JR九州 キハ71系 特急「ゆふいんの森 Ⅰ世」を増車する!? | キハでGo!

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こんばんは!

本日も温かく過ごしやすい1日でしたが、朝からずっと雨でパッとしない1日でした・・・

そんな日は家に籠っているのが一番w

 

日曜日恒例の「スポーツ御意見番」ではJRAで開催されたGI「フェブラリーS」にてコスタノヴァに騎乗した女性の外国人騎手であるR・キング騎手が優勝し、JRAの平地GI競走で初の女性騎手によるG1制覇の快挙とのことで話題になりました。

あとは日本人の女性騎手によるG1制覇が残っていますが、誰の手に渡るか!

 

国内のプロ野球も3月28日の開幕に向けたオープン戦が始まっていますが、パリーグの日本ハムは対得暗演奏を行い、台湾の統一チームと対戦したようです。1枚目は今期も続投した新庄監督ですが、相変わらずの存在感であり、2枚目は集合写真ですが、一人だけ違ったオーラを放っていましたw(なんとかく「オーナー感」が漂う一枚w)

 

本日は先週に届いていたヤフオク落札品を開封しました。

中身はキハ70-2でキハ71系の特急「ゆふいんの森・Ⅰ世」の中間車です。

 

中間車だけでは何もできないので、当線区に所属しているキハ71系の特急「ゆふいんの森・Ⅰ世」を取り出してきました。

こちらは2006年に発売された登場時セット(詳しくはコチラ)であり、2枚目の通り、同時に更新後セットも発売されていました。

キハ71系の「ゆふいんの森」は1989年に登場し、登場時はこのセットの通り、3両編成でした。そしてあまりにも人気が高かったことから翌年に中間車の2両目としてキハ70-2を増車し、2003年にリニューアル更新工事を行っています。

TOMIXから2006年に1989年の登場時と2003年の更新後がそれぞれ発売されました。

 

簡単にキハ71系の「ゆふいんの森」の車両を見ていきたいと思います。

まずは先頭車であるキハ71の1(左と上)と2(右と下)です。種車はキハ65の51と19でエンジンは500馬力のDML30HSDが1基、台車はDT39B・TR218Bの空気ばね台車です。外観はヨーロピアンなデザインであり、ドイツ辺りを走行していそうな雰囲気です。

 

屋根周りはスッキリとしています。

車内もハイデッカー仕様なので扉から客室に向けて階段があります。また妻面側には和式トイレと洗面所を1か所ずつ設置されています。

 

お次は中間車のキハ70-1です。

種車はキハ58の490であり、エンジンは180馬力のDMH17Hが2基で、台車はDT22Cの揺れ枕吊り式のコイルばね台車となっています。

 

同じく、屋根と室内ですが、ハイデッカー車なので模型ではM車ですが、室内の座席は高さもあり、再現されています。

車内にはビュッフェがあり、冷蔵庫や電子レンジ・電気ポット・コーヒーメーカー・アイスクリームストッカーなどを設置し、軽食や飲み物を販売できるようになっています。

 

最後は今回の導入品であるキハ70-2です。

こちらは種車はキハ58の436であり、エンジンはキハ70-1とは違い、こちらは登場時にあまりにも人気があり、乗客の多さから出力不足に陥り、落成からエンジンは出力強化されたDMF13HZ(300馬力)とSA6D125H-1(300馬力)のエンジンが1基ずつで、台車はDT22Cの揺れ枕吊り式のコイルばね台車となっています。

写真では分かりにくいのですが、模型のエンジンは作り分けがされています!(1枚目がSA6D125H-1で2枚目がDMF13HZです)

2003年のリニューアル時にキハ71形のエンジンはコマツ製のSA6D125HD-1 (360 PS) に、キハ70形もコマツ製のSA125H-1A(300 PS)を2基に変更されています。キハ71の方は出力は下がっており、編成としても更新前の1960馬力から40馬力低下した1920馬力になっています。(大きな差ではなく、燃費や環境の観点からの機関更新と思われます)

 

増備中間車のキハ70-2は一部を「ゆとりのスペース」としてアートギャラリーとなっていました。(2枚目の左側)他には男性用小便所と車内販売準備室も設置されていました。

 

このキハ70-2ですが、1枚目の説明の通り、1989年の登場時にはなく、翌年に増車され、さらに2003年にリニューアルされています。このリニューアル時は他車の機関更新に合わせて外装や内装のリニューアル工事も行われ、中間車の窓配置も変わっています。

なのでTOMIXから発売された更新後のセットからキハ70-2を抜いても登場時の編成にはならず、また更新後のセットからキハ70-2を登場時のセットに増結しても、登場時の翌年の4両編成後にはなりません・・・

2枚目を見ていただくとちょっとわかりにくいのですが、編成例の図にはキハ70-2の左側には窓が増設されていますが、今回、入手したキハ70-2にはありません・・・このキハ70-2の素性は2011年にTOMIXから発売された「ゆふいんの森Ⅰ世・4両編成化後」セットのバラシ品です。

このセットは1990年の4両編成化後を製品化しているので、こちらは中間車のキハ70-2を抜くと、外観は同じなので登場時のセットとしても楽しむことができます・・・・

TOMIXの「上手い商売」です・・・どうせなら2006年の発売時に1989年の登場時ではなく1990年の4両編成化後を2003年の更新後と一緒に出せばよかったのですが、後から4両編成化後を出すとは・・・キハ71系「ゆふいんの森・Ⅰ世」ファンには厳しい仕打ちですw

当然、4両編成化後セットから買った方は、わざわざキハ70-2だけを手放すとは思えず、今回の様にヤフオクに出てくるのは極めて稀なのではと思います。(しかも即決送料込みで3500円程だったの、かなりラッキーでした!)

 

今回のキハ70-2(リニューアル前)を入手したことで1枚目の登場時と2枚目の4両編成化後を楽しむことができるようになりました。

ただ現行は2003年のリニューアル工事後が活躍しているので、あくまでも過去の編成としての楽しみ方しかできませんがw

 

 

1両増えただけですが、見栄えが良くなったように感じます。(短編成も気動車編成らしくていいのですけどねw)

模型事態は2006年と2011年ですが、車体の色合いなども特に差はみられずでした。(TNカプラーのみキハ70-2はスプリングが入っていますがw)

 

車内で気に入ったのが1枚目の運転席ですが、こちらはちゃんと座席だけでなく運転台のマスコンやブレーキハンドルまでモールドで再現されています。

そして気になったのがキハ70-1のビュッフェ辺りにあるタンク状のようなモールド・・一体何でしょうか??

 

今回のバラシ品導入で、収納をどうするか?ですが、登場時セットのケース内ペーパーをめくりますと3両分のウレタンがカットされており、そこにキハ70-2を入れておきました。あくまでも登場時セットなので、キハ70-2はペーパーの下にしました。

 

今回の入手品ですが、1枚目のように丁寧に梱包して発送され、さらにテープも剝がしやすいように端が折られていました!たまにある丁寧な出品者の方に喜びを感じます。

そしてヤフオクの定形外発送の楽しみが「切手」(詳しくはコチラ)ですが、今回は干支切手でした。私は巳年なので特にうれしさが倍層ですw

定形外発送は破損のリスクもありますが、このように違った楽しみがあるので、やめられませんw

でわでわ

 

あとは先週の鉄模愛好会で「キハ58づくし」(詳しくはコチラ)の余韻からKATOのキハ58系「急行土佐」(詳しくはコチラ)とリニューアルされたキハ58系(詳しくはコチラ)を引っ張り出してきて楽しみました。

特に2枚目に写っているジャンパ栓や胴受けパーツを装着したキハ65が実感的でいいですねぇ・・・思わず停車状態でまじまじと眺めていましたw

でわでわ

 

たしかTOMIXからゆふいんの森の更新後セットは再販されるので、更新後セットをご希望の方は予約しましょう。

ただ4両編成化後セットは・・・ドエライ値段になっています。(その反面、登場時セットはヤフオクでは割安感もw)

そしてロクハンのZゲージにゆふいんの森があり、こちらは3両なので、恐らく「登場時」かとw