山陰中央新報 06.12.05


島根県のファーム木精=こだまが、低グルテン米を使った日本酒や麺を商品化した。原料の低グルテン米は、うるち米の早生品種「春陽」。日本酒については、フルーティーな味わいが出たので好評らしい。

他にもパスタやラーメンを商品化しており、すでに道の駅などで販売されている(1袋2食入りで460円)。加瀬部一倫社長は「安全、安心を追求し、地元にこだわった商品を数多くそろえていきたい」と話している。


 まず「低グルテン米」は「低グルテリン米」の間違いです。細かいことですが、知っている人間なら絶対間違えない類のミスであります。

 春陽はもともと酒米を掛け合わせて作られた粒の大きい品種で、これで酒を造ったとしても驚きではありません。実はこれは普通に食べると美味しくない品種でもあり、酒などに加工しないと商品価値がない・・・という裏事情もあります(^^;食べるための「低グルテリン米」ならば「LGCソフト」をどうぞ~~うちで扱っていますよ(^^)/

なんとなくラム肉を思いついて、楽天市場 で検索していたら、なんと地元のラム肉専門店を発見。

とゆわけで買ってきました、NZ産仔羊の骨付き肩ロース肉。



ラム肉を扱うのは初めて。にんにくとローズマリーとタイムで下味つけてミディアムレアに焼いて、ソースはバルサミコ酢メイン。

柔らかで美味~~い。嫌な臭みもまったくなし。甘酸っぱいソースもイケてました。

チョップの本数は全部で8本、真空パックでぎゅうぎゅうに詰められていたので、2人分にはやや少ないかな思ったのですが、開けたら十分ボリュームありすぎて臨月状態。でも牛肉ステーキよりは食べ応えあって安いので、新たな食材に開眼♪


ワインはレッドウッドクリークのピノ・ノワール。安くてそれなりに美味くて食中酒としてよく買ってます。


出来上がったときはあまりに美味そうでがぶりついてしまったので、写真を撮るのを忘れた・・・・キーッ

 最近、医師関連のブログをよく読んでいるのですが、いやあすごいですね。日本の農業が壊滅の危機に瀕しているのは良く知っていますが、医療の崩壊はもっと早く危機的なんですね。ってのんびりしてる場合じゃないんだけど。といって何かできるわけでもないんですけど、患者になりうる身として知っておくことは良いんじゃないですかね。


 下のブログでは、医療訴訟について事例を挙げてよく取り上げています。文章量はかなり多いですが、読む価値はあると思います。
 新小児科医のつぶやき http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/
 ちなみにタイトルを見たところは新米の小児科医の日々の仕事ぶりみたいな感じですが、内容からはとても「新」という感じはしません。


 医療訴訟といえば最近では、例のたらいまわしで有名になった奈良救急事件 がありますが、あれは産科医や小児救急の分野の医師はもちろん、それ以外の医師たちにも大きな影響がありました。マスコミだけを通じてあの事件を見ていれば、重篤な状態の妊婦を受け入れずにたらいまわしした病院はひどいということになりがちですが、医師の常識・医療の現状ではあれは当然の措置であって、他にやりようがないという状態だったようです。あの事件以後、救急医療の現場は瓦解の動きを見せ、「救急は受けたくない」「救急は受けない」といった考えが浸透するほどの破壊力がありました。


 私は医療に関しては素人ですから、ほとんどが先のブログからの孫引きになるのですが、現在の医師を取り巻く環境をひどくしているものに、無限の責任、医療訴訟があるそうです。
 もともと治療行為とは準委任契約で、つまり患者から治療を任されはするが結果の責任は負わないという仕組みです。ある人にとっては無責任だという感想を持つでしょうが、人の体の仕組み上、治せない病はいかなる治療をもってしても治せない、いくら医師でもミスがあるときはある、というのがそもそも当たり前ですし、医療の根本は「患者が自分で治し、医師はその手助けをする」というところにありますから、全ての責任を医師に負わせるのは酷というものです。もちろん医師には、治療そのものにおいては最善の努力を負う義務があり、いい加減な治療をしても責任が問われないという意味ではありません。

 ところが恐ろしいことに最近、「医者は患者を治して当然」と考える患者が増え、治らなければ当たり前のように医師に責任を問うという態度が増えています。先に書いたとおり、医師は途中経過には責任があっても、結果に関してはどうにも出来ない部分があります。ところが特に本邦では、国民皆保険制度で医療が非常に充実しているせいか(それ自体はすばらしいことなのですが)、治らないことに納得できない人が増えているのですね。この部分で「無限の責任」が医師の肩にのしかかっています。
 特に産科の場合、現在は無事に出産できる確率が非常に上がっているので、「出産は安全に出来て当たり前」という意識がとても強いようです。奈良救急事件ではこの意識が顕著でした。産科医に言わせると、出産はあくまでも危険を伴う行為で間違いない、となるのですが。


 で、医療訴訟があるわけですが、どうもさまざまな訴訟があり医師は相当おびえているようです。
 恐ろしいのは、医療訴訟が起こされて患者側が医師を訴える場合、原告側には確実に「死亡」あるいは「重篤な後遺症」という結果が存在することで、仮に医師が最善の努力をしていたとしても医療ミスとみなされがちなことです。
 報道なんかを見ててもよく思ったものですが、ある治療行為について後からああすればよかった、こうすることもできたのではないか、というものが非常に多い。これは、言うのは簡単ですが、医師はその場では最も可能性が高いとして現状の方法を選んでいるわけですから、仮に別の方法をとったとしても助かったかといえば分からないし、後付の理由などいくらでも考えられます。特に末期医療の現場では、まったくミスがなくても患者が死亡することはあります。
 そして訴訟の場で、別の方法があったのではないか、ということでそちらを選ばなかった「医療ミス」が作られます。それを判断する裁判官はもちろん医療の素人か、あるいは素人ではなくても本職の医師とは比べ物にならないほど医学知識も足りてないわけで、ほとんど心象のみの判決となります。最善の治療をしていても有罪となり、人生を棒に振る医師が多いということです。


 こうなると医師は、医療訴訟に遭いそうな分野から逃げ出すことになります。末期患者を扱う場所や救急医療、産科、小児科などです。それらの治療を請け負った瞬間、何の落ち度もなくても瞬時に人生を転落させられるリスクを負うわけで、請け負いたくないのも当然です。実際、これらの分野の医師は急激に減少しているそうです。もともといた人が辞めていくわけで、もちろん新たな成り手もいません。少ないのですらなく、ゼロという地域も珍しくないそうです。


 最近、JBMという言葉があるそうです。もともとあった、EBMという言葉をもじったものです。
 EBMとは、Evidence-based Medicineの略で、医学的な根拠を伴った治療のことです。カンや経験に頼った治療ではなく、科学的な裏づけがある治療を行いましょうということです。
 そしてJBMですが、Judgement based Medicineの略です。医療訴訟によって出来た判例に基づいた治療のことです。ここでは医学的根拠や、ましてカンも経験も関係ありません。最善の治療法であろうが、訴訟でダメが出た治療は行わない、判例に則った治療行為を行うということです。
 簡単に言うと(医療には素人同然の)裁判官が決めた治療行為のことで、これを行うと確実に患者は助からない(助かる可能性が極端に低い)ものも含まれます。しかし、判例でダメが出た治療行為は、後日訴訟を起こされるとほとんど確実に敗訴を食らいますから、事実上行えないのです。
 JBMは2ちゃんねるあたりの造語らしいのですが、ネットをやる医師にはすでにかなりいきわたった言葉であるらしく、防衛的医療としてこういうことを行わざるを得ないかもしれないというところまで話が進んでいるようです。


 医療訴訟の場で、必ず医師が正しいわけでもありませんが、少なくとも報道だけを見て判断することは医療崩壊を進めるだけなようです。すでに医療崩壊確実といわれる地域もあり、重要性が非常に高い問題です。


koume

 いわゆる農薬といわれるものの中でたぶん一番有名なのが、DDTだと思います。これは現在では全世界で、使用がほぼ禁止されている(一部の発展途上国では、使用が認められている)殺虫剤です。


 DDTは1939年、スイスのガイギー社のミュラーによって開発された殺虫剤です(正確には、それより前にすでに合成はされていたが、ミュラーによって殺虫効果があることが確認された)。

 勘違いしている人は多いのですが、もともと農薬としてあったものではありません。殺虫剤として優れた能力を持っていたために、後から農薬としても転用されたものです。そういう物質は結構たくさんあり、たとえば身近なものでは水銀(何故か水銀の公害をいうときは真っ先に農薬が疑われるが、農薬以外に使用されたものの方が遥かに多い。現在は農薬としては使用禁止)、オキシドール(現在は、「発がん性が疑われるため」農薬として使用禁止)、重曹(「発がん性が疑われる」が、例外的に農薬として使用が許されている珍しい物質)などなどたくさんあります。ミュラーはDDTの開発者としてノーベル賞を受けていますが、農薬関連で他にノーベル賞を受けている者はいません。


 さてDDTは戦後、世界で広く使われるようになりました。殺虫剤として蚊やダニの駆除に非常に有効で、残効が長く、つまり一度使用すれば効果が非常に長持ちし、しかも安価であったために爆発的に広まりました。戦後まもなくの衛生状態が非常に悪かった日本国内で、虱などを駆除するためにDDTの粉を頭から真っ白になるほどかけられたという話は有名です。これによって、大きく広がると予想されていた伝染病(チフス)はかなり予防され、国内の健康状態の向上に大きく貢献しました。
 その後、DDTは農業分野にも使われだします。殺虫剤としてきわめて優れていたため、全世界で盛んに使われました。その使用量は、すべて合わせると地球の表面をうっすら覆ってしまうほどの量だったといいます。


 しかし1962年、レイチェル・カーソンの有名な「Silent Spring(邦題は「沈黙の春」)」が出版され、状況は変わります。この本は化学物質を批判した書物として先駆的なもので、特に当時大流行していたDDTを大きく取り上げ、春なのに鳥が鳴かなくなったと主張してDDTを強く批判しました。また評価はかなり異なりますが、有吉佐和子の「複合汚染」も化学合成物質を批判したルポタージュとして話題になりました。
 この時から農薬に対する世間の風当たりは急速に強くなり、特にDDTは使用を規制する方向へとどんどん流れ、日本では1971年に農薬登録が失効しました。つまり現在は、販売されなくなってからすでに30年以上経っているということです。


 有吉の「複合汚染」は、出版当時から内容が科学的ではないとか間違いが多いなどの批判が多く、あまり省みられることはありませんでしたが(と言っても未だにこの本を元ネタにした農薬批判を見かけることがあるが)、「沈黙の春」はかなり重く受け止められました。もちろん内容について批判がなかったわけではなく、内容が科学的に間違っていると言う意見もあり、現在ではそのDDT批判で明らかにおかしい部分もいくつも指摘されているのですが、それにしても当時のDDTの使われ方は異様に多く、現在ではその異常な大量消費に歯止めをかけ、化学物質の安全性や環境負荷についての意識を向上させる契機となった書物だったと評価されています。


 昔はDDTと言えば、強力な発がん性など多大な害をもった物質だと思われていましたが、現在の調査では、どうやらDDTに発がん性はないのではないかと言われています(IARCの発がん性物質グループ3)。
 ただ、毒性が低そうだとはいえても、最初の方に書いたとおりDDTは残効性が高いため、大量に使用され続けどんどん残留していくのはさすがにまずいのではないかということから、使用禁止も妥当であると言う見解もあります。


 現在、DDTは世界中で原則としては使用が禁止されていますが、先にも書いたとおり一部の発展途上国では使用されています。殺虫剤としては良く効き、安価で(と言うことは簡単に合成できる)というわけで、衛生状態の悪い国ではマラリアなど伝染病を防ぐために蚊などを駆除する目的で使用されているのです。そのおかげで現在、該当する国ではマラリアに罹る患者はかなり抑え込めています。
 実は昔は、その一部も許されず、DDTは完全に使用禁止になった時期がありました。その時期はどうなったかと言うと、せっかく抑えられていたマラリア患者が再び激増してしまいました。DDTに代わる安価で簡便な殺虫剤がなかったためです。現在ではWHOが使用法などを調査し、再びDDTを限定的に使用することを認め、マラリアの抑制に貢献しています。ちなみにその抑止率は半分や3分の1どころではなく、1万分の1以下と言う素晴らしいものです。


 DDTが農薬として使用されることはおそらくもうありませんが、結局のところはどんな物質でも、使用する方法によると言うことではないでしょうか。最初から殺戮兵器として開発されたものなどを除き、100%害悪なんてものはこの世にありません。逆に、100%善良なんてものもありません。全てのものは善用すれば善、悪用すれば悪の2面性を持っていて、「DDTだからダメ」「農薬だから有害」なんて思考では何にもできないのであります。


koume


keizel 就職活動で北陸に行ってきた。企業説明会などではなく、昨今の北陸地方の企業情勢や傾向などの説明会だったんで、気は楽。むしろ夜行バスで疲れて戻ってきてから眠くてしょうがなかった。朝に戻ってそのまま出勤したから。


セミナーでは、説明会開催の人事の方とたまたまお知り合いになれたので、いろいろ話を伺っていたらハローワークに勤めているという知人を紹介してくださった。予約まで取ってくださったので、また近々北陸です。人事の方に腰を低くして平身低頭、遠回し的にゴマすりしてたら棚から牡丹餅。人脈とコネができるっていいね。


閑話休題。


とある繁華街にある「恵是瑠」でディナー。こじゃれたクラシカルな雰囲気で、給仕は一人しかいないので余計な干渉もなく、リラックスして食事できた。店内は狭いから、他の客の目もあんまり気にならなそう(平日に行ったから客は少なかった)。

  ・仏産小鴨のコンフィとトランペット茸入りキッシュパイ

  ・帆立貝のマリネと加賀レンコンと太きゅうりのピクルス、赤パプリカとパセリのソース

  ・加賀五郎島のさつまいものポタージュスープカプチーノ仕立て

  ・牛ヒレ肉のステーキマデラソース

  ・フレッシュフォアグラのポワレ

  ・温かいパン、特製のアンチョビ入りオリーブオイルソースつき

  ・食べ放題のデザート(マンゴー、チョコ、ババロア、プリン、レモンチーズ各ケーキ)

  ・コーヒー or ティー


どれもオーソドックスにおいしい。ソースは控えめで、地元素材の味を大切にしてるようだ。パンにはオリーブオイルソースがついてきたんだけど、こゆのもあるのね~。一番美味しいと思ったのは意外に、キッシュパイとポタージュスープ。デザートは食べ放題なので別腹の持ち主にはいいでしょう・・・・


ワインは持ち込みOKだったので、「シャトー・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2002」を。


なんだか風味は大人しいシャブリのワイン?シャブリ地区とマコネー地区はブルゴーニュ地方の上と下の端っこ同士で離れていたよなぁ。まあそんなことはどうでもいい、温度が上がるとボケてきつくなってくるけど、冷やせば柑橘の如くすっきりしてさわやか~。料理が濃いソースの少ない、比較的淡い味付けだったので、終始どっちもおいしかった~