平素よりお世話になっております、ハセサムです。
今回は昨年加筆した以下記事の続きを書きました。内容自体は、2018年9月にポケモンカードの初めてジャッジ研修に行った際の内容となっております。個人の考えを多分に含みます(株式会社ポケモン様の考えではございませんのでご承知ください)。
ポケモンカードゲームの公認ジャッジ資格保持者向けに、定期的に公認ジャッジ研修というものがあります。
この研修に関しては、私もなるべく出席するようにしています。こちらは、公認ジャッジの資格を取ったばかりの人向けではあると思うのですが、既にジャッジ活動をされている方も参加して欲しいと個人的には思っています。
仕事でもそうだと思いますが、研修は1回受けて完璧ということではなく、定期的に正しい振る舞いを確認する研修等を入れることによって、精度が保たれると個人的には思っています。
【閑話休題】
前回記事では以下2点を書かせて頂きました。
➀「ジャッジは大会に参加した方々を楽しんで頂けるようもてなす存在である」
これに関しては、前回詳しく書かせて頂いたので割愛させて頂くと共に直近でも以下記事で書いておりますので参考にしていただければ幸いです。
さて、今回は主に以下についての自分の考えを書かせて頂ければと思います。
➁「ジャッジとして呼ばれた際の(難しい)盤面に対して、どういうペナルティの判断を下すか?」
こちらに関しては、基本的には公式HPのルール・Q&Aに載っているペナルティクイックチャートを参照にして頂ければと思っています。プレイヤーの方も一度読んでおくとプレイエラーを起こさないように気を付けられるかもしれません。
https://www.pokemon-card.com/assets/document/penalty-chart.pdf
ペナルティについて検討する事が重要ではあるのですが、
基本的には上の①で書いた通り、「ジャッジは大会に参加した方々を楽しんで頂けるようもてなす存在である」というところから拡大解釈を行い、プレイエラーが起きている盤面・プレイヤーに対し、プレイを続行できる状態に(公平性の観点からも)第3者(ジャッジ)が介入してあげるということがまず第一にあると思っています。
ですので、どちらかというとジャッジが偉いのではなく、ジャッジはプレイヤーの敵なのではなく、プレイヤーにとってプレイをスムーズに進行する為の一種の手段、みたいな存在なのかなとも思っています。手段であるので、例えば相手のプレイングが怪しい..と思った際に声をあげるあげないと言ったところで、その判断をするのもプレイヤー自身にも委ねられている部分が大いにあると考えています。(基本的には対戦者間のセルフジャッジの考えであり、ある程度の自衛は自身で行う必要がある。もちろんジャッジとしても、不正が無いかの巡回は必須)
そして話は戻りますが、基本的にはまず可能な限りの修復を検討し、修復が不十分と感じ、一方に不公平さが出る場合にペナルティクイックチャートに基づきペナルティを出していく必要性がある、と考えています。
(残りサイド枚数3枚の状態でも、複数サイドペナルティが出る状態であれば公平性の観点から出す必要がある、ということ)
一見非常に複雑なプレイエラーでも、
修復→ペナルティという基本の考えを重要視し、(プレイヤーより)落ち着いて判断するという事を心掛けながら私はジャッジ活動を行うようにしていますので、参考になりましたら幸いです。
駄文失敬