スミマセン まさか10分で完売するとは思っていませんでした
生産性まで考えていなかった
ラクちんソックスは、
一足、ここまで編むのに3時間かかります。
ここから縫製工場に行き、その後アイロン工場で熱を加えて編み目を締めます。
三時間もかかる理由
一足編むのに3時間もかかるのは、
指が6本入る靴下
を作っているからです。
一度小指を作ってから、もう一度
普通の靴下を作る工程で作るので時間がかかります。
普通の靴下との幅の違い
普通の靴下との指幅を比べてみます。
走るときの指の形
人の足はとてもしなやかで、走るときの足はこんなに開きます。
小指が開くことで、横へのグラつきを防ぐだけでなく、足の裏のアーチを固くします。
走るときの小指は、結構ひらくんですよね。
レースソックスや、ストッキングの締め付け力だと、
女性では小指を開くのは難しいと思います。
開けばいいってもんじゃない
スパイクの先端が細く作られているのは、
指の開きを抑える役割もあります。
指が開いたままペタペタ歩く足を“開張足”といいます。
指が開くと、アーチは落ちるので、開張足のことを“扁平足”と呼ぶこともあります。
人の足はとてもしなやかで、着地の前には指を閉じで足の骨どうしの連結を強めることで、衝撃に耐える硬さを作ります。
足の裏に一番おおく負荷がかかるのは、実は着地のときではなく蹴り出しのときです。
(指が閉じている)
蹴り出しのときに、指が開いていると強い蹴り出しができません。
(指が開いている例)
足の骨の連結は柔らかいままなので、踵を持ち上げる事ができず、腰高の走りはできません。
小指を強く開き、他の指は固く閉じることが理想です。
もちろん、ラクちんソックスが完璧ってわけもなく、問題も多く抱えています。
でも、ラクな道を選ばずに、理想を求めて開発していこうと思います。
生産数が少なくてスミマセン