先日、imepさん から試食用の新潟魚沼BLコシヒカリを送っていただきました(感謝!)
 で本日、家族で試食してみました。


 うちでの結果は、「まずくは無いが、これは明らかに魚沼産コシヒカリではない」です。


 ご飯そのものとしては、それなりに美味しいと思いました。甘味もちゃんとあります。
 しかし、もともとの魚沼コシヒカリとはまさに日本最高峰のコシヒカリであり、それと比べるとこれは明らかに違う。まずい米とは言えないが、25000円の価値は無いということです。


 歯応えが硬い。それと、魚沼コシヒカリはのど越しに滑らかさがあるものですが、これはざらついている感じです。


 また、コシヒカリは1年間を通して味が持続する(古米になっても美味しい)という特徴があり、DNAが変わっているBLコシヒカリにもこの特性が備わっているかはまだわかりません。九州のヒノヒカリや、ヒヨクモチなどは新米のときは非常に美味しいのですが、梅雨時期を過ぎると一気に味が落ちると言う特徴があります。


 新潟魚沼コシヒカリというのは、米業界においては確固としたブランドとして成立しています。ブランドとは信用であり、品質を保つことは最低限の条件の一つだと思います。向上していくことは大事ですが、確立したブランドが全く新規なことに挑戦するのは大抵は許されないことですし、普通その場合はまた新たなブランドを立ち上げることになります。
 新潟県も、これをコシヒカリ(=BLコシヒカリ)として発表するのではなく、例えば「従来の新潟魚沼コシヒカリに変わる、魚沼みづほ(名前は適当です)」とかいう形で発表し、新しいブランドとして育てていけばよかったと思います。それが、新潟コシヒカリの威光を利用するだけで由とした態度は詐欺的と言っても言い過ぎではないと思います。


 BLコシヒカリとはある意味、バカな2世議員のようなものだと思います。いかに親が偉大でも、全く個性の違う人物が同じ票を得るべきだとは思えません。


*5月25日追記


 24日の夜炊いた魚沼BLコシヒカリを、25日の朝食、それと昼食にも頂きました。

 一晩経ったら、味が全然別物です、これ。

 歯応えの硬さはなくなりましたが(時間が経って水分が均一化したんだろう)、甘みはかなり抜け、食感は益々ざらざらになりました。

 コシヒカリは時間が経っても美味しく、冷えても美味しい米なのにこれではひどい。私の中で、評価はさらに下がりました。価格は半額程度が妥当でしょう。


 ちなみに、炊いてから一晩置くと不味くなる米の代表例は、無洗米です。


koume

【さきがけon the Web】06.05.23


文部科学省は23日、日本初の「ワイン科学コース」を山梨大大学院に設置すると発表した。ぶどう栽培とワイン醸造、品質管理の専門家を育て、科学の力で甲州ワインのブランド力強化を目指す。5年間で計約2億5000万円を拠出する。


フランス・ボルドー大醸造学部などから招いた講師による講義や実習、海外留学や県内の醸造所で実務を学ぶインターンシップを通じ、ワイン製造の最先端が学べる。定員1-2人で、来年度入学予定者から募集する。


既にワイン関係の仕事に就いている社会人を対象とした2年で計8カ月間の再教育コースも、ことし開講。今月中に5-10人の募集を開始する。



他にもっとやることあるでしょうに。日本酒とかさ・・・。

 私としては常識のつもりだったのですが、つい最近うちの親から久しぶりに聞き、世間的にはこんな言葉はまだ誤解されつつ生きているのかと思ったのでちょっと取り上げますが今現在、環境ホルモンなどという物質は存在しません。


 「環境ホルモン」という物質(?)は10年ほど前に話題になり、現在も「環境ホルモン学会 」などという団体が存在し(一部では有名だが大変はた迷惑な訴訟 を起こしている)ますが、これはもともとは「外因性内分泌撹乱物質」と言います。外から体内に入ってきて、体内のホルモンと似たような働きをする、または体内のホルモンの働きを阻害すると言うような物質のことを意味します。
 で、その物質そのものにどんな物があるかと言うと、1998年に環境庁(当時)が作った「SPEED'98」という内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質67種類をまとめたリストがあり、農薬などが多く含まれていたために一時期メディアなどで大騒ぎになりました。


 ただ当時から大変な誤解があったのは、このSPEED'98リストはただ単に「内分泌攪乱作用を有すると疑われる化学物質」のリストであり、つまり「内分泌攪乱作用を有する化学物質」では無かったのです。このあたりが紛らわしく、しかもマスコミ特有の「大げさな表現をする」性質とあいまって環境ホルモンはどんどんその「毒性」を増し、「農薬が残留した野菜を食べると奇形児が産まれる」と言う都市伝説まで生みました。


 で、疑われる物質としては、早くその物質の疑いを晴らすべきだと言うことで、もちろん全ての物質について詳細な検査が行われ、結局SPEED'98リスト上の物質からは何一つ内分泌撹乱作用を有する物は発見されませんでした。それにより現在、SPEED'98は取り下げられています。


 現在、まともな科学者たちの間では、この内分泌撹乱物質についてほとんど話題の俎上にすら乗っていないらしいです。環境ホルモンって現在では、口にするだけで知識を疑われて恥ずかしい場合があるので、注意しましょう。


koume

ドメーヌ・フランソワ・エ・ジャン・マリー・ラヴノー  シャブリ・プルミエ・クリュ・ブトー 1998

ドメーヌ・フランソワ・エ・ジャン・マリー・ラヴノー シャブリ・プルミエ・クリュ・ブトー[19...

フランス>ブルゴーニュ地方>シャブリ地区
品種:シャルドネ
価格:
飲んだ日:06.05.04
個人的評価(10点満点):8

ラヴノのワインは、偉大なまでの深い風味、余韻と底知れぬ奥行きがある。と同時にキリッとした堅さとミネラルのような風味をあわせもつ。1級(プルミエ・クリュ)、特級(グラン・クリュ)そろって文句のつけどころがない。軽量級のヴィンテージすら、ラヴノのワインは10年~15年、ひょっとすると20年はもつ。熟成した暁のシャブリにありつける幸せ者は唖然驚倒するはず。名声には高価格がつきものというわけで、ラヴノのワインはシャブリ随一の値段である。(ワインセラー・ウメムラ のウェブサイトから)

10年を待たずに開けてしまったわけですが(笑)
石川県金沢市の『タベルナ・ガッパ』って店に持ち込んで開けました。ちなみにここはイタリア料理店ですが、料理内容や味付けはどちらかというとカジュアルなフランス料理に近いかな。コースではなく、アラカルトで好きなのを選べ、雰囲気も堅くないので気軽に利用できると思います。そんなに高くないし。味はもちろん超まいう~~!(でぶや風)

やや薄い、黄緑のかかった黄色。最初は意外とあっさりしていましたが、時間がたつにつれてコクとふくよかさが出てきました。ただ、シャブリの特徴とも言われる「火打ち石の味」というものかな、コート・ト・ボーヌやマコネーの白と比べるとキリッとする部分がありました。「火打ち石の味」って言われても実際には分からんしな(^^;
ミネラルというか、クリスタルというか、まあ実際に他の白と飲み比べてみないと分からないと思うんですけども。。。シャブリは石だ、と例えられていますが、確かに印象的にそんな感じ。ミネラル・ウォーターの硬さに近いかも。また、シャブリの特徴のひとつである酸味もほどよくあり、バランスよく飲みやすかったです。熟成年数を重ねれば酸味はもっとまろやかになり、豊富なミネラル味とのバランス感に優れたシャブリになっていたでしょう。こういう未来への期待が、私をワインを飲まずにストックさせてしまう”コレクター”にさせてしまっています(笑)

しっかりと樽熟成されているこのラヴノーのシャブリは、生ハムとモッツァレラから、タイのカルパッチョ、オイリーなバジルのパスタやラム肉のソテーまでよく合いました。ただ、コクのあるソースを使った牛ステーキにはやや負けていた感がありました。それでも十分美味しかったし、ワインも料理も心ゆくまで堪能できました!

 DNAの98%がヒトと同一な生き物は、ヒトと言っていいでしょうか?普通はもちろん、違うと言います。チンパンジーとヒトは同じ生き物か?ということですから。
 しかし、ヒトとチンパンジーは同じ生き物だと主張している人たちが新潟県にいます。BLコシヒカリ問題です。


 新潟県のコシヒカリは、去年度の作付けからほぼ全量が「BLコシヒカリ」という新品種に植え変わっており、コシヒカリとBLコシは味が全く違うのにしかし品種の表示はコシヒカリのままで、むしろ旧来のコシヒカリを新潟県で作ってもそれはコシヒカリと認められない(BLコシヒカリでなければ検査を通らない)という無茶苦茶な事になったのは去年すでに書きました が、この問題が今日、朝日新聞の一面でついに取り上げられました。

asahi.com 新潟コシヒカリ、品種変更したのに表示そのまま


 もちろん、違う品種に代わったと言うのに名称をそのまま「コシヒカリ」として販売されているのですから問題が起こるのは当たり前で、我々農家や米屋、農業業界ではそれなりに話題になっていたのですがついに一般紙にも載りました。そういう点でこれは重大です。いろんな方面での偽装が話題になっている昨今、ただでさえ相当寒い米業界がさらに冷え込みそうです。


 新潟県の職員は、日本の水稲業界全体に重大な悪影響を与えたと言うことを本当に肝に銘じて欲しい。役人の無責任体質は今に始まった事ではありませんが、お前たちの仕事のせいで首を吊る人が本当にいるからな。


koume