脚の安定を目的とする

コンディショニングの話をしていますが、

今回からはアクティブコンディショニングの話になります。

アクティブコンディショニングでポイントになるのが、

 

・膝内旋筋(半腱様筋・半膜様筋

ハムストリングス

・外旋六筋(股関節)

 

上記3点へのアプローチによって、

脚の安定感を出していきます。

今回は「膝内旋筋」へのアプローチの話です。

 

〜このような場合に有効〜

・つま先と膝の向きが異なる

脚の着き方に偏りがある

・足元がグラつく

 

〜目的とする筋肉〜

膝内旋筋(半腱様筋・半膜様筋

内転筋(薄筋・縫工筋)

 

〜ニーローテーション〜

①.脚を三角に立てて座り、膝の間にボールを挟む

〜Point〜

坐骨に体重を乗せて座る

つま先を膝の延長線上に揃える

ボールの代用としてゲンコツ2つを挟んでも良い

②.膝から下を回すように足裏を擦らせて、

  親指同士がつくまで回す

〜Point〜

ボールを潰さないように注意する

足底を床に付けたまま回す

 

促痛のポイント

動きが悪いときは

内モモモモ裏膝から坐骨にかけて擦ります。

関連記事:促痛とは

 

★コンディショニング終了の目安

・つま先が真っ直ぐ前を向いて動きやすくなった

・膝とつま先が同じ方向に向いてきた

脚が伸ばせて軸が安定してきた

関連記事:アクティブコンディショニングのポイント

 

★このコンディショニングを取り入れるタイミング

運動前ハムストリング内転筋のストレッチ後)

・膝の動きが悪い

 

コンディショニングの大半は、

道具を使わなくても取り入れることができます。

しかし、場合によっては

道具を使うと楽に感覚を掴めることもあります。

道具と言っても、ボールやタオルなどの

簡単な小物ですので、誰でも用意ができます。

セルフケアとしてコンディショニングを

取り入れやすい理由は、ここにあると思います。

※あくまで正しい判断をした上での

 メンテナンスになるので、

 必ず専門的な判断を受けてから取り入れましょう(^_^)

 

次回は

ハムストリングスのアクティブコンディショニング

です。

 


 

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