my life is a question -3ページ目

何もなかったように誤魔化す私達だけにはなりたくなかった。

淡々と話をした。
お互いの気持ちを静かにぶつける事が出来た。
二人の声だけが、少し冷たい部屋に響いて穏やかだった。

「僕は独りが苦手」
「私は独りだと思うと強くなれる」

こんなに違う思いの二人が同じ部屋に住み、お互いの温もりを求め合う。

何もなかったように誤魔化す私達だけにはなりたくなかったから。

私達は話をした。
また少し近づいて、離れられなくなった。

人との距離感。
どうしても生まれる。
あの人とはこの距離、この人とはこの距離…。

私自身その距離は必要なもので、もしなかったら息が出来なくなり、押し潰されてしまうだろう。
みんなそれをわかって生きているのだと思っていた。

けれど、敢えてその事を口にしてはいけない事だった。

「私は私。あなたはあなた」
先日この一言で傷つけてしまった。

我儘な私達はよく意見がぶつかり合う。
ひとりひとり考え方が違うのだから当たり前。
けれど、それをあなたは「君をを思う様に動かせない」という苛々に思ってしまう。
わたしは言葉で納得させようとするのだが、余計な事だった。

あなたの思うようにいかないのは当たり前。
私は人形じゃないし、マゾでもない。
自分自身の人生を生きる、あなたもそうである様に。

「僕の気持ちを考えて」と最後一人部屋に戻ったあなた。
ならば私の気持ちも考えていて欲しい。
我儘はわかっている。
胸が苦しい。
あなたの頬にも涙がこぼれていた。

わたしの気持ちは暗く寒い闇に混じって浮いた。

帰り道

寂しい気持ち。
それは私の中から。
誰のせいでもない。

以前勤めていた職場の上司が、ミスをして落ち込んでいる私に「へこむな!」と言った事がある。
その時「なんて事を言うんだ、優しくない人だ」と思ったが、今はその通りだとわかる。

何もかもが自分次第で変わる。
全ては気持ちをどう持っていくかだ。

この間、とても胸の苦しい再会をした。
けれど私は直接何かがあったわけではない、部外者。

わかってはいても、あなたの気持ち、あの子の気持ちを考えると苦しくて、今この場所で私はどう生きていたらいいの?とわからなくなった。
しかし部外者なわたしにそれを口にする事は許されない。

大体私が考える事ではなく、何も感じる事ではない。
なにもなかった、そう振舞うのが普通な「オトナ」のかもしれない。

おっせかいな人にはなりたくない。
私自身、そうされる事は苦手だし、めんどくさい。

ただその場所でなにもない様に笑っている事でいっぱいになった。

帰り道、あなたに「今日楽しかった?」と聞いた。
あなたは「楽しかったよ」と答えた。

お互いに思っている事はわかっているのに言えず、そして聞く事も出来ず…

寒い夜の道。
帰る場所は同じ。

涙をこらえられず、少し零してしまっている私をあなたは気付いていた。
けれどあなたもまた、なにも言えない。

弱くて、臆病で、ずるい私達。
どこへ向かうのだろう。
いつか永遠へ続く帰り道の夢を見たことを思い出す。

興味

興味がある事。

 ・NINTENDO DS
 ・イロイロな色
 ・エッチな事
 ・パラパラ漫画
 ・プーリップ
 ・南の島
 ・インテリア
 ・ダイエット
 ・オンナノコのからだ
 ・集中力
 ・モバイト
 ・写真
 ・つるつるお肌になる方法
 ・休日の過ごし方
 
 沢山沢山したい事あるなぁ…
 いっこずついっこずつ♪
 わくわくどきどき☆

知らぬ街での休日。

さみしいなぁ。
でも明日は帰れるからガンバロ。

帰ったら2週間のオフ。

友達の誕生日パーティ
スノーボード
バレンタイン
…そしていっぱいいっぱい一緒にいようね。

日が暮れる。
明日に近づく。
私の気持ちもあなたに近づくよ。

はやく明日になぁれ。

妹に子供が出来た。

新しい命。
おめでとう。
よくがんばったね。

私はまだ知らない気持ち。
少しだけ嫉妬してしまうのは、ずっと妹に対して劣等感を持って生きてきたからだろう。

そんな自分が情けない。
妹は妹の人生を生きているだけ。
私も自分を生きたらいいんだ。
わかってるはずなのに…。

もっと自信を持って生きたい。

新たな命。
すくすくと育て。

私の気持ち、まっすぐ光のある方へ。

世界

最近よく漫画を読む。

「NANA」「GANTZ」「リアル」「DEATH NOTE」「サイコ」…

主人公たちは、誰もが一生懸命自分の命を生きている。
それは、この現実世界に生きる人々も同じ。

何十億という人が地球に住み、それぞれに想いを持ち、生きる。
私ひとりでも抱えきれないものが、気持ちが、あるというのに。

その広がりを想像してみた。
気が遠くなりそうだ。

こんなにたくさんの人がいるのに、人はひとりなんだと少しさみしくなった。

運命の出会いは、自らつくっていくものかもしれない。
そして素直に伝えていいんだと気付く。

毎日寒い寒い日が続いている。

粉雪が舞って、道路に吹き付ける風が、まるでオーロラのように私の進む道を導いている。

目の前に映る色は、グレイのスクリーンがかけられていて、街行く人々は黒や茶色のダークな色を纏う。

私は明るい色を見たい。
そしていつか、眩しいほどキラキラ光る何かを手に入れたい。

ならば、その輝きを自ら伝えていこう。

何か不満を口にするよりも、まずはそれを己が行動に移そう。

春、私はその輝きに一歩近づいているはず。

私の時間

前へ進むために、私はまた旅に出た。

ひとりの時間をどう生きるか―…
それを常に意識をしていなくてはならない性質だ。

「時間を無駄なく、どう使うか」

それは、テキパキ仕事をこなす事も然り、
     疲れた身体を癒すために休む事も然り。

自分は今何が必要か、何が好きか、どう生きたいかのしっかりとしたビジョンを持って生きる。

私は毎日、時間と競い合って生きている。

温度

暖かい日、寒い日。

あなたといる時間、幸せな時間。

あっという間に過ぎてしまうね。

あなたが私を見て感じている時、
私もまた、あなたを感じ、自分を感じ、あなたとの間に生まれる温度を感じて、生きていると思える。

また次の旅がはじまるから、今この瞬間が刹那的に思えているだけなのかもしれない。

これでバランスがとれているのかな…

でもやっぱりまたすぐに会いたいと思って、ポロポロ弱音をはいちゃうんだろな。

やさしい時間。
温かな時間。

お願い、ゆっくりと流れて。