しあわせ
「しあわせ」
ってなんだろう…
人それぞれ違うのはわかる。
毎日笑って過ごせる事?
その為には何が必要??
私は…
・沢山の人に出会う事?
・お金持ちになって好きな事をする事?
(旅行とか、欲しいものを買ったりするの?)
・なりたい自分になって自信を持つ事?
(痩せて、スタイルよくなって、お肌もつるつる、髪もつやつや、睫毛もふわふわな女の子になる事?)
(仕事も精一杯、素敵な恋もして、人に優しく、生きる事?)
それは何の為に…??
本当にそれで幸せなんだろうか。
鬱
私は高校二年生の冬から鬱病になった。
あの頃はそんな病名も知らなかったが、今思うとあの冬から私は変わってしまった。
きっかけはあるタレントさんに会った事だ。
友達がファンで、その影響で何となく気になっていた私は、写真集発売のサイン会についていった。
彼女は本当にかわいかった。
顔は驚くほどちいさく、眼は黒目ばかりでキラキラ輝いていた。
本当にお人形さんの様っだった。
私は彼女位に背が高いのだが、顔は小さい頃から人より大きいという事を気にしていた。
小学生の頃、自分自身気にとめていなかったが、痩せ型な子供だった。
よく、「縦ばかり伸びて、横に成長しないのね~」と
近所のおばさんや、親戚、ピアノの先生に言われていた。
しかし私は、中学生になり、高校生になり、成長と共に身体が女になっていった。
特にお尻は大きくなり、全体的にポチャッとした体型になった。
そのサイン会で彼女に会った事で、自分自身の醜さが嫌になった。
痩せよう。
痩せて少しでも彼女に近づきたい。
その日帰ってから「これが食いおさめ」言わんばかりに口いっぱいにミルクパンをほおばり、
次の日から私はダイエットを始めた。
毎日学校が終わってから、バイトに行き、遅くまで働いて、
帰っても食事をとらず、そのまま疲れて寝る、という毎日。
バイト中といえば、階段を使い、9階まで上がったり下ったりし、極力体を動かした。
とことん体を酷使した。
口にするものは栄養補助食品ばかり。
朝は納豆やヨーグルト、オールブランや野菜。
弁当も自分で作った。
母が作ると冷凍食品の揚げ物ばかりいれるからだ。
私は野菜ばかりを入れた。
そんな毎日を繰り返す度に私は私に完璧を求めていった。
授業中は授業を完璧に。
聞き逃したくない。
ノートを事細かにとるようになった。
お陰でどの教科も点数が上がった。
カロリーの計算が頭から離れない。
こんなけ動いた、これだけ食べた―…。
そうして生きる全ての事を計算し始めた。
時間、お金、人との関わりさえも。
明らかに栄養は足りていない。
しかし私が今までやってきた「頑張り」で、これだけしか食べていなくても、これだけ動ける様になったんだ、と思い込んでいた。
みるみる体は細くなっていく―
体重計には乗らなかった。
私の答えはまだ先だ、と気を引き締めていた。
体重がわかってしまうと、そこで終わってしまう気がした。
毎日充実した日を送ってる様な気がしていた。
しかし、私はどんどんとぼんやりするようになっていった。
あの頃はそんな病名も知らなかったが、今思うとあの冬から私は変わってしまった。
きっかけはあるタレントさんに会った事だ。
友達がファンで、その影響で何となく気になっていた私は、写真集発売のサイン会についていった。
彼女は本当にかわいかった。
顔は驚くほどちいさく、眼は黒目ばかりでキラキラ輝いていた。
本当にお人形さんの様っだった。
私は彼女位に背が高いのだが、顔は小さい頃から人より大きいという事を気にしていた。
小学生の頃、自分自身気にとめていなかったが、痩せ型な子供だった。
よく、「縦ばかり伸びて、横に成長しないのね~」と
近所のおばさんや、親戚、ピアノの先生に言われていた。
しかし私は、中学生になり、高校生になり、成長と共に身体が女になっていった。
特にお尻は大きくなり、全体的にポチャッとした体型になった。
そのサイン会で彼女に会った事で、自分自身の醜さが嫌になった。
痩せよう。
痩せて少しでも彼女に近づきたい。
その日帰ってから「これが食いおさめ」言わんばかりに口いっぱいにミルクパンをほおばり、
次の日から私はダイエットを始めた。
毎日学校が終わってから、バイトに行き、遅くまで働いて、
帰っても食事をとらず、そのまま疲れて寝る、という毎日。
バイト中といえば、階段を使い、9階まで上がったり下ったりし、極力体を動かした。
とことん体を酷使した。
口にするものは栄養補助食品ばかり。
朝は納豆やヨーグルト、オールブランや野菜。
弁当も自分で作った。
母が作ると冷凍食品の揚げ物ばかりいれるからだ。
私は野菜ばかりを入れた。
そんな毎日を繰り返す度に私は私に完璧を求めていった。
授業中は授業を完璧に。
聞き逃したくない。
ノートを事細かにとるようになった。
お陰でどの教科も点数が上がった。
カロリーの計算が頭から離れない。
こんなけ動いた、これだけ食べた―…。
そうして生きる全ての事を計算し始めた。
時間、お金、人との関わりさえも。
明らかに栄養は足りていない。
しかし私が今までやってきた「頑張り」で、これだけしか食べていなくても、これだけ動ける様になったんだ、と思い込んでいた。
みるみる体は細くなっていく―
体重計には乗らなかった。
私の答えはまだ先だ、と気を引き締めていた。
体重がわかってしまうと、そこで終わってしまう気がした。
毎日充実した日を送ってる様な気がしていた。
しかし、私はどんどんとぼんやりするようになっていった。