脇腹が痛くなる
１００キロ超えのウルトラレース後半で、水を飲むと吐く。
そんな経験はありませんか？
「ねーよ！」って言われそうですが。。。
「走っていて横っ腹が痛くなる」そんな経験はありませんか？
つま先と脇腹の関係
「走る前に食事も水分も控えている。でも脇腹が痛くなる」
何を試しても、脇腹が痛くなって困る方、
こんなところに原因があるかもしれません。
「走ると横腹が痛くなる」
「走っていると横腹が痛くなる」
そんな選手の走り方の特徴に、
シャツのシワの発生があります。
横腹が痛くなる原因
左足の着地のコマを拾いながら、
脇腹の痛みについて思う事を書いてみます。
食べた後すぐに走ると横腹が痛くなる？
昭和の頃は、「食べたあと、すぐに走ると横腹が痛くなる」
それが通説でした。筋肉に血液が送られることで、消化に必要な血液が足りなくなるからです。
それもあるかもしれません。
でも、
食事は気をつけてるのに、
横腹が痛くなるのはなぜ？？
そんな方もいると思います。
平成の頃は急激な運動をすることで、
脾臓から血液を使って筋肉に酸素を供給しようとして収縮を繰り返し、左脇腹の痛みとなって現れる。そんなことが言われるようになりました。
それもあるかもしれません。
「そんなこと言われてもなぁ。。」
どうすればいいんでしょうね？
令和になってから
ランニングによって、横隔膜や内臓は揺すられて、横隔膜や呼吸に関する筋肉が痙攣を起こす、
そんなことが言われるようになりました。
横腹が痛くなる選手の走り
血液や、脾臓とか・・・
目に見えないことは僕には解りませんが、
横腹が痛くなる選手に
体を捻って走っていることが多いことは確かです。
正常のランニングでは、走る時、左右の骨盤が交互に 2.5ｃｍづつ前に出たり、後ろに下がったりを繰り返します。
骨盤のツイストが大きくなると、シャツにシワが浮き上がります。
動画で見て、
体を捻って走っていれば、
内蔵も揺すられていることになります。
正常な着地の足
歩くとき、走るときの
着地の足を後ろから見たとき、
親指が見えないことが正常です。
ツイストが発生する原因
つま先の向きが中を向きすぎたり、外を向きすぎたりすると、膝は内側を向きます。
膝はコッチに進みたい、
でも体は前に進みたい
足（膝）と体の進行方向が違うと
足と体の進行方向が違うと体は捻られます。
スネを捻って疲労骨折を起こすか？
腰を捻って分離症を起こすか？
内蔵をひねって脇腹が痛くなるか？
親指を捻って外反母趾を悪化させるか？
体を捻って（内蔵を揺すって）走ることが、
脇腹の痛みと関係するかどうか？
本当のところは解りませんが、
体がねじれるとろくな事はありません。
具体的な解決策
具体的な解決策として、
■歩幅を小さくする。
■腕を振らない。横振りに変える。
■硬めのシューズを使う
■片足で立てない、シューズや靴下の仕様は避ける
■練習を休んで休息をとる
そんなことが考えられます。
僕は、ラクちんソックスを試してみることを勧めます。
結論
体を捻らないで走る方法は、正しいつま先の向きをキープすることです。
解剖学的に、正しいつま先の向きは外転10度。
膝の真下に親指があるくらいの角度です。
「そんなこと、やってられない」って方が多いと思いますが、
つま先の向きに異常があると、体は捻れて動くのは確かです。
脇腹が痛くなって困っている方、ラクちんソックスを試してみてください。
