涙 | my life is a question

人との距離感。
どうしても生まれる。
あの人とはこの距離、この人とはこの距離…。

私自身その距離は必要なもので、もしなかったら息が出来なくなり、押し潰されてしまうだろう。
みんなそれをわかって生きているのだと思っていた。

けれど、敢えてその事を口にしてはいけない事だった。

「私は私。あなたはあなた」
先日この一言で傷つけてしまった。

我儘な私達はよく意見がぶつかり合う。
ひとりひとり考え方が違うのだから当たり前。
けれど、それをあなたは「君をを思う様に動かせない」という苛々に思ってしまう。
わたしは言葉で納得させようとするのだが、余計な事だった。

あなたの思うようにいかないのは当たり前。
私は人形じゃないし、マゾでもない。
自分自身の人生を生きる、あなたもそうである様に。

「僕の気持ちを考えて」と最後一人部屋に戻ったあなた。
ならば私の気持ちも考えていて欲しい。
我儘はわかっている。
胸が苦しい。
あなたの頬にも涙がこぼれていた。

わたしの気持ちは暗く寒い闇に混じって浮いた。