親がどこまで手を出し口を出すのか問題 その3 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

今日もこちらの記事の続きです。

親がどこまで手を出し口を出すのか問題

子どもにとって絶対に譲れない一番大切なものは何だと思いますか?

マジっすか? 自分で自分に爆弾を仕掛けている?!

子どもにムカつく本当の理由

親がどこまで手を出し口を出すのか問題 その2

 

 

前回の記事で 子どもが学校に遅れないようにと
子どもが家を出るまで 

ずーーーーーーーっと叱咤激励を続け、

朝からバトルしても

親子関係が悪化するだけで

子どもはほとんど何も学習していない ということをお伝えしました。

 

安全や健康を害することや 人に危害(迷惑じゃないよ)を与えるような

「絶対に どんな時でも ゆずれないこと」以外のことは

(年齢にもよりますが)

あえて 子どもに失敗させて 経験から学ばせる方が効果的です。

 

そして ここも大切なんですが

 

子どもが失敗して 泣いたり癇癪を起こしたりしている時に 

平常心をキープして 絶対に口を挟まない! 

 

口挟むと火に油を注ぐことになります。

 
無視しろと言っているのではないです。 

「あらあら 困ったね。」

といった感じにさらっと共感したら 

その後は 責めない。 

 

解決してあげようとしないで 

これは子どもにとって最高の学びのチャンスなんだと

子どもを信じて 平常心で優しく見守る。 

これを守ります。 

 

この時点で親ができることは

エネルギー相撲に勝つこと

それだけです。
 
親の持つ

「子どもを守りたい。 子どもが困っている時はなんとかしてあげたい。」

という本能的な気持ちは とても強力なものです。 

 

そして 親自身が知らず知らずのうちに作り上げて来た 

「朝ごはんは必ず食べなければいけない」

「ごはんは静かに座って最後まで食べなければいけない」

  (これ 発達凸凹キッズには脳の発達上無理なことがほとんどですが、ほとんどのご家庭でこれ   

を要求するのでバトルの要因になりがちです。 この記事参照↓↓)

 

 

「学校に遅刻してはいけない」

「人に迷惑をかけてはいけない」

「~したらみっともない」

といった 

思い込みや価値観に抗って 

平常心でいるというのも 

とてもエネルギーがいります。
 
敏感なお子さんには 

こちらがいくら表面上平常心でいるように見えても 

心の中がイライラや心配心でいっぱいだったら 

バレバレです。
 
そして 親御さん(先生はセラピストも)が 探偵になってください。 

お子さんの言動をいいとか悪いとか 

ジャッジするのではなく ただただ 聞いて 質問してください。
 
例えば 

「ぼくは皆に嫌われていて 一人も友達がいない」

と言われたら
「そんなことないよ。お友達 いるじゃない。」

と言いがちですが

それは 子どもの気持ちを否定することになります。


「そうなの? それは辛いね。 もっと詳しく聞かせてくれる?」

と言って
何がきっかけで そう感じるようになったのか 

どういう時にそう感じるのか 

そう感じる時身体はどんな感じなのか など 

 

共感しながら いろいろと聞いてみてください。
 
ここで大切なのは 

子どもがはっきりと 

「どうすればいいか教えて」と聞いてこない限り 

親は問題解決しようとして アドバイスしないこと!
 
私たちの頭の中では 

どうしても 

子どもが困っている =私が何とかしなくてはいけない 

という変換をしてしまいがちです。 

 

でも 子どもは 実際に何と言ったのか 

をしっかりと聞き取ってください。

(ここ 親の中脳が未発達だと難しいです)


そして 頼まれてもいないことは しないでください。

(これは自戒も込めての発言です。。。(笑))


頼んでもいないのに 

親に ああしろこうしろと言われ続けていると 

子どもは引いていきます。 

 

共感してもらえて ジャッジされない 

と子どもが感じることができれば 

子どもはもっともっと安心して 

近づいてきてくれます。
 
最初はとてもエネルギーがいります。 

 

でも それが出来ると 

お子さんは今までと違う反応を見せ始めます。 

 

そうやって成功体験を積み重ねていくことで 

少しずつ 親が自分の衝動を抑える筋肉が育ってくるので 

(衝動が抑えられないのは子どもだけだと思っていませんか~???)

 

どんどんと楽に できるようになります。
 

あと1回くらいで終われそうです。

続きはこちら↓

 

 

 

 

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