赤い糸、絡ませて。 -25ページ目

省エネ


前記事の続きになりますが。



翌日(メールを送ったのが深夜だったので)

わたしの仕事終わりを見計らってか、

夕方頃にTさんから電話があった。



遅い時間だったけれど、合流。



帰るに帰れず、そのまま夜を明かす。


翌日も早朝出勤なわたし。

仕事休みな彼。



二日酔いで完全に参ってるTさんを残して、

清々しいような、寂しいような、微妙な気持ちで出勤。




わたしの一言(「存在が遠い」)に

かなりパンチをくらっていたようです。



あたふたしつつ、

わたしが持っているTさんへの不満を、根掘り葉掘り伺ってくる。



具体的に答えるものが浮かばなかったので、

「なんとなくそう思った」で括ったわたしは鬼ですか。




ただのコミュニケーション不足だっただけなのでは。


とか思ってしまった。



なので、この日会って話したことで、一件落着。




・・・のはずなのだけれど。



どうやら、

バッテリー消耗が激しいようです。



ええ。

わたしのね。



充電しても、すぐに使い切ってしまう。

体力とメンタルの両方。


体力は、寝れば充電出来るのですが。


メンタルの方は、

どうにも充電が難しいよう。

でも、消耗も激しいから困りもの。



Tさん急速充電出来ちゃうわけですが、

それでもまたすぐに、バッテリー切れ。




ほんと、省エネ方法を考えないといけません。





手を伸ばして届くうちに


「最近なんだか遠く感じます」



と、言ってしまった。




わたしから、Tさんへ。

言わずに溜め込んではいけないと、思ったので。





ここ数日、そう思っていたのは確か。


態度が冷たい、素っ気無い、ではなくて

数週間も会っていない、とかでもなくて


ただ、なんとなく。

なんとなく、『彼が遠い』という言葉が浮かんだ。



何故だろう。

距離感を感じてしまっている今。





連絡が無くても、

次の日になれば何事も無かったように、電話がきたり。

電話出来なきゃメールで、でもないし。



こう書くと誤解がありそうですが、

毎日の連絡を 義務化 するつもりはないのです。



ただ、無いとちょっと寂しくなる。


それだけ。






けれど、時々思う。


自分の存在が、相手にどれくらいの影響を与えているのかなと。




自分がいなくても、世界は動く。日常は過ぎる。



それと同じように、


わたしと係わらなくても、

Tさんの日常は何ら支障なく過ぎていく。



わたしは彼の家族でもないし、

一緒に住んでいるわけでもないから


ご飯を作ったり、

着替えを洗濯したり、

お風呂にお湯を張ったり、

遅い帰りを待ってあげたり、とか。


そうする事が出来ないから、彼の日常生活にわたしの居場所が無い。




それを言うなら、勿論わたしも同じなのだけれど。




でもそう思うと、

なんだか無性にTさん『遠く』感じてしまった。





取り残されたような気持ち。

空虚です。







腕枕





久しぶりに二人でのんびり過ごした日のこと。






平和な時間とは正反対に、

何故だかわたしは苛々していたらしい。



確かに、

一緒に居るのに楽しめなくて

テンションが下がりっぱなしで

「テツカ楽しくなさそう」の言葉に更に凹み



凹みつつ。

そして、虫の居所まで悪くなる一方で。



Tさんに対する愚痴と言うか、

不満がどんどん頭の中で言葉になっていった。



彼が、

指輪を失くしたこととか


久しぶりの二人一緒の休日なのに、

夜に自発的に仕事の予定を入れたこととか


指輪2号購入の話も、亀の速度でしか進んでないこととか



いつもは気にしないような事にまで。


なんだか苛々。

心に引っかかる。



そうして、



話を蒸し返すような言葉を浮かべる自分がイヤで

一緒に居ること、だけで満足出来ていない自分がイヤになり、



ああ、なんかもう全部ヤダ。



と、なってしまっていた。





疲れたのか、何か自分が仕出かしたのか、と

声を掛けてくるTさんにも。


何でもない。


の、一点張り。(可愛くねぇ)




と言うか、

あまりに気持ちが一杯イッパイになっていたので

声を張ったり、言葉を長く連ねたりするならば、

かなりの高確率で涙が出そうだった。


どうして自分の気持ちがここまで不安定なのか、原因不明。





彼の部屋に戻っても、わたしの態度は相変わらず。

つんけんしたままのわたしを見兼ねて、Tさんが助け舟を出した。




はい。



いきなり抱きしめられたわけですが。




その体勢で目を閉じてると、

かなり気持ちが落ち着いていったのは確か。


ざわざわしていた気持ちが

フラットになって、丸くなっていくのがよく分かった。




「今日仕事入れてごめん」と、謝るTさん

もっと会いたいよね、と最近のすれ違いを詫びたり。




いえいえ、そんな事は怒ってないんですよ。

ただちょっと何故だか気持ちが不安定なだけですよ。


ごめんね我侭で。




と思いながらも、

言葉を返す気力も削がれて

彼の腕の中でうとうと、まどろんでいると。




気が付いたら腕枕で寝てました。




Tさんも同じくその体勢で寝てましたが。

小1時間ほど、二人共に落ちておりました。



寝覚めはとてもすっきりしていて、

それまでの苛々だとかモヤモヤした気持ちは何処へやら。


疲れて眠くて苛々して、八つ当たりかよ、と。

しかも本人は自覚が無かった。


この日の不安定っぷりの原因は、恐らくそれ。




「疲れてるんだろうねぇ」




と言ったTさんに、優しさを感じた。








薬指の意味



基本、わたしは仕事中も指輪を嵌めたままです。


汚れる作業をする時などは、流石に外しますが。







そんな事をしているものだから、

ある時、職場の女の子に言われました。









「テツカさんって結婚してるんですか??」








Σ(゚Д゚) エッ






「し、してないよ?」 (←突然の発言に慌て気味)




何を言い出すんだこの子は。





「えー、じゃぁ婚約されてるんですか?」





Σ(=ω= )


いやいや。





「してないしてない」




あれだけは婚約とは言えませんね。





「んー、なんでそう思うの?」


「だって指輪ずっとしてるから・・・」





あ、なるほど。





「でも彼氏はいるんですよねっ?」




それはそうです。

と、首を縦に振りましたが。





周りからはやっぱりそう見えるのかなぁ。


薬指って。





・・・それにしても、

ドキっとする質問を浴びせてくる子だこと。






ああ。

質問が初々しいよぅ可愛いよぅ。


若いなぁ。


とか思っちゃったりするから、

年齢詐欺疑惑(本当)が出たりするんだよね。








華の火の思い出




Tさんと二人で、近くの公園で花火をした。



色んな花火を買い込んで、

でも肝心のライターを忘れて、コンビニで買って。




去年の今頃も、こうして二人で花火をした。

(過去記事「また今度。」


いきなり「花火しよう」と言い出した彼に、

Σ(´Д` )エェッ と、びっくりしたのを覚えてる。




そういえば。


自分で過去記事を読んで気付きましたが、

焼き鳥の砂肝って、それまで食べたことがなくて

Tさんに勧められて初デビューしてたんだったなぁ。

今では串焼きの定番になってます。




あの頃はまだ、

Tさんに少し緊張して、ドキドキしながら。


色んな事に誘ってくれる彼が頼もしくて、

でも、ちょっと不思議だった。


どうしてわたしなんだろう?って。





去年来た公園の、それも全く同じ場所で。

同じような時間に、

同じ顔を合わせて、

花火にライターで火を点けた。



本当に、

変わったのは二人の関係だけ。


ありきたりな言葉だけれど、その通り。





「去年も○○したね」、って言葉が

きっと、これからどんどん増えるんだろうな。





夏もそろそろ終わりです。