チャイニーズタイペイ監督記者会見コメント | バレーボールワールド     中西美雁の日々是排球

チャイニーズタイペイ監督記者会見コメント

主将:本日タイペイチームが初めて日本チームに勝てたわけですが、これまでまじめに練習してきた成果だったと思います。もっとも、もともとその力は持っていたと思います。

mi.chen:今日の試合に勝ったこと、とても自信がつきました。
相手がどうだったと言うわけでなく、自分たちのプレーができたと思います。


-練習によって強化された部分はどこだったのでしょう?
身体面での調整、栄養面での調整
身長の条件はあまりよくないけど、相手によってどのようにうまく攻撃するか
経験は薄いけど、ブロックや首尾面で強化ができてきました

m.ichen選手
ジャンプ力、スパイクに関する身体面での調整と、技術的なところではバックアタック、スパイク、ブロックが進歩したと思います。

-あなた達の目から見て、日本選手は緊張したり動揺したりしていたか
両選手とも:
それは見受けられませんでした。


-日本のどこをつけば勝てるという作戦を立てたか
mi.chine選手:ライトからの攻撃。
その他は、チームプレー、組織プレーを重視しました。


林光宏監督

まず、今日のこのゲームについて、台湾の国民、日本国民、関わっていただいたすべての人に感謝を捧げます。

私の経験からいえば、1960年以来日本は大変強く技術も優れたチームで、目標でした。
ですから、できるならばこういった大きな国際大会で、日本チームに勝てるよう努力してきました。

今日、このような結果になって大変嬉しく思いますと共に、チームの選手たちにも感謝を捧げたい。
ただ、今日のこの勝利は、最初の第一歩だと思っております。
これからも邁進して努力していきたいと思っています。

-台湾のサーブは、日本のどの選手をねらうよう指示を出しましたか。
監督:誰にサーブをあげるかということは特に指示しておりません。
誰を狙うかといったことは、選手たちの心の中にあるものです。

-応援も日本一色で大変なプレッシャーだったと思いますが、対日本のどういった戦術を立てましたか?

監督:日本戦はプレッシャーがとても強いことは十分承知しておりました。選手達には、自分の力を発揮すればいいということだけを言ってきた。
しかし、私が思いますに、日本の選手は私たちよりもっと緊張していたと思います。

戦術面について、特にお話しすることはありませんが、選手達にあなた達は強い、あなた達はできると励まし続けてきました。

-日本を分析していて、ここをマークしたというところがあれば
監督:過去には日本チームと戦ってきたんですけど、以前は技術面で日本に追いつかない面があった。それは事実です。
しかしこの大会では、ブロックとか攻撃の位置どりは日本チームに合わせて練習し、それを実行することが出来ました。
選手達はよく日本チームの構成を把握してプレーしてくれました。