しゃぶしゃぶ用の豚肉でサルティンボッカ | 親父ライターvingt-septの息子三人子育て七転八倒

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中学校教諭3年目の長男は、相変わらず忙しい毎日。
東京の大学に通う次男は、大学院生になりました。
美大入学を目指して浪人中の三男は、内職が忙しくて我が道を驀進中。
毎日何かが起きる!
vingt-sept家の未来はどうなっちゃうの?

どうしようかと思ったのですが、


ここのところ、料理ネタを
書けていなかったので、
久しぶりに書くことにしました

というのも、
1枚も写真を撮っていなくて…

すみません!

でも、想像以上に
とても美味しくできたので

全力でイメージしながら
読んでいただけると幸いです笑


さて、今日は何を作ろうかなと考えていると、


ふと、無性にサルティンボッカを
食べたくなってきて…


駅前にイタリア料理の店があって、
事あるごとに、

財務担当の妻の両親(笑)に
連れて行ってもらっていたのですが、
そこで毎回誰かが食べていました

ちなみに、そのお店も、
後継ぎ問題で数年前に閉店
残念!


サルティンボッカは
イタリア語で
ボッカ(口)にサルティン(飛び込む)ほど
美味しいという意味の
ローマを代表する肉料理です

サルトと聞けば、
プロレスのムーンサルトプレスを連想し、
口の中に肉たちが矢継ぎ早に
ムーンサルトプレスを浴びせる画を
イメージする人も多いのでは
(私だけか笑)

Wikipediaの写真なら、
フリーで使えるのかな?

使用させていただきます
こんなのです

提供者さま、ありがとうございます




サルティンボッカは
仔牛の肉を使うのが有名で
セージの葉と生ハムを乗せ
小麦粉をつけて焼きます

でも、近所の庶民派スーパーには
仔牛の肉なんて小洒落たものは
置いていません

なので、これまで
作ったことがなかったのですが、

有名シェフさんの調理動画を見ると、
豚ヒレ肉を使ったレシピがいくつかあって、

豚ヒレのブロックを買って、
さぁ作るぞ!と思いました




そんなわけで、
歯磨きをしながら、妻に
「今夜はサルティンボッカ作ろうか」と言うと、

「冷蔵庫にしゃぶしゃぶ用の豚肉が
2パック残っているから、それ使ってくれん?」

と言われ、

「えっ、そうなの?」

冷蔵庫の中を覗くと、
消費期限が明日まで

使わんとあかんやん
どうしよう?


でも、私の頭の中は
サルティンボッカでいっぱいになっていて

すでに仔牛の肉が豚ヒレ肉に

変換されているのですが、


しゃぶしゃぶ用の豚肉でも

きっと作れるはず

きっと作れるはず!


そんな勝手な思い込みでスーパーへ


お肉は買う必要がなくなったので、
あとはセージと生ハム

セージはどこにあるんだと
野菜コーナーを2周しましたが、
見つけられず


薬味コーナーに
バジルとミントがあって、
たぶん、ここなんだろうなと
何度も何度も
目を皿のようにして探しましたがなくて


どうしよう?


わが家では、裏庭に

大きなアメジストセージを植えているので、
もしかして、使えるかな?と思い

家を出る前に
「アメジストセージ 食べられる」で
一応検索しましたが、

ネットって、何でもありますね


同じような疑問を持つ人が
世間にはいるようで、

「毒はありませんが、食用ではありません」の回答

アメジストセージの葉で強行すると
料理がどんどん怪しい方向に

行っちゃいそうなので、
ここは自重

セージパウダーで代用するしかないなと
スパイスの瓶をたくさん置いている

コーナーに行きましたが
まさかの取扱いなし

こんなことがあるでしょうか!

 

ほんまに何もないな、このスーパー

 

妻と一緒に、

ちょくちょく毒づいています


しょうがなく、

薬味コーナーに戻り、
バジル!で代用することにしました



前置きが超長くてすみません!
買い物を終え、やっと家に帰ってきました


というわけで、調理開始です

●材料(がっつり3人分)
・豚ロースしゃぶしゃぶ用×2パック(仔牛肉の代わり)
※それぞれ22枚ずつ入っていました

・バジルの葉(セージの葉の代わり)
・生ハム
・白ワイン
・鶏がらスープの素(チキンブイヨンの代わり)
・オリーブオイル
・バター
・レモン果汁


●作り方
作り方はとっても簡単です!

まず、しゃぶしゃぶ用の豚肉を

2枚重ねて半分に折り、
その上にバジルの葉をちぎって

3枚ほど乗せます

レシピ動画を見ていると、

そのまま1枚ペラッと乗せているものが多いですが、

(上のwikiの写真もそうですね)


1cm角ぐらいにちぎって乗せた方が

口当たりがよくなるような気がします(思い込み)

その上に生ハムを乗せます


そして包丁の背を使って満遍なく叩きます

レシピサイトを見ると
爪楊枝で留めているものがありますが

(上のwikiの写真もそうですね)


満遍なく叩くことで、

しっかり圧着してくれます

これで準備は完了!

めちゃくちゃ簡単でしょ?



両面に小麦粉を付けて(生ハム側は軽くでOK)
しっかりはたいて

余分な小麦粉を落とし、
オリーブオイルで生ハム側から焼いていきます

いい感じに焼けたら、

ひっくり返して


鶏がらスープの素をパラパラ入れ、
フライパンを回してなじませて、さらに数分


有名シェフさんの動画を見ると、
ほんの3、4枚をおしゃれに焼いていますが、
家庭ではそうはいかず(ですよね?)

なんせ2パック分ありますから…

2パック分の肉、計44枚を
2枚ずつ重ねているので、22枚焼くことに


フライパンにびっしり詰めると、

ちょうど11枚


1回で1パック分を並べられたので、
2ターン焼きました


このあたりから、
親父のなんちゃってレシピになります笑


先に22枚分、

一気に焼いてしまったら、
1回全部、お皿に取り出して、

今度は同じフライパンで
付け合わせの野菜を焼いていきます

秋なので、

きのこ系で攻めることにしました


といっても、

いろんなきのこを買っていたら
高くつくので、


今回は、しめじ、まいたけ、えのきの
3種類をチョイス


実は三男が、

きのこ類が苦手なのですが、
きのこ好きの両親に合わせ、

許せよ、三男!


少し塩を入れ、
しめじ、まいたけ、えのき

それぞれ1パックずつでも
とってもボリューミーです


野菜が焼けたら、お肉を戻し、

フライパン全体が軽く浸かるぐらい、

白ワインを少したっぷりめに投入

アルコールが飛んだら終了です


センスで、お皿に盛り付けたら、
フライパンの中にバターを入れて、


バターが溶けたらレモン果汁を加え
ひと煮立ちしたら、
お肉にかけて、でき上がり!


ボナペティート!



お肉を半分に重ねて焼くと、
ちょうど一口でがっつく大きさになって、
まさに「口に飛び込む」
ジャストサイズになりました


失敗作になりそうだったので、
今回はテストにして

今度、豚ヒレで作って
しっかり写真を撮ろうと思っていたのですが、

思いの外、妻も三男も

美味しく食べてくれました


やはり豚肉を焼いたら
間違いないですね笑


写真がないので、
イメージが付きにくくて、
どうしようもないですが、

興味のある方は
ぜひ、作ってみてください

きのこ類も美味しかった~

 

 

 

 

以下、これまでにブログで紹介したメニューです!
今後も、不定期ですが、
男の手抜き料理をアップしようと思います

 

 

#失敗もなく、切り身魚で簡単に作れますよ

 
#生ハムの塩味が絶妙で何度もリピートしています