特別支援学級担任として勤務しています。 そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。今回は、45回目になります。過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。☆☆☆ 生活面におけるサポート例 ☆☆☆【 5 思わず手が出てしまう 】 Part 3〈 感情を抑制する訓練を 〉本人に、自分がカッとなりやすいことを自覚させ、怒りの状態を客観的に把握する訓練をすることで、暴力の一歩手前で抑制することができるようになります。自分がイライラしてきたなと感じたときは、相手から離れた場所に移動し、気持ちを落ち着かせることを教師と約束させます。うまくでき、相手に暴力をふるわずにすませることができたら、「よくがまんできたね」とほめてあげましょう。このほか、「がまん」「ニコニコ」などのキーワードを書いた「お守りカード」をポケットの中などに入れておき、怒りが爆発しそうになったら、それを手でさわり、ぐっとこらえる練習をさせてもよいでしょう。また、予防的に、友だちとの衝突を起きにくくすることも必要です。一緒にいると、トラブルが生じやすくなる相手をそばに座らせないなどの配慮もしましょう。『 問題を起こさないための改善策 』● 感情を抑える練習をする自分がイラ立ってきたことに気づいたら、友だちのいる場所から少し離れて、気持ちを落ち着かせるなど、自分で感情を抑えられる方法を探る。● 気持ちを落ち着ける方法を見つける目を閉じて深呼吸する水を飲む● 「お守りカード」をしのばせる自分の感情や行動をコントロールするために、気持ちを静めるキーワード(「がまん」とか「ニコニコ」など)を書いたカードをお守りのようにポケットの中などにしのばせておくとよい。感情が高ぶったとき、ポケットに手を入れてカードをさわると、気持ちを落ち着かせることができる。〈 相手にケガをさせた 〉トラブルが高じて、友だちにケガをさせてしまうという事態が起こるかもしれません。学校で起きたことであれば、先生に間に入ってもらい、本人と親が先生の子どもと親にあやまりに行きます。このとき、親だけであやまるのではなく、当人にも頭を下げさせることが重要です。理由に関係なく、暴力はいけないことだということをしっかり認識させます。学校からの帰り道や、休日に遊んだ友だちとトラブルが起きる可能性もあります。どのようなケースであっても、相手にケガを負わせたときは、こちらから謝罪に出向きます。その際は、子どもの発達障害についてはふれないほうがいいでしょう。けがをさせられたほうは冷静ではありませんから、「暴力を障害のせいにしている」と、責任逃れをしているようにとられかねません。もし、障害のことを理解してもらおうと思うのであれば、別の機会に話す方が、受け入れてもらえやすいといえます。● 気持ちをことばで表現するカッとなったきに、暴力で気持ちを表現するのではなく、ことばで表現するほうがよいことも教えましょう。相手をたたく代わりに、「いやだ」「やめて」などのことばで自分の気持ちを表すことで、暴力に至らずにすむ場合があります。相手が友だちというケースだけではなく、きょうだいや親に対しても、手を振り上げる代わりに、ことばで表現できたときは、「たたかずに、ことばで言えたね。えらいね。」とほめてあげましょう。何度も繰り返しているうちに、しだいに気持ちのコントロールができるようになっていきます。『 家庭では―こんな配慮が必要です 』友だちにケガをさせてしまったら…トラブルの末、友だちにケガをさせてしまった場合は、本人を連れて親が先方の親子におわびに行く。親がひとりで行くのではなく、必ず子どもも連れて行き、一緒にあやまらせることが大切。どのような理由があれ、暴力をふるうことはよくないことをしっかりと教えるべきです。今回は、以上です。 最後までご覧いただきありがとうございました。 いいね!していただけると、記事を書くときのモチベーションが上がるのでありがたいです。 このブログの内容は、月森久江先生、上野和彦先生の本を参考文献としております。 月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。 よろしければご覧ください。ケース別 発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編アマゾンジャパン合同会社350〜3,847円こんな内容を記事にしてほしいというご意見がありましたら、コメントしていただくとありがたいです。 可能な限り、お応えしていきたいです。■ 有料支援のお知らせ ■ 最後までブログをご覧いただいた方に特別なお知らせがあります。 3つの有料支援を始めました。 内容は、以下の通りです。① 『いいね!支援プロジェクト』 お子さんの支援をさせていただきます。 お子さんの実態に合わせて支援いたしますので、同時に2つの項目を支援する場合もあると思います。 特に1つの項目だけと限定するものではありません。 ある支援が改善されたら、他の支援に移行していきます。 当然、保護者の方々からもご意見をお聞きいたします。 お子さん、保護者の方、私でチームを組んでお子さんの成長を支援させていただきます。 私も、きっとお子さんと一緒に成長していくことでしょう。 期間は6ヶ月間です。② 『 スマイルプログラム 』 概要は以下の通りです。□ 期間:1ヶ月□ 内容 一つの項目に絞りお子さんを支援させていただく。 保護者の方の支援でも結構です。□ 支援のための連絡手段 ライン、メール、ZOOM、電話など、お客様のご希望に添って決めさせていただきます。③ 『ハッピー ファイル』 概要は以下の通りです。□ 内容 一つの項目に絞りお子さんを支援するファイルを送らせてさせていただきます。 シートや、支援の具体的内容を記載したファイルになります。 保護者の方の支援でも結構です。□ 連絡を受けましたら、ライン、メール、ZOOM、電話などで、お客様のご依頼内容を伺います。□ ファイルの送信手段 メール添付など、お客様のご希望に添って決めさせていただきます。★ お申し込み方法 ★ このブログのプロフィールからのメールでご連絡ください。 詳細につきましては、お申し込みの時にお知らせいたします。※ いずれの支援も、効果が無かった場合は全額返金させていただきます。 ときにつまずきながらも、そのハードルを一つ一つ乗り越え、少しずつ成長していくことが望まれます。 私がその一助となれば幸いです。★★★★★★★★★エックスサーバーとワードプレスで新しいホームページをたちあげました。現在、移行中です。よろしくお願いいたします。「なっすんブログ」https://nassuncom.wordpress.com