こんにちは(^^)
症状の中でも吐き気が最も怖いという方は
クライアントさんの中で多いです。
そこから、
嘔吐恐怖や
会食恐怖
をお持ちの方も
怖いですよね。
もう24時間、そのことが頭に出てきちゃいますよね。
そのようなクライアントさまとたくさんたくさん向き合ってきた結果、
（そして、何より私自身がその恐怖持ちでしたし
）
一つの答えにたどり着きました。
まず、吐くことに恐怖を持たれている方は、
過去のそういった経験（自分でも他人でも）から「嘔吐＝敵」が出来ています。
でもね、分かっていてほしいのは、
あなたはその敵を乗り越えてきたのです
敵に負けていないのですよ。
その敵が来るたびに乗り越えているのです。
でも、どうして敵になっちゃっているのかと言うと、
敵を乗り越えているのに、
「苦しかった、怖かった、もう二度とこんな経験したくない」とインプットしているからなのです。
身体で感じる症状では、例えば、陣痛と出産の痛みや苦しみは大きいです。
でも出産はトラウマになりません。
それは、「苦しかった」と同時に、赤ちゃんに会える喜びがあるのと、産めばこの苦しみが終わるという安心感があるため、
「苦しかったけど、嬉しかった！やり切った！乗り越えた！」
とインプット出来ているのです。
一方、吐くということは、
「苦しかった、まだ続くのかな、もう嫌だな、何が原因だろう」
などと苦しい思いだけをインプットしています。
そこから方程式が出来ちゃっていますね。
だから、まず自分に言ってほしいことは
「私は敵を乗り越えているからこそ、この方程式があるんだ！頑張って乗り越えられたんだ！」
と、敵より自分の方が強いことを教えてあげてください♡
そしてね、もっと言いたいこと
吐くことで何が怖いのか、、と掘り下げていくと、
たどり着くのは
「吐くかも」って恐怖と緊張を感じながら過ごすこと
なんです。
気持ち悪さを感じて、その恐怖と緊張と共にハラハラして過ごさなきゃいけない、
その時間を過ごしたくない！！
のです。
吐くことを「バンジージャンプ飛ぶこと」で例えると、
その瞬間は、バンジーを飛ぶ瞬間で、一番恐怖があるけど、「一瞬」なのです。
吐くことで嫌なのは、
バンジー台にいる時間。
「飛ぶの怖い、でもどうすることもできない、どうしようどうしよう、ここに居るのも怖いし、飛ぶのも怖いし、もう嫌だ~、早くここから降りたい~」
って状況。
これが一番嫌なのです。
じゃあどうするか？
「バンジー台にいるから恐怖を感じてハラハラしている！！」という覚悟を持ってみるのです。
そして、
「バンジー飛んで、『怖かったけど大丈夫だった』とインプットできれば、『嘔吐＝敵』の方程式が緩まるよ、そしたら今の不安感が緩むよ！それって私にとってご褒美じゃん！」と言ってあげます。
でも、
そんな覚悟を持つのも、そんな言葉を言うのも怖い~って場合は、無理してポジティブな言葉を言う必要ないですよ。
いっしょに緩めていきましょうね(^^)
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