[2004] テラ・マリアナ カベルネ・ソーヴィニヨン (VdPコルシカ)  750ml 赤【辛口】テラ・マリアナ カベルネ・ソーヴィニョン 2003 フランス・コルシカ島

ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン

価格:¥898

飲んだ日:2005.01.28

個人的評価(10点満点):6点


小さい島といえどブドウ生産者さんはかなりの数がある、フランスはコルシカ島。その中で真剣にいいブドウを作っておいしいワインだけを作りたいという有志60人が集まって始めたのがこのテラ・マリアナです。


とても濃くて深いガーネット色。香りは新鮮なフルーツって感じで甘酸っぱい。

同じテラ・マリアナのメルロー も飲んだことがありますが、こちらはやや酸味があって渋く、濃かったのに比べて、カベルネ・ソーヴィニョンは酸味があまりなく、甘さも感じられました。ただ、後味で水っぽさを感じたのが欠点かな・・・。でも値段を考えたらベストパフォーマンス! んー、なんか飲みたくなったのう(笑


さすが、雑誌「ブリオ」でこの2001年度ワインが「究極のデイリーワイン・ベスト25」に選ばれたとのことはあります。

 衆院選に向かい各党のマニフェストが出揃い、農政に関してもまとめて比較をするという記事が出ました。
「農政ニュース」http://www.jacom.or.jp/news05/nous101s05082203.html


 まず、以前書いたように、マニフェストなんてものは結局のところ単なる広告みたいなもので、守られるという保証は一切ない、というか別に守られなくても罰則なんかないのですから期待するだけ損というものです。失望が大きそうだし。
 それでも一応検討するならば、見るべきマニフェストは自民党のものです。


 なぜ、自民党のを見るのかというと、内容が優れているからでは全くなく、政権を取らない政党の政策など実行されないからです。政権など全く関係ない共産党や社民党のマニフェストは最初から読む気も起こりません。政策は結局、かなりの部分が与党の思い通りに動くのですから野党の言う事など検討するだけ時間の無駄です。


 さて、この記事を読む限り自民党と公明党の農政マニフェストには両方に「集落営農」の文字が躍っています。この集落営農は、今後推進されるでしょう。これは間違いありません。この部分はマニフェストも実現可能です。
 しかし、集落営農が農業の発展に役立つかどうかはまったく別です。


 集落営農とは文字通り、ある範囲の地域(集落)で独立して農作業を行っていた農家をひとまとめにして営農組合を作り、田んぼなども区画整理でまとめてしまって経営の大型化・効率化を目指すやり方です。集落営農は国が進める方針なので補助金も出やすく、農産物を作る上でも効率化により「計算上は」個人経営よりもこちらのほうが儲かります。


 これって、一概に悪いこととは言えないんですけど、しかし現実には相当難しい、結果的には農家は全然儲からない方法です。まぁ確実に儲かるのは土木業者とJA、あとは農業機械メーカーですかね。それと、集落営農グループを増やして補助金を出せば、それだけ政策的には「効果が上がっている」と見なせるので、役所としてもポイントは上がります。農家が全然儲かってなくても。


 なぜ儲からないかというと、結局は集落営農って、JA主導で行われる事業なんですよ。要するに、農業資材や農薬・肥料・農業機械の仕入れなども全てJA通し、作物の販売もJAルート、肥料の使い方や量、農薬などに関しても計画は全て役所やJAの指導によって行われ、農家はそれをただ単に「実行するだけ」になります。
 自分で考えて行う部分があまり無いのですから、仕事に対するモチベーションの低下は十分考えられます。自分なりの工夫をいかに尽くそうとも、価格は向こうで勝手に決められるのならば、つまり一定基準さえクリアしていれば味噌もくそも一緒くたで同じに扱われるならば、最低限の品質さえ維持していれば手を抜けば抜くほど儲かるというものです。


 そして「計算上は、コストを安く作れる」といっても、JAから買う農業資材はほかのあらゆるルートと比べても日本一高い価格ですし、販売にしても相場で勝手に決められるJA価格は日本最安レベルです。自分で工夫していいものを作り、高く売るのと比べるとさほどコストメリットは無い様な感じです。
 しかも、安く作れて価格は従来のままというならまぁ儲かるってのも判りますが、農産物の相場は年を追うごとにものすごく安くなっています。安く作れるならば、安く買い取ってもいいだろうと考えるのは農家の立場を無視したやり口ですが、JAってのはそういうものです。


 また、生産・販売に関してはさほど責任の無い立場ではあっても、「集落営農を続ける」ということに関しては責任があります。これは一旦はじめると、その営農組合から5年間は脱退できないという決まりが往々にしてあります。始めて2年くらいでポシャってしまっては集落営農の手柄も何もありませんから役所側としてはぜひとも続けて欲しいものですが、農家の高齢化はほかの分野よりも早く進んでいますし、作業内容も屋外の肉体労働なのですから、今できている作業が5年後にも同じくできているという保障はありません。


 集落営農がうまくいっている地域もありますが、そんな事例は全体のほんのわずかです。結局、一番の勘違いは「政策で農業をどうにかできる」と考えている思考そのものかもしれないと思いますが、要するに経済活動の活性化は規制緩和をとりあえずしてから後は市場に任せておくしかないのと同じで、農家の手綱を取ることで農業業界を活性化できると思うこと自体に「所詮、政治家や役人は素人」と結論が透けて見えてしまい、ますますマニフェストなどに興味がなくなるというお話でした。おしまい。


koume

今宵八雲

 純米吟醸 生酒 「今宵 八雲」  

 北海道山越郡八雲町


 原料米:北海道米ほしのゆめ(50%精米)
 使用酵母:-
 日本酒度:+3
 アミノ酸度:0.9

 酸度:1.6
 アルコール度:16.5度
 仕込水:八雲の名水(硬水)
 杜氏:高橋 藤一

 

 価格:¥1,900ぐらい(4合瓶)
 飲んだ日:2005.08.24-26
 個人的評価(10点満点):7点


 

 八雲町で収穫した米に、町内で湧出している名水から造られた地酒です。地域限定品なので、お土産にも良いでしょう。


 上立ち香は弱いが、甘そうな米とフルーツの香り。飲んでみると最初はあっさりすっきりで、アレ?という感じだが、徐々にふわーっと上立ち香と同じ味と香りが出てきました。芳醇でフルーティでコクのあるように感じるが、きれのあるすっきりした味わいでもある。くどさ、嫌味、苦味、渋みといったものがなく、とても飲みやすいです。アルコール度が高いので加水してみたが、まったく問題なしでした。


 とても限定されている酒ですから、ネットでは売られていません。希望の方は以下へ問い合わせをどうぞ(^^


発売元:上野商店

北海道山越郡八雲町東雲町89

Tel:01376-2-3229

Fax:01376-2-3720

 ワインと日本酒は同じアルコール飲料・同じくらいのアルコール度数ですが、いろんな面で違う飲み物です。どこが違うとか言う部分はいっぱいあるのですが、一つ大きな違いに、ワインは農産物だが、日本酒は農産物ではないってのがあります。まぁこの違いは厳密なものではなくて、どちらかというとそういう方向に近いって感じなんですけど。


 どういうことかというと、日本酒の場合はその品質を支えるのはその醸造の技術やノウハウに拠る部分が大きく、原料米についてはもちろんこだわりはあるにしても、自家栽培の米でもって酒を作る酒造メーカーはほとんどありません(少しはあるけど)。
 それに対してワインの場合、その努力はほとんどぶどうに向けられ、ワインの品質向上とぶどうの品質向上はかなり密接な関係にあります。もちろん醸造に関する技術とかノウハウもいろいろあって、これを無視しては美味しいワインなど出来ないのですが、ウエイトとしては日本酒の場合ほど大きくありません。


 両者の違いは、日本酒とワインの場合でのアルコールの出来方から来るわけですが、結果としてワインには農産物が持つ特徴が色濃く出ています。そういう理解をするとわかりやすいです。


 ワインは世界に10万種類あると言われています。もちろん10万種類ものワインを全て把握することは誰にも出来ないでしょうし、ちょっとしたワインショップに並んでいるものだけでもかなりの種類に及び、日常的にワインに触れていない人にとってはこれだけの物の中から一体どれを選べばいいのか、またこれだけのワインに違いをもたらしている要素は何なのか、わけわからんだろうと思います。
 まぁワインの場合はボトルに書いてある言葉がフランス語だったり英語だったりするので、そういう部分にも理解しにくい理由があるのですが、しかしその内容はそんなに奇想天外なものではないのです。


 例えば、米の場合。世の中にはいろんな種類の米がありますが、その違いは主に「産地」、「品種」、「生産者」に拠ります。新潟県産コシヒカリと千葉県産コシヒカリ、あるいは四国や九州で作られている米の味に違いがあるであろうことは(実際には知らなくても)予想できるでしょうし、コシヒカリとあきたこまちでも同時に食べ比べてみれば違いが分かる人もきっといることでしょう。また、同じ茨城県産コシヒカリでも、農家がこだわりを持って減農薬栽培をして作った米と、JAの標準米では明らかな違いがあります。


 ワインだって結局は同じです。「産地」「品種」「生産者」これ以外にもワインの個性を表す要素はありますが(「ヴィンテージ」など)、大きいものは主にこの三つです。同じフランス・ワインでもぶどうの品種がカベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノワールでは味わいは異なりますし、同じカベルネでもフランスのものとオーストラリアのものはやはり違います。


 そういうところに気をつけると、ワインの楽しみは増えます。少なくとも、違いがさっぱり理解できないとか言うことはかなり解消されるのではないでしょうか。


 ・・・と言っても、「フランス語で書いてある」その産地や品種などを読み取るのが結構大変だったりするんですけどね(^^;


koume

ケイペル・ヴェール CV シリーズ ピノ・ノワール [2001]Capel Vale CV Series Pinot Noirケイペル・ヴェール ピノ・ノワール 2001


ぶどう品種:ピノ・ノワール

価格:¥1,575

飲んだ日:2005.01.05-06

個人的評価(10点満点):6点


国東部の名門エール大学医学部教授であったピ-ター・プラッタン博士が西オーストラリア・ケイペル河沿いの地に1974年創業したワイナリー。ケイペルの他、マウントパーカー、ペンベルトン、マーガレトリバーにも自社葡萄園を所有。


一口飲んだとき微発砲を感じたけど、元々なのかor二次発酵のせいなのか知識のない私には分からないので、とりあえず飲む、、、チェリーの香りがし、タンニンを感じるしコクがあって濃い。フランスのミシェル・グロ とかのワインとは全然違う、ニューワールドらしい新鮮ピチピチで爽やか!って感じのピノ・ノワール。微発砲を感じたのが気になったので、また改めて別の店で買って飲んでみたいと思います。

suzu