市民ランナーの皆さんと、靴下を作り始めました。外反母趾に悩んでいるランナーが多くて驚きました。
足の親指の話をします。
足の指の向きは、
足首の向きと連動します。
長母趾屈筋腱が関与するからです。（←スルーしてください。）
「外反母趾で、親指が中に入り、隣の指と爪が当たって痛い」
だから、五本指ソックスや、足袋型ソックスを使うのは有効と思いますが、
指を開けば解決する問題でもないと思っています。
■正常な つま先の向き
人の足の向きは、後ろから見たときに、
指が二本見えるのが正常です。
指が三本見えたら、つま先が外を向いていると判定できます。
足首の向きによって、
母趾の向く方向は左右されます。
足首がの外反が起きると、
外反母趾になります。
「外反母趾なので、５本指ソックスありますか？」
そんな要望もいただくのですが、
五本指ソックスは、昔から販売しているので、僕が作らなくてもいいと思ってます。
また、指が開くと足のアーチが落ちるので、
トゥー・アウトを補正する靴下を開発することを優先します。
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プロト３をモニターしてくれた方が、足の写真を送ってくれました。
軽度ですが、右足にトゥー・アウト兆候があります。外反母趾もあります。
ラクちんソックスを着用し、７ｋｍ走った後の足の写真を送ってくれました。
※「写真の撮り方が正確ではない」等、その種の御意見をもらってもスルーします。その議論は、問題解決に至らないからです。
左右のクルブシの高さの違い（アーチが落ちてる兆候）や、脛骨のなす角
人差し指の捻れ方向、５趾の向く左右の対称性・・・その他から確認すると、
少なくとも、可能性はあると思います。
可能性があるなら、やらない理由はどこにもないと思うのです。
