LDL-コレステロール低下にはアボカドが効く!? | 最新科学の栄養学と医学が教える!ヴィーガン・ベジタリアンの健康の秘訣と注目トピック解説

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みなさまの健康への一歩を応援します。

LDL(悪玉)-コレステロールが高いあなた!

なんと、アボカドが効く、というのです。

 

 

アボカドを毎日食べたことで、

特にLDL-コレステロールが高い人は低くなった、というのです。

 

 

 

アボカドはエネルギーが高いので、太るのでは!?というのが気になりますが、

 

 

 

アボカドに多く含まれる栄養素など詳細は以下のサイトをご覧ください↓

 

 

 

 

 

体重や体組成には影響がなかった、ということです。

 

おいしい、アボカドを食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

LDL-コレステロールを下げるにはどうしたら?↓

 

 

 

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参考文献

Avocado Consumption and Cardiometabolic Health: A Systematic Review and Meta-Analysis

J Acad Nutr Diet. 2024;124(2):233-248.

 

 

 

研究課題 アボカドの定期的摂取は成人における
成人における心代謝系の健康マーカーを改善するか?

主な結果 
この系統的レビューでは、2021年11月までに発表された10件の研究を同定した。
毎日のアボカド摂取は、ベースラインのコレステロール値が高い成人において総コレステロールおよび低比重リポ蛋白コレステロールを低下させた。
高比重リポ蛋白コレステロールやトリグリセリドに群間差はみられなかった。
研究の限界のため、所見の確実性は低いから非常に低いと評価された。
さらに、アボカドを現在の通常摂取量をはるかに上回る量摂取しても、体重や体組成に好ましくない変化は生じなかった。

 

結果 全体として、TCのわずかな有意な減少がみられた(-5.08 mg/dL;P=0.02)、LDL-C、HDL-C、トリグリセリドに有意差はなかった。LDL-C、HDL-C、トリグリセリドに有意差はみられなかった。

サブグループ
サブグループ解析では、LDL-Cの有意な減少が示された(-9.4mg/dL;P<0.00001)とTC(-7.54mg/dL;
;P<0.00001)は、高コレステロール血症の集団ではアボカド群と対照群で差がみられ、正常コレステロール血症の集団では差がみられなかった。しかし、所見の確実性は低いから非常に低いと評価された。体重
体重および体組成はアボカド摂取により悪影響を受けなかった。

結論 アボカドの摂取は高コレステロール血症の人のTCおよびLDL-Cを減少させる可能性がある。
アボカドの摂取は体重に悪影響を及ぼさない。より大きい、
アボカド摂取が心血管疾患リスク因子に及ぼす役割についてより確信を持つためには、より大規模で十分に実施された研究が必要である。
心血管系疾患の危険因子に対するアボカド摂取の役割についてより大きな確信を得るためには、より大規模で十分に実施された研究が必要である。