トルコ戦勝利
今日は粘り勝ち。
杉山のブロック本数なんと七本! 七本ですぞ…
堺の伊藤さまがセミファイナルかファイナルで確変して六本出したことがあるけど、それを越えるプレーでした。
豊田合成の安原コーチがレフティのスパイカー役を務め、仮想練習でブロックを詰めたそう。
木村のスパイクが序盤いまいちだったけど、荒木やシンが苦しいところでよく決めていた。
マホちゃんがシンちゃんと代わってワンポイントブロッカーで入り、きっちり仕事をしてました。杉山と宝来が並ぶと高いね…
こういう起用なら超納得。つなぎも頑張ってました。やっと笑顔が戻ってきて「仕事できて良かったです!」
杉山と宝来には伝えることがあったのですが、ちゃんと伝えられてよかった。
落合スタートで途中出場の小山も、今日は昨日の悔しさをはねのける活躍。自分でも言ってたけど、彼女はムードメイカーですね。大エースじゃないけど、いい雰囲気を作る。
「カンチャン空いてるからそこいけ、いわれて思い切りいきました。昨日は悔しくて悔しくて、眠れない、声に出てしまうくらい。今日はコートに出るとき、掛け声かけて入りました。自分のできることを精一杯やったです。」
なんかタイプ的に松永を思い出して微笑ましくなりました。
松永といえば、連載コーナーを更新したのでおしらせです。携帯からなんで、リンクできなくてすいません。
今日の写真はまた後程。宝来のブロックシーン、杉山と宝来が並んでストレッチしてるとことか、シン・さおりん・トルコ選手のサーブシーンなど。
おなかへった!
杉山のブロック本数なんと七本! 七本ですぞ…
堺の伊藤さまがセミファイナルかファイナルで確変して六本出したことがあるけど、それを越えるプレーでした。
豊田合成の安原コーチがレフティのスパイカー役を務め、仮想練習でブロックを詰めたそう。
木村のスパイクが序盤いまいちだったけど、荒木やシンが苦しいところでよく決めていた。
マホちゃんがシンちゃんと代わってワンポイントブロッカーで入り、きっちり仕事をしてました。杉山と宝来が並ぶと高いね…
こういう起用なら超納得。つなぎも頑張ってました。やっと笑顔が戻ってきて「仕事できて良かったです!」
杉山と宝来には伝えることがあったのですが、ちゃんと伝えられてよかった。
落合スタートで途中出場の小山も、今日は昨日の悔しさをはねのける活躍。自分でも言ってたけど、彼女はムードメイカーですね。大エースじゃないけど、いい雰囲気を作る。
「カンチャン空いてるからそこいけ、いわれて思い切りいきました。昨日は悔しくて悔しくて、眠れない、声に出てしまうくらい。今日はコートに出るとき、掛け声かけて入りました。自分のできることを精一杯やったです。」
なんかタイプ的に松永を思い出して微笑ましくなりました。
松永といえば、連載コーナーを更新したのでおしらせです。携帯からなんで、リンクできなくてすいません。
今日の写真はまた後程。宝来のブロックシーン、杉山と宝来が並んでストレッチしてるとことか、シン・さおりん・トルコ選手のサーブシーンなど。
おなかへった!
男子JISS合宿
開幕直前ぐらいからあまり体調がよくなかったので、名古屋ラウンドは自宅観戦に切り替えて大阪でと思っていたのですが、なんだかそうもいかないような雲行きなので急遽名古屋にも顔を出すことにしました。今新幹線の中です。
テレビで見ると上からの俯瞰があったりするので会場よりポジショニングはわかりやすい。CSで見てたんで、ヨーコさんの抑えた低い声の解説はプレーに集中することを妨げませんしね。
キューバがあれだけミスを出したにもかかわらず勝ちきれないのは、こちらの問題といって差し支えないでしょう。やっぱり高橋翠のワンポイントはイマイチ分からない。出すなら竹下前衛ローテ時の2枚替えとかにしたいところですし(彼女のブロックだって決して高くないですよ)、何にせよAチームと全然コンビ合わせしてないんじゃ彼女も可哀想です。出てきてもツーしか打てないんだったらセッター出す意味がホントに全くない。
試合がない日に男子の合宿の写真をUPしようと思っていたのにできなかったのでここで。
バンキシャも更新されてますね。紙媒体はシャットアウト、テレビ取材のみなので、HPだけじゃなくて番宣でもガンガン露出してあげてください。
あ、でもバラエティとかはいいです。。。。。はい。
今のベストメンバーは植田監督曰く「阿部、荻野、石島、齋藤、山村、山本、津曲」だそうですが(山本が落選しそうだった過去はなくなっている模様……)、でっかいスタメンですねこりゃ。阿部が191(よく寝た日は192あるそうですが)、荻野と石島が197、ヤマコフと齋藤が205、山本が200だったり202だったり。津曲も183か4ありましたよね確か。
しかも、若干山村が細いかなあっていうくらいで、みんな体格もいいから6日の最後の取材公開日のボール練習をしているときにびっくりしました。
アジチャレの時の北島、石島、清水のアウトサイドプラスセンター鈴木もずいぶんごつくてでかかったけどそれ以上ですな。
ゴッツは激やせからだいぶ回復してました。大石トレーナーにうかがったところ
「一時は97kg台に落ち込んでたんですけど、今は100キロ越えてますから大丈夫ですよ」
でも「97kgに落ち込む」ってすごい話ですよね。
ゴッツと言えば、自分の決め写真を撮れ! とうるさくて、偶然なのか知ってたのかは不明ですが、このブログで何点か紹介したシンちゃんのストレッチのときのショットと奇しくも全く同じ場所で寝ころんでポーズをつけてました。しかも上半身わざわざTシャツを脱いで。
一部始終を見ていた大石トレーナーが真顔で一言。
「お前、アホだろ」
写真はこのほか、直弘にレシーブ指導をするキャプテンぽくなってきた千葉とか、「お顔の当たり、やせました?」と聞いたら「会う人ごとにいわれるんですけど、体重は変わってないんですよ」「髪切ったからですかね?」「いや、切る前から言われるんです」という津曲、取材に来られていたお姉さま方など。
ツマさん、体重減ってないのにやせたように見えるってことは……体脂肪が減って筋肉が付いたんだと思われます。
ずーっと絶不調だった越川優も身体のキレが戻ってきて良いサーブをばんばん放ってました。津曲やゴッツがふっとばされるようなのも何本か。戻ってきてよかったね。
女子とは違って男子の方はスタメン絶対固定という考え方ではないようなので、12名の枠を十分に生かし切って戦いに臨んでほしいですね。
女子大会のレポはまたこの後に。
試合ない日には男子の練習の様子もまたお知らせしますね。
そんじゃまた。



ポーランド戦
うーん、もうちょっとすかっと勝って欲しかったかなあ…。グリンカもいないし、体制もめろめろなポーランドにセットを落とすのは、2次以降に向けて少し心配が残りました。
今日もTさんから戦評とコメントがワールドウェブにUpされますです→されました。
杉山がブロック4本止めてて、ブロードもワイド気味に変更してたので、何とかポーランドの高いブロックでも決めてましたね。
ポニーテールが宙を舞ってるガッツポーズを撮ったつもりでしたが、えらいピンぼけだったんでSさんの写真待ちで、試合がない二日間で本職カメラマンSさんのギャラリーを開設します。
小山が最初のうちおっかなびっくりのスパイクしか打って無くて「こりゃいかんな…」と思っていましたたが、後半は体重を載せた思い切りのいいスパイクを打ち出して決まり、よかったなと。
試合後に「最初のうちはあんまりバックから打ってなかったけど、怪我なの?」
「いえ、最初のうちは、その、ちょっと自信が無くてあまり力を入れて打てなかっただけ」
「段々尻上がりに調子よくなって、最後にいいバックアタック打ってたし、その前にフロントでも体重乗ったのを打ってたけど、なんか切り替わったの?」
「もうやるしかない、勝つしかない、負けたくない!って思って、思い切り打ったです」
「ははは、うじうじしてたのが吹っ切れたんだね?」
「吹っ切れた……そうです。思い切りました。みんながつなげたボール、決めれなくてホント悔しい思いばかりしたから」
「高いブロックが常に2枚以上でがっちりついてきたヨーロッパチーム、ポーランドを下しての2次ラウンドに向けて収穫は?」
「跳んでてね、ブロックがすごい見えるようになった」
「ブロックがちゃんと見えるから打ち抜ける自信がついた?」
「はい、自信すごくできましたね」
「そりゃ何よりだ!」
個人的に「?」だったのが、井野のピンチサーバー起用と高橋のワンポイントブロック起用。
井野は高校からリベロの選手でサーブがいいとも聞かないし(てか実戦で打った経験はあんまり無いはず)、前回のピンサでも思い切り外してたし、そもそもいつもサーブ打ってる奴らだってこんな大舞台に途中登場してピンサを打ったらビビって外す確率が高くなるのに……しかもあの20点以降の一番プレッシャーがかかる場面。
ワンジョのサーブは入らないときもあるけど、入れば割と効果率は高い。
しかも彼女はバックアタックがある。レシーブがためにするならせめてワンジョのサーブの後にして欲しかった。それにセッターが前衛の場面でバックアタックなくなるのは痛いしね。
高橋翠はブロックの読みはいいと思うけど、ワンポイントブロッカーなら普通に宝来でいいと思うんですが……もしくは石川とか。ラリーになった場合のセッターが……てのも、このチームの場合サオリンもシンもいるから心配ないと思うし。
竹下が前衛のローテの高さを出すって意味ならまだ分かるんですけどね。うーむ。
ビデオ見直してみっか。
写真はジャンプトスする竹下と、ブロードのワイド目を打ってる杉山(ちょっと被写体ブレしてますな)、ピンサで入ってくる井野、アップする宝来。
グラチャンの時より会場がずいぶん暗いです。




韓国戦勝利
今日勝てば2次進出が決まる大事な試合。戦評とコメント、その他の写真などは、またTさんから後ほどUpされますです→されました。
最初のコンサートみたいなのをスルーするためにちょい遅めに会場に入り、プレス席に。
女子はメディア人気は高いので結構混み合っているのだが、韓国の国旗を持ったカップルが、でーんとそれぞれ左右に荷物(上着とか)を置いて、2人で4席とってるので席がない。奥の方には残ってるんだけど、今日はカメラマンも兼ねるつもりなので、出来れば端っこの方がありがたいのだ。誰かの分なのか、単に荷物を置いてるだけなのか。ていうかそもそもこの人達はプレスなんだろうか……。
旗振って応援してるだけで記録とったりは全くしてないんだけども。
意を決して「ここは空いていますか?」と聞こうとしたら、男性の方が気づいて「座りますか?」と聞いてくれたので助かる。他山の石にして、アウェイでの取材の時にこんなことしないように気をつけよう。てかホームでもしないよう気をつけよう。
試合内容は結構競り合ってました。
昨日よりも緊迫度高し。
杉山がスタメンで、第4セットは特に活躍してました。
と言ったら「いや、最後のアレがあったからまだよかったですけど、それまでは全然納得いってないですよ」。
「じゃーまだまだ私はこんなモンじゃないよと。明日はもっと見てろよと。そんな感じですかね?」
と聞いたら「ですね」と笑ってました。
後援会の方が来てらしたので、「勝てて本当によかったです」。
シンのレフトが結構ブロックにつかまってたかな。それでも最後まで集中力を切らさなかったのは収穫でした。
サーブも走ってた。竹下のサーブの時の連続得点とともに、ブレイク率を上げるのに貢献してましたね。
あと収穫と言えば木村。この大会中は唯一なかなか安定してる。
ちょっと気になるのは荒木。痩せたのはいいんだけど、パワーが落ちたような気がしてならない。日本人には珍しいパワーセンターだったのに。
日本人には珍しいパワーといえば、加奈ちゃんだけど、2人ともパワーは落とさないままで器用さを身につけて欲しいと切望します。
ところで、加奈ちゃんはウサギじゃないと思うんですよねえ。ウサギって要領よく走ってって、慢心して昼寝するイメージじゃないですか。どっちかっつーと2人ともカメさんタイプのような気がするんだよな。まあこれは私の個人的な印象なんで、後藤氏にケチつける気は全くないんですけどね。
って、今いない人のこと言ってもしょうがないんですが。ゆっくり休んで、リフレッシュしてください。
2次進出おめでとう。
選手同士の絆は結構深まってきたような気がします。
明日も勝とう。
男子合宿で会った荻野は「自分の持ってる技術は、若い奴らに全部伝えるよ。現役選手としてそれに抵抗を感じていたこともあったけど、今は勝つためにそんなこと吹っ切ったで。勝ちたいし。勝つし」
越川は「なんかほおがこけたっていわれるんですけどどう思います?」
激やせしてあごがとんがっちゃったゴッツに比べれば全然変わってないのも同然かと思います。
スランプは脱出したそうで、それは何より。
植田監督も「2kg痩せたんやで」
ゴッツに比べれば以下同文。
女子ファンの皆さん、男子もちゃんと見てあげてくださいね。
そんじゃまた。




ケニア戦
ケニア戦は2セット目がちょっとひやりとしましたが、3セット目は杉山をスターティングメンバーに据えて速いバレーを展開。危なげなく勝ちました。
戦評と会見コメントはTさんが後ほどUpしてくれる予定です→Upしました。
開幕前のしばらく、調子が悪いわけでもなさそうなのになんだか表情が暗いなと思っていたら紅白戦はBチーム、会見でもセンター陣の中で1人だけネガティブな評価で、開幕後もスタメン落ちだった杉山ですが、今日はブロックも攻撃も大活躍でした。
チャイニーズタイペイ戦では入ってもブロードがばっちりシャットアウトされるなど、意気込みが上手くプレーにつながっていない面もありましたが、今日はブロック、速攻、ブロード全てがよかったですね。
特に、ラリー中にシンが上げたトスを決めたときは私も見ていて「おおっ」と声を上げそうになりました。ああいう、どんなときでもどこからでもトスが上がってどこからでもオープンだけでなく、速攻も決められるチームになれれば、もっと上位に食い込んでいけるんじゃないかな。
興味深かったのは、コートインタビューで竹下が「頑張っていた杉山がやってくれてよかった」みたいなコメントを残したり、ミックスゾーンでも杉山が「宝来が代わって入るときに、ケニアのスパイクに対するブロックジャンプのタイミングが、他の国と比べると少しゆっくり目にした方がいいよ、とアドバイスしてくれた」ということをまず言っていて、アドバイスする宝来もえらいし、それを報道陣にきちんとコメントする杉山にも好感が持てました。
テレビ局や一部の報道陣なんかは「泣かせ」に入っていたように見えましたが、杉山はいつものクールさを失わず、むしろ、今日くらいの相手の出来であれば今日くらいの動きは出来て当たり前で、明日以降、今日と同じようなプレーをいかにしていけるかが問題なのだと、非常に淡々と繰り返していました。
ワールドグランプリ決勝から今日に至るまでの「スタメン落ち」についても今日の出場についても「コンディションは悪くなかったので、監督の戦術、考え方によるそういう状態(=スタメン落ち)というように考えるようにしていましたから(微笑)」「自分が出られるから、とかではなくて、とにかく試合だから、勝つことに集中しました」と、あくまでクールに、淡々と語る杉山。
「外から見ていた分、ブロックにどういうタイミングでジャンプすればいいかとか、相手のブロックがどうついてきてるかとかはよく分かったので、それを中の人に伝えるのも役割だなと思いましたし」という彼女は、明日のスターティングメンバーに入っているのか、スーパーサブなのか。
松平さんなんかは「スターティングメンバーは、その名の通りスタートするときのメンバーってだけであってね、やっていくうちに適した選手にどんどん替えていくのが当たり前なんだよ」という考え方らしいんですが、柳本さんは非常にスタメンを貫き通すことにこだわりがあるようで(そういう監督さんもたくさんいますな)、第1次ラウンドの山場、明日の韓国戦が注目されるところです。
写真は杉山がブロックを決めた後にみんなで円陣を組んで、シンが杉山の頭を撫でているところと、ミックスゾーンで、詰めかけた報道陣に対していつも通りクールに応対する杉山と、ワンジョとさおりん、そして新旧キャプテンの交流風景です。
そんじゃまた!
……あ、荻野さんと越川のコメントはまた明日。




戦評と会見コメントはTさんが後ほどUpしてくれる予定です→Upしました。
開幕前のしばらく、調子が悪いわけでもなさそうなのになんだか表情が暗いなと思っていたら紅白戦はBチーム、会見でもセンター陣の中で1人だけネガティブな評価で、開幕後もスタメン落ちだった杉山ですが、今日はブロックも攻撃も大活躍でした。
チャイニーズタイペイ戦では入ってもブロードがばっちりシャットアウトされるなど、意気込みが上手くプレーにつながっていない面もありましたが、今日はブロック、速攻、ブロード全てがよかったですね。
特に、ラリー中にシンが上げたトスを決めたときは私も見ていて「おおっ」と声を上げそうになりました。ああいう、どんなときでもどこからでもトスが上がってどこからでもオープンだけでなく、速攻も決められるチームになれれば、もっと上位に食い込んでいけるんじゃないかな。
興味深かったのは、コートインタビューで竹下が「頑張っていた杉山がやってくれてよかった」みたいなコメントを残したり、ミックスゾーンでも杉山が「宝来が代わって入るときに、ケニアのスパイクに対するブロックジャンプのタイミングが、他の国と比べると少しゆっくり目にした方がいいよ、とアドバイスしてくれた」ということをまず言っていて、アドバイスする宝来もえらいし、それを報道陣にきちんとコメントする杉山にも好感が持てました。
テレビ局や一部の報道陣なんかは「泣かせ」に入っていたように見えましたが、杉山はいつものクールさを失わず、むしろ、今日くらいの相手の出来であれば今日くらいの動きは出来て当たり前で、明日以降、今日と同じようなプレーをいかにしていけるかが問題なのだと、非常に淡々と繰り返していました。
ワールドグランプリ決勝から今日に至るまでの「スタメン落ち」についても今日の出場についても「コンディションは悪くなかったので、監督の戦術、考え方によるそういう状態(=スタメン落ち)というように考えるようにしていましたから(微笑)」「自分が出られるから、とかではなくて、とにかく試合だから、勝つことに集中しました」と、あくまでクールに、淡々と語る杉山。
「外から見ていた分、ブロックにどういうタイミングでジャンプすればいいかとか、相手のブロックがどうついてきてるかとかはよく分かったので、それを中の人に伝えるのも役割だなと思いましたし」という彼女は、明日のスターティングメンバーに入っているのか、スーパーサブなのか。
松平さんなんかは「スターティングメンバーは、その名の通りスタートするときのメンバーってだけであってね、やっていくうちに適した選手にどんどん替えていくのが当たり前なんだよ」という考え方らしいんですが、柳本さんは非常にスタメンを貫き通すことにこだわりがあるようで(そういう監督さんもたくさんいますな)、第1次ラウンドの山場、明日の韓国戦が注目されるところです。
写真は杉山がブロックを決めた後にみんなで円陣を組んで、シンが杉山の頭を撫でているところと、ミックスゾーンで、詰めかけた報道陣に対していつも通りクールに応対する杉山と、ワンジョとさおりん、そして新旧キャプテンの交流風景です。
そんじゃまた!
……あ、荻野さんと越川のコメントはまた明日。




雑感
チャイニーズタイペイは良いチームでした。
全盛期の韓国とか、小島ジャパンみたいな感じ……
と思ってみてたけど、終盤になって気づいた。
ん、ちょっと違う。
男子バレーファンにしか通じないかも知れないですが、11Vの東レ。まさにあれを彷彿させました。
当時の東レには絶対的な大砲ってのがいなかったんですが、スター選手も「他のチームだったら一生冷や飯食いレベル(byチーム関係者)」の選手も、自分の役割をきっちり果たす組織バレーの約束事を守って、ミスの少ない、競っても粘り負けしないで相手が根負けしてミスを出すチームになっていました。
台湾にはグリンカもガモワもいなかったけど、とにかく結構速いトスでどっからでも打ってきましたね。
日本のスパイクには常に2枚以上ブロックがつき、シャットアウトはもちろんワンタッチを取ってディグから切り返すパターンで、「決まったと思ったのに拾われている(高橋)」というスパイカーにとってある意味シャットアウトよりもストレスのかかる展開でした。
ブロックポイントが台湾12本、日本5本。
杉山が変わって入ったあとの最初のブロード(セミだったかな)が決まっていれば流れはまた違ったモノになったと思いますが、台湾側は完全に読んでいましたね。サーブレシーブが崩れがちなときは、数少ないAがかえったときは必ずセンター線がくる、という。WLポーランド戦の朝長のトス回しが読まれたときと一緒。レセプションがきっちり返っていればバリエーションも増やせてそうそうはシャットされなかったと思うけど、竹下主将のいうように「全ては後手後手に」。
そして、ネット際のこぼれ球の処理、凡ミスの少なさ。先日の大学リーグのところでもふれましたが、ここにも決定的な差があったように思います。
台湾はコンビミスがあっても、決してそのボールをそのまま放置せず、なんとしてでも返すだけでも返す!という意気込みが感じられるプレーでした。
会場では、チャイニーズタイペイへの賞賛の拍手が起こっていました。
秋山コーチ(当時)が、「だって、今のルールで、今のメンバーで勝とうと思ったら、こうするしかなかったんですよ」、小林キャプ(当時)が、「欧米相手はともかく、アジアだったら、この戦術はまだ通用する。アジアで全日本が勝つためにはこうするのが一番良い、ってぼくは思う」と言ってたその戦術、全日本じゃなくて、チャイニーズタイペイにやられてしまいました。
長い大会の緒戦は大事な試合だけど、どうか精神的に崩れてしまうことなく、何とかして気持ちを切り替えて欲しい。
シンちゃんが、マイクを差し出した記者が何か言ったのに対して
「でも、周りの方達がどう思っていらっしゃろうと、私たち12人が、今戦わなければならないチームのメンツであり、日本の代表であることにかわりはありませんから。緒戦を落としたことはすごく痛いし、どうしても当然精神的に苦しくなることは間違いない。でも逃げないで、私たちで頑張りますから!」
とコメントしていました。
今年の天皇杯では東レ男子が、予選で大商大に負けてから気合い入れ直して優勝してみたり、シンちゃんの弟がなかなか活躍した関東一部秋季リーグでも、東海大がレギュラーラウンドで日体大に敗れてから大復活して優勝したりしてるし。
選手の皆さんは、どうか気持ちを切り替えて、明日からの戦いに臨んでください。
だってまだ、一試合目だからね! まだまだ先は長いよ。
んじゃまた。
全盛期の韓国とか、小島ジャパンみたいな感じ……
と思ってみてたけど、終盤になって気づいた。
ん、ちょっと違う。
男子バレーファンにしか通じないかも知れないですが、11Vの東レ。まさにあれを彷彿させました。
当時の東レには絶対的な大砲ってのがいなかったんですが、スター選手も「他のチームだったら一生冷や飯食いレベル(byチーム関係者)」の選手も、自分の役割をきっちり果たす組織バレーの約束事を守って、ミスの少ない、競っても粘り負けしないで相手が根負けしてミスを出すチームになっていました。
台湾にはグリンカもガモワもいなかったけど、とにかく結構速いトスでどっからでも打ってきましたね。
日本のスパイクには常に2枚以上ブロックがつき、シャットアウトはもちろんワンタッチを取ってディグから切り返すパターンで、「決まったと思ったのに拾われている(高橋)」というスパイカーにとってある意味シャットアウトよりもストレスのかかる展開でした。
ブロックポイントが台湾12本、日本5本。
杉山が変わって入ったあとの最初のブロード(セミだったかな)が決まっていれば流れはまた違ったモノになったと思いますが、台湾側は完全に読んでいましたね。サーブレシーブが崩れがちなときは、数少ないAがかえったときは必ずセンター線がくる、という。WLポーランド戦の朝長のトス回しが読まれたときと一緒。レセプションがきっちり返っていればバリエーションも増やせてそうそうはシャットされなかったと思うけど、竹下主将のいうように「全ては後手後手に」。
そして、ネット際のこぼれ球の処理、凡ミスの少なさ。先日の大学リーグのところでもふれましたが、ここにも決定的な差があったように思います。
台湾はコンビミスがあっても、決してそのボールをそのまま放置せず、なんとしてでも返すだけでも返す!という意気込みが感じられるプレーでした。
会場では、チャイニーズタイペイへの賞賛の拍手が起こっていました。
秋山コーチ(当時)が、「だって、今のルールで、今のメンバーで勝とうと思ったら、こうするしかなかったんですよ」、小林キャプ(当時)が、「欧米相手はともかく、アジアだったら、この戦術はまだ通用する。アジアで全日本が勝つためにはこうするのが一番良い、ってぼくは思う」と言ってたその戦術、全日本じゃなくて、チャイニーズタイペイにやられてしまいました。
長い大会の緒戦は大事な試合だけど、どうか精神的に崩れてしまうことなく、何とかして気持ちを切り替えて欲しい。
シンちゃんが、マイクを差し出した記者が何か言ったのに対して
「でも、周りの方達がどう思っていらっしゃろうと、私たち12人が、今戦わなければならないチームのメンツであり、日本の代表であることにかわりはありませんから。緒戦を落としたことはすごく痛いし、どうしても当然精神的に苦しくなることは間違いない。でも逃げないで、私たちで頑張りますから!」
とコメントしていました。
今年の天皇杯では東レ男子が、予選で大商大に負けてから気合い入れ直して優勝してみたり、シンちゃんの弟がなかなか活躍した関東一部秋季リーグでも、東海大がレギュラーラウンドで日体大に敗れてから大復活して優勝したりしてるし。
選手の皆さんは、どうか気持ちを切り替えて、明日からの戦いに臨んでください。
だってまだ、一試合目だからね! まだまだ先は長いよ。
んじゃまた。
チャイニーズタイペイ監督記者会見コメント
主将:本日タイペイチームが初めて日本チームに勝てたわけですが、これまでまじめに練習してきた成果だったと思います。もっとも、もともとその力は持っていたと思います。
mi.chen:今日の試合に勝ったこと、とても自信がつきました。
相手がどうだったと言うわけでなく、自分たちのプレーができたと思います。
-練習によって強化された部分はどこだったのでしょう?
身体面での調整、栄養面での調整
身長の条件はあまりよくないけど、相手によってどのようにうまく攻撃するか
経験は薄いけど、ブロックや首尾面で強化ができてきました
m.ichen選手
ジャンプ力、スパイクに関する身体面での調整と、技術的なところではバックアタック、スパイク、ブロックが進歩したと思います。
-あなた達の目から見て、日本選手は緊張したり動揺したりしていたか
両選手とも:
それは見受けられませんでした。
-日本のどこをつけば勝てるという作戦を立てたか
mi.chine選手:ライトからの攻撃。
その他は、チームプレー、組織プレーを重視しました。
林光宏監督
まず、今日のこのゲームについて、台湾の国民、日本国民、関わっていただいたすべての人に感謝を捧げます。
私の経験からいえば、1960年以来日本は大変強く技術も優れたチームで、目標でした。
ですから、できるならばこういった大きな国際大会で、日本チームに勝てるよう努力してきました。
今日、このような結果になって大変嬉しく思いますと共に、チームの選手たちにも感謝を捧げたい。
ただ、今日のこの勝利は、最初の第一歩だと思っております。
これからも邁進して努力していきたいと思っています。
-台湾のサーブは、日本のどの選手をねらうよう指示を出しましたか。
監督:誰にサーブをあげるかということは特に指示しておりません。
誰を狙うかといったことは、選手たちの心の中にあるものです。
-応援も日本一色で大変なプレッシャーだったと思いますが、対日本のどういった戦術を立てましたか?
監督:日本戦はプレッシャーがとても強いことは十分承知しておりました。選手達には、自分の力を発揮すればいいということだけを言ってきた。
しかし、私が思いますに、日本の選手は私たちよりもっと緊張していたと思います。
戦術面について、特にお話しすることはありませんが、選手達にあなた達は強い、あなた達はできると励まし続けてきました。
-日本を分析していて、ここをマークしたというところがあれば
監督:過去には日本チームと戦ってきたんですけど、以前は技術面で日本に追いつかない面があった。それは事実です。
しかしこの大会では、ブロックとか攻撃の位置どりは日本チームに合わせて練習し、それを実行することが出来ました。
選手達はよく日本チームの構成を把握してプレーしてくれました。
mi.chen:今日の試合に勝ったこと、とても自信がつきました。
相手がどうだったと言うわけでなく、自分たちのプレーができたと思います。
-練習によって強化された部分はどこだったのでしょう?
身体面での調整、栄養面での調整
身長の条件はあまりよくないけど、相手によってどのようにうまく攻撃するか
経験は薄いけど、ブロックや首尾面で強化ができてきました
m.ichen選手
ジャンプ力、スパイクに関する身体面での調整と、技術的なところではバックアタック、スパイク、ブロックが進歩したと思います。
-あなた達の目から見て、日本選手は緊張したり動揺したりしていたか
両選手とも:
それは見受けられませんでした。
-日本のどこをつけば勝てるという作戦を立てたか
mi.chine選手:ライトからの攻撃。
その他は、チームプレー、組織プレーを重視しました。
林光宏監督
まず、今日のこのゲームについて、台湾の国民、日本国民、関わっていただいたすべての人に感謝を捧げます。
私の経験からいえば、1960年以来日本は大変強く技術も優れたチームで、目標でした。
ですから、できるならばこういった大きな国際大会で、日本チームに勝てるよう努力してきました。
今日、このような結果になって大変嬉しく思いますと共に、チームの選手たちにも感謝を捧げたい。
ただ、今日のこの勝利は、最初の第一歩だと思っております。
これからも邁進して努力していきたいと思っています。
-台湾のサーブは、日本のどの選手をねらうよう指示を出しましたか。
監督:誰にサーブをあげるかということは特に指示しておりません。
誰を狙うかといったことは、選手たちの心の中にあるものです。
-応援も日本一色で大変なプレッシャーだったと思いますが、対日本のどういった戦術を立てましたか?
監督:日本戦はプレッシャーがとても強いことは十分承知しておりました。選手達には、自分の力を発揮すればいいということだけを言ってきた。
しかし、私が思いますに、日本の選手は私たちよりもっと緊張していたと思います。
戦術面について、特にお話しすることはありませんが、選手達にあなた達は強い、あなた達はできると励まし続けてきました。
-日本を分析していて、ここをマークしたというところがあれば
監督:過去には日本チームと戦ってきたんですけど、以前は技術面で日本に追いつかない面があった。それは事実です。
しかしこの大会では、ブロックとか攻撃の位置どりは日本チームに合わせて練習し、それを実行することが出来ました。
選手達はよく日本チームの構成を把握してプレーしてくれました。
柳本監督コメント
柳本監督記者会見コメント
結果は残念なことに終わったんですけど、ここに入る2、3日前から何かこうムード的なものは非常によかっただけに、今までと違った、気のゆるみではないんですけど
歯車というか、そういった部分での不安は感じていました。
それが的中したかなと言う感じです。
一つにはキャリア。
自分たちのムードを自分たちに呼び込めなかった。
また、エンドラインを大きくねらってくるサーブを処理し切れなかった
相手の速い攻撃に対してレフト線、センター線が対処できなかった
そんなに速いトスじゃないのですが、ストレートを決められはじめて修正できなかったですね。
-小山を変えたのは? 体調面に不安があったのか。
柳本監督:体調は小山を含め、全員非常によかった。
最初にトスの配分だとかで、4ローテ目のところで効果が出てなかった。
落合が入ることによって、足の長いサーブの揺さぶりに対する固めをしたわけです。
小山については今後もスタメンを考えています。
-4セット目の終盤、高橋選手を起用したが、逆転後、また竹下選手を戻しました。そのまま高橋でいくことは選択肢にはなかったのでしょうか。
柳本監督:それは全然考えてませんでした。
局面からすると、竹下の方が2枚を使うには向いていると判断しましたので。
-センター線については今後は変更はありますか。
柳本監督:今日はこういうカタチになりましたが、スタメンに関しては今の時点では不動と考えています
トスの配分については、コンピューターにきちんと出てると思いますので、それを修正することはもちろんします。
ただ、チーム作り、チームがためはずっとやってきておりますので、スタメンをいじることは現時点では考えていません。
台湾側のコメントはまた後送します。
結果は残念なことに終わったんですけど、ここに入る2、3日前から何かこうムード的なものは非常によかっただけに、今までと違った、気のゆるみではないんですけど
歯車というか、そういった部分での不安は感じていました。
それが的中したかなと言う感じです。
一つにはキャリア。
自分たちのムードを自分たちに呼び込めなかった。
また、エンドラインを大きくねらってくるサーブを処理し切れなかった
相手の速い攻撃に対してレフト線、センター線が対処できなかった
そんなに速いトスじゃないのですが、ストレートを決められはじめて修正できなかったですね。
-小山を変えたのは? 体調面に不安があったのか。
柳本監督:体調は小山を含め、全員非常によかった。
最初にトスの配分だとかで、4ローテ目のところで効果が出てなかった。
落合が入ることによって、足の長いサーブの揺さぶりに対する固めをしたわけです。
小山については今後もスタメンを考えています。
-4セット目の終盤、高橋選手を起用したが、逆転後、また竹下選手を戻しました。そのまま高橋でいくことは選択肢にはなかったのでしょうか。
柳本監督:それは全然考えてませんでした。
局面からすると、竹下の方が2枚を使うには向いていると判断しましたので。
-センター線については今後は変更はありますか。
柳本監督:今日はこういうカタチになりましたが、スタメンに関しては今の時点では不動と考えています
トスの配分については、コンピューターにきちんと出てると思いますので、それを修正することはもちろんします。
ただ、チーム作り、チームがためはずっとやってきておりますので、スタメンをいじることは現時点では考えていません。
台湾側のコメントはまた後送します。
記事に入りきらなかった話と全日本男子最終合宿
NumberPLUSに関しては、菅山とリベロのところも、アナリストのところも、取材していてめちゃめちゃ面白かったことがいっぱいあり、しかして当然の事ながら文字数には限りがあるので泣く泣く割愛した部分がたくさんありました。これから大会が始まると多分自分もあちこち駆け回って怒濤のような日々になるかと思いますが、移動日なんかにちょこちょこそういうのを書いていこうかと思います。
しかしどこから行こう……いっぱいありすぎる。
アナリストさんの話は、私も前から聞こう聞こうと思っていて、実際ときどき聞いたりしていたんですが、なかなかまとまった一つの記事にする機会がなくて、今回は本当に面白かったです。
IDバレーとかデータバレーとか、言葉はよく聞く機会があると思いますが、実際何やってるかはご存じない方がほとんどじゃないでしょうか。自慢じゃないですけど、バレーをテーマにライターやって結構ベテラン組に入る私も、しかももともと結構興味を持ってあれこれのぞき込んできいたりしていてもよくわかんなかったですからね。
今回は全日本女子のアナリストさんにお話を伺ったのですが、彼は大学男子も実業団男子も経験されているので、こちらも前から疑問だったことをいろいろ聞いてみたりしました。男子選手と女子選手の傾向の違いなんかも面白かったな。
分析ソフトはすっごく高機能なので、試合観戦のお供に自分用に一個欲しい!と思ったくらいですが、個人で買えるような値段じゃないし、記事中にも出てきますが、正しい数値を入力していくことが不可欠だけどそれってものすごい重労働で普通の人間にはまず無理だし(専任の人も2人がかりで、入力にも検証にも分析にも相当時間と手間をかけていらっしゃるそうです)、実業団レベルでさえよくありがちなのが、データは入力したけど、それでこれをどうしよう状態。
どっかの段階でけつまずくことは目に見えているのであきらめました。
ただ、私はテレビを全然見ないので、テレビ的にはイタリアがIDバレーのなんか総本山みたいにいわれていることをちっとも知らず、現場の人間としてはデータバレーつったら総本山はアメリカでしょ! という感覚でいたのでまずそこからびっくりしましたね。
もちろんデータバレーに必須の、解析ソフトのグローバルスタンダードともいうべきアプリケーション(その名も「データバレー」)はイタリア生まれだし、男女イタリアはデータバレー化を真っ先に進めた国の一つではありますが、私の印象だとデータバレーの総本山はやっぱ元祖アメリカで、組織バレーの結晶がブラジルってところでしょうか。あ、男子だけどね。女子もまあ大体同じかな?
んで、「なんでイタリアがIDバレーの王様みたいな扱いなんですか?」と聞いてみたら、要するにテレビでそういってるからお茶の間ではそう思われてると。その根拠は多分イタリアがアナリストを5~6人と、他国と比較して大人数で使ってるからなのではということでした。ふーん。
私がアナリストさんに興味を持った一つの理由に、去年のアジア選手権でイランナショナルのパク監督(この人は普段はセリエAのチームの監督なんだけど)が、セリエのチームのアナリストを大会のために引っ張ってきていたんですよ。イランのスタッフじゃなくてね。パク監督にとってアナリストというのは、アシスタントコーチ以上の参謀だったというわけ。
懐に余裕のあるスター選手はよく、自分専属のトレーナーとかをつけたりしてますが、監督は戦術立案なんかの相談相手にアナリストを信頼してるケースも多いって事なんでしょうね。データ入力の正確さ、入力した数字からどんな傾向を読み取り、どう対策を立てるかは、使うソフトが一緒といえど、いや、だからこそ個々のアナリストの腕の見せ所らしい。その辺日本のアナリストさんがどう頑張ってるかも聞いてみました。
んで、全日本女子のアナリストさんは、初の専任アナリストさんなんですが、男子にはまだ専任の方はいないんですな。大学の先生と学生さんがやってらっしゃいます。吉田先生は女子のコーチや海外のナショナルのコーチ経験もある優秀な方ですが、やっぱり大学の先生が本業ですから、帯同できる時間に限りがある。
女子は合宿期間もほとんど彼らが帯同し、データをとって分析・戦術立案をしているのだとか。
写真は公開練習の時のアナリストさん。
男子はマネージャーさんとかコーチとかトレーナーさんがそれぞれのお仕事をこなしながら平行してアナリスト的な作業もやってるんですけど、専任の方が2人がかりでやっても睡眠不足になるような大変な作業、協会もどうか男子にもちゃんと予算をつけてアナリストをつけてあげてください。
女子がビジネス、男子がエコノミーてのも体の大きさを考えると切ないものがありますが(ワールドリーグみたいな長距離移動ばっかりの大会では、みんな故障しがちになっちゃいますしね)、アナリストは絶対要るでしょう……と今回お話を伺って強く思いました。6人はいらんとしても。
で、男子の合宿ですが、ゴッツが激やせしてました。
マネージャーのWさんに「秘訣はなんでしょう?」「え? 激やせのですか? あ、ダイエットって事ですね(笑)。そうですねえ、ブラジル留学じゃないすか」
てことで、秋の食欲に悩むみなさん、レッツブラジルバレー留学ダイエット!
ってできんわそんなこと!
芦別や沖縄よりはみんなちゃんと動いてたんでちょっとだけほっとする。
監督の檄が山本に時々炸裂してたけど、まあ何とかやってるようです。
今日は取材申請が間に合わなかったんで、コメントはなし。
そんじゃまた。
