ランナーの膝の壊れ方が変わってきました。
今年の東京マラソン、
3時間半より後ろの映像を見ていると
凄い確率でトゥー・インが発生しています。(主観です。)
トゥー・イン(toe in)とは
トゥー(toe)とは、つま先のことを言います。着地のときに、つま先が内側を向いてしまう異常動作のことを、運動用語でトゥーイン(toe in)と言います。
人の膝関節は
つま先を中に向けて膝を曲げる動きを繰り返すと膝は壊れます。
カーブの曲がり方の基本
トゥー・インで膝を壊すのは、
カーブの曲がり方の基本ができていないときや、
トラックのコーナーの足使いが原因で膝を内側に捻じることがありました。
ハイアスリートに多かったトゥーイン
3000mなどの競技で、フロント着地で走るハイアスリート達が、
調子が良くなるとトゥー・インを発生することがよくありました。
それが、どうでしょう?
トゥーインの発生率が異常に上がっている気がします。(主観です)
通常と違って
通常の膝の痛みはトゥーアウト(つま先が外)で壊します。
ただ、つま先が外の場合、膝が完全に壊れる前に、足底筋膜炎や、シンスプリント、足が攣るなどが発生するので、“いよいよ膝にくる”って感じでしたが、
靴底が厚くなってから、“ハイヒールで捻挫する”かのように、派手に膝を捻じる様になりました。
ヤバいのはトゥー・イン
シンスプリントも、膝の痛みも、つま先が外で壊すより、
つま先が中で壊すほうが重大な“事故”が発生します。
関節的に、マズイ外力がかかることがまず一個。
もう一つは、痛い足の反対の足を治さないと治らないのがまず一個。(主観です)
膝の痛みが治らない理由
「接骨院に通っても、なかなか改善しない」
そんな声もよく聞きますが、筋肉を緩めるのは対処療法だからです。
【対処療法とは】
対症療法とは、病気によって生じている痛みや発熱、せきなどの症状を和らげたり、なくしたりする治療法です。 一時的に病気の症状を和らげるもので、病気そのものやその原因を治療する「原因療法」とは異なります。
ランニングによって生じる膝の痛みが、病院に行ってもなかなか改善しないのは
注射もテーピングもサポータも、膝のストレッチも、対処療法だからです。
※それが悪いという意味ではありません。
違っていたらゴメンナサイ。主観です。
つま先形状の変化
4時間代のランナーでも、トゥーインを起こすようになったのは、
シューズのつま先形状の変化があると思慮してます。
【従来のシューズ形状】
【最近の流行り】
あと、シューズの柔らかさ
R2さんのブログでリブログしていただきました。
ありがとうございます!!
まぼろし工房さんが、シューズ選び・履き方について詳しく書かれているので
常に足を痛めている方、読んでみてください。
特に過去の記事も含め、全部が目から鱗です!!
(まわし物ではありません、らくちんソックス信者ではありますがw)
膝の痛みで、
何をやっても治らなくて
困っている方が、
「もしかして、シューズ?」とか、
思ってくれると嬉しいです。