外反母趾は、その見た目から指の事ばかりが言われますが、外反母趾の足を見ると、必ず足首の向きに異常が見られます。
例えば、トゥー・アウト(つま先が標準より外を向く)があれば、外反母趾にもなりますし、膝の痛みも足首の痛みも、アーチの痛みから肩こりまで・・・様々な不調の原因になります。
PefRumさんのブログで記事に取り上げていただきました!
ありがとうございます!!
理屈は分からないけど、ラクちんソックスを履き出して以降は外反拇趾からの痛みというか更に悪化してるような違和感や膝の痛みで走れないということは無くなりました。
これはらくちんソックスのガイドや意識作りによるランニングフォーム改善の影響なのか?
最近、ブロガーのランナーさんと話すことが多くなって知ったことがあります。
みんな笑顔で元気に走っているように見えても、何かしらの痛みや、更に悪化する不安を抱えている方が多いって事です。
外反母趾について、ちょっと書いてみます。
外反母趾は実はイイ奴かもしれない
例えばトゥー・アウトを起こしている足です。
有痛性外脛骨の痛みで来院しました。
シューズを履かずに走ると、
足首が曲がるプロネーションが観察できました。
外反母趾が進むメカニズム
外反母趾とトゥー・アウトはセットで訪れます。
トゥー・アウトと膝の痛みもセットで訪れます。
つまり外反母趾と膝の痛みは
頼んでないのに、
負のハッピーセットで付いてきます。
つま先は外を向いているのに体が前に進むと、
膝が捻じられて壊れてしまうので、
親指は外反母趾方向に歪み、
足首は内側に倒れ込み、
アーチは低下してくれて、
何とか膝を壊さないように動くのが人の体です。
外反母趾は、「それでも人があるき続けるためのメカニズム」なのかもしれません。
壊れた足でシューズを履くと、どうなるか?
壊れている足でシューズを履いて走ると、
プロネーションは、さらに悪くなりました。
靴底が厚いと、クッション性が高くなり、足に優しいと思われがちですが、くるぶしより下が高くなった分、テコの原理でさらに強く足首をねじります。
僕はコレを、
「靴が悪い」と思っていましたが、
最近はそうは思わなくなりました。
靴は、足が壊れた人に合わせて作っていないからです。
世界は優しい人に優しくはない
足に不安のある人ほど、
合わない靴を履いて走れば、足は壊れ続けるしかないでしょう。
黙ってやられてやるほど優しくもなれない
一度壊れた足で走れば
どんどん壊れ続けると言うならば、
足を標準に戻してやればいいと思う。
(ラクちんソックス着用)
個人の足に合わせて靴は作ってくれないから、
靴下にインソール機能をつけてみました
靴下なら、個人の足にフィットするから。
シューズは凸凹な路面と考えて
「シューズは凸凹した路面」と考えて、
凸凹路面に立てるものを作ればイイんじゃないのかな?
環境に対する適応性
走・攻・守!三拍子そろったランニングソックス
やめたくなる時もあるけど
プロト1は穴も開きやすかったし、走ると小指も外れやすかった、
プロと2は爪が痛くなったし、縫い目も痛かった。
上手く行かずに、やめたくなるときもあるけど、
「じゃぁ、どうする?やめるか?」
そんな話になった時、
「できなくてもいいから、諦めない」そう思えるのは、
応援してくれる人がいるからだと思います。