NATROMさんのエントリ を読んで思い出したことですが。


 栄養学などの学問の世界で言葉を正しく使うならですが、「にんじんに栄養がある」「トマトに栄養がある」といった言葉の使い方は実は間違いです。これが「にんじんは栄養になる」ならOKです。もちろんにんじんにはカロテン等が含まれていますが、それらは正しくは栄養素であって、栄養ではありません。
 栄養とは本来は、生き物が外部から栄養素を取り入れてからだを成長・維持し、いらないものを排出するという現象そのもののことを指します。「にんじんには栄養素がある(含まれる)」が正しいのです。栄養素は、炭水化物や脂質等の物質のことです。


 この二つの言葉はしばしば混同されていて、混同しても意味が通じないとか誤解するなんてことは普通ありませんが、実は違うんですよというトリビアでした。おしまい。


koume



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先日の「男山 生もと純米 」の続き。


明日のことを全然考えていない大量のニンニク(4かけだったか)スライス+パルミジャーノ を投入したパスタと、コンテ 入りジャガイモともに味わったが、非常に一致していて美味かった。

トゲトゲさがないせいか、まろやかで良い。日本酒では久々のヒットだったので嬉しかった^^



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 いもち病は、稲作でのメジャーな病気のひとつだから、この遺伝子が発見されたことは疫学的に重要ですね。

 でも日本では遺伝子組み換えは流行らないっつかアンチ団体が酷いし。

 でも遺伝子組み換え食物は、農学的にも生物工学的にも経済学的にも重要で、今の世界事情では求められているもののひとつだと思います。日本でバイオマスエネルギーを自給したいというなら、遺伝子組み換え植物は必要。

 普通の品種改良だって、結果的に出来る物は変わらないんですけどね。実験圃場で作る新品種も従来の物とは遺伝子が違う。田んぼで作るか実験室で作るか・・・実は実験室で作るほうが、どの遺伝子がどう変わってるかはっきりわかるから、いろいろな意味で扱いやすかったりする。



<イネ>いもち病に強い遺伝子発見 農業生物資源研

7月18日1時29分配信 毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070718-00000010-mai-soci


 いもち病などに極めて強い防御機能を持つイネの遺伝子を農業生物資源研究所(茨城県つくば市)が世界で初めて発見し、17日発表した。コムギなどイネ以外のイネ科作物にも利用可能。遺伝子組み換えにより、農薬使用を大幅に抑えられる新品種開発が期待される。
 研究チームは、世界で利用されている病害防除薬ベンゾチアジアゾール(BTH)が、植物自体の持つ病害抵抗機能を活性化させることに注目。メカニズムを解析し「WRKY(ワーキー)45」という遺伝子が、BTHによって活性化された抵抗機能の中心的な役割を担っていることを突き止めた。
 さらに、ワーキー45は病原体への抵抗性を持つ数百の遺伝子を統括的に制御していることも分かった。しかし、活動を始めるまでに時間がかかり病原体に侵されてしまうケースも多かった。
 研究チームは、病原体の侵入とともに活動するように遺伝子を組み換えたところ、いもち病はほとんど発症せず、さらに白葉枯病など、いもち病以外の病気にも強い抵抗性を示すことが分かった。【石塚孝志】


原論文:

THE PLANT CELL Published on June 29, 2007; 10.1105/tpc.106.046250

Rice WRKY45 Plays a Crucial Role in Benzothiadiazole-Inducible Blast Resistance



 ところで、稲の病気はいもちや白葉枯れ以外にもいろいろありますが、野菜の病気も含めて、たいていは致命的な病気です。たぶん世の中の皆さんは、植物の病気なんて人間で言えば風邪程度の軽い物と感じているかもしれませんが、実はガンやエボラに匹敵するような酷い病気はざらにあります。

 消費者団体の方々は、有機肥料をやって農薬を使わずに健康に育てれば病気なんか撃退できる、とよく言いますがそれは違います。人間でも、毎朝乾布摩擦をして食事にも気をつけているような人でも病気になる時はなります。

 先日、麻疹が流行して大騒ぎになりましたが、予防接種をしなかったツケは如実に出ています。次は日本脳炎の流行も予想されています。実は、先進国中でこれほど予防接種の摂取率が低い国は他にないそうです。


 というわけで米や野菜も、病気に対して予防的に使う農薬は非常に重要です。エボラなどと違って特効薬が開発されていますので、適切に使えばかなり抑え込めます。使わなくて、ちょっと細菌でも蔓延すれば、農産物なんかすぐ全滅しちゃうんです。

 実は減農薬栽培ではしばしば、こういった予防的に使う農薬が省略されます。運良く病気が来なければ、確かに農薬を使う回数は削減されますが、もしやっぱり病気が来たという事になれば大変です。もちろん対症的に使う農薬もあるのですが、その時使われる農薬の量は予防的に使うのとは段違いに多くなります。撒くのも面倒くさく、タイミングが遅れれば(たった1日病気の蔓延に気づかなくても)手遅れということもあります。当然、遅く撒くなら残留する可能性も高くなります。


 技術は適切に使うことが重要です。自然のままに放っておけば死ぬだけです。


koume



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男山 生もと 純米(900ml) 2005.09.01


北海道>旭川市>男山株式会社

原材料: 秋田県産吟の精(精米歩合60%)

アルコール度: 15度

購入: 函館市のレンガ街

価格: 忘れた


気温15度ぐらいのときに常温で飲む。


何か良い日本酒はないかとあさっていたら、奥の方で忘れかけていた酒を見つけました。

2年前の酒ですが、ひねた感じは感じられなかったです。コクはやや薄いですが、旨味がある。和食にも洋風サラダにも合っていて、すいすい飲めました。オイリーな料理もさっぱりと流してくれますね。

辛口でもないし、酸味やアルコール臭を感じさせないところが好きです。上立ち香は弱く、含み香はどぶろくのような甘いコッテリしたものがあります。食中酒として最適。

ボトルの形がやや変わっていて、酔っていてもガシッと持てるところが素敵(笑


suzu



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 昨日のエントリの続きです。すごくショッキングな事例だったのでもう少し感想を続けます。


 NATROMさんのブログでは、続きのエントリのコメント欄でも議論?が沸騰しています。
 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070713

 ここに、件の吉村医院の関係者と思われる自称助産師が登場し、「児の死因は染色体異常だったことを視診で確認した」と主張しています。私は非医療者ですから、染色体といわれても、xyとかxxとか男性と女性を分けるとかくらいしか知りませんが、それでもどうも染色体異常が視診で断定できるとは思えません。そこで、勤務医 開業つれづれ日記様 のコメント欄をお借りして質問してみたところ、風はば様とHekichin様より回答を戴きました。ありがとうございました。


http://ameblo.jp/med/entry-10039926645.html  より

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■無題

koumeさん
>染色体異常って視診ではっきりわかるものなんですか?

確定診断は、染色体検査をしないと断定できません。視診でそれ(染色体異常)を疑う所見があったとしても、それ(視診所見)はあくまでも状況証拠であり、確定には至りません。


風はば (2007-07-16 12:30:12) [コメント記入欄を表示]


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■でたらめでしょう

視診である程度異常が推定できるケースはありますが、もしそうだったとしてもブログに書き込むとは大胆な助産婦さんでしたねぇ。遺伝的なものであれば両親とも公表されたくないことでしょうから。

でも、染色体異常によるものという事実はないと思います。院内で赤ちゃんが死んでしまったから、何か言い訳を考えて、「染色体異常ってことにしよう!」と思いついたと。院内事故ですので医院に責任があるかもしれませんが、病気で死んだってことになれば訴訟も回避できますし、両親とも納得しやすいですから。。。ある意味犯罪者集団ですね。(ただしこれも推定ですよ、本気にしないでねw)


Hekichin (2007-07-16 12:32:26) [コメント記入欄を表示]


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 やはりというかなんというか、視診だけでは染色体異常の断定は難しいようです。


 染色体異常が死因に繋がるというのもはっきり言ってよくわからないんですが(それに伴う合併症の方が死因になるならわかる)、まあそれはおいといて仮に件の方が視診だけで染色体異常を断定できる凄腕の助産師だとして、その人が全幅の信頼を置く吉村医師ならば自然分娩の権威といえるほどの名医なのでしょう。しかしこのケースでは、そんな医者でも兜を脱ぎ、結局は近代医学のほうへ丸投げしているわけです。
 この事例は自然分娩の限界をはっきり表しているといえるでしょう。あの吉村医院ですらダメな事例でも、最初から近代医学が手を下していれば問題なく安全に出産できてた可能性が高いのだから。


 もちろん近代医学にも限界はあるでしょう。しかしその限界値は、どう考えても自然分娩法より上と感じます。その限界をわきまえた助産師・助産院ならば社会的にも有用で、周産期医療の維持に貢献しているのではないかと考えます。逆に限界も技量もわきまえぬ助産師の存在は害であるとすら感じます。限界があることは特に恥でもなんでもないと思います。


 近代科学技術大嫌いで自動車を忌避している人が、仕事の用件で、3日の間に1000キロ離れた場所に行きたいと言った時、誰に相談してもだいたいは自動車や電車、飛行機などを使えと言うと思います。そこに、大丈夫、走って行けるよと安請け合いする人が登場したようなものです。人がいくら頑張って走っても時速20キロくらいにしかなりません。どこまでぎりぎり粘っても、最後はタクシーにでも頼るしかありません。
 それでなんとか間に合ったのに、降り際に「本当はタクシーなんか使いたくなかった。走れて幸せだった」と言われるなら運転手が憤慨するのは当然です。最初から新幹線でも使ってくれればもっと余裕で到着したのに、ぎりぎりで走らされたタクシーは相当の無理をしているのです。


koume


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