和美師 音緒の日本の言葉 11 | 和美師 音緒のブログ

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和美師 音緒の日本の言葉 11

今日の大和言葉は遊び


「遊び」 趣味や娯楽の場で生まれた言葉です。


人生模様を語る際にも使われます。


子供のころの遊び、缶けり、縄跳び、おままごと、いろいろな遊びがあります。


地方ごとに遊びの呼び方も違います。


最近の子供たちは外遊びより、家の中でゲームをしたりして、


昔と違って外遊びをしていませんね。


私の子供の頃は、遊びにも創造力を使って遊んでいました。


今の子供たちは、完成された装置や設備を利用した遊びが多いです。


更に太古の昔にも子供たちの間では遊びがあったことでしょう。


振り出し


双六遊び、さいころを振って、出た目の数分だけ駒を進める遊びです。


お正月など、親戚や家族が集まった時にしました。


現代の双六の出発地点は「スタート」と書かれています。


伝統的には、出発地点は「振り出し」と言います。


意味はさいころを「振り出す」という意味です。


物事を積み重ねてきたり、努力を積み重ねてきたことが崩れたときに、


初めからやり直すことを「振り出しに戻る」と言います。


この言葉は、双六から生まれた言葉です。




現代版双六は始めが「スタート」なら終わりは「ゴール」です。


昔の双六は終わりは、「あがり」です。


物を作った時、完成したことを「しあがる」とか「できあがる」言いますが、


やるべきことがすべて完成、やり終えた、終了という意味で、


この双六の「あがり」と同じ意味です。




のるかそるか



遊びや勝負において、運を天に任せるような大きな賭けに


出ることがあります。


そういうときに「一か八かに賭ける」と言います。


成功するか、失敗するか運命の流れに乗れるか、どうか。


こんな時、「エーイ」っと勢いよく、荒波に飛び込むような勢い


で、賭けに出ます。


こういうときに大和言葉で、「のるかそるか」と言います。


「のる」とは「運が伸びる」


「そる」とは「逆方向に反る」という意味と言われています。



今日はここまで、音緒でした。



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