祝!KATO 20系寝台特急「さくら」 長崎・佐世保編成入線! | キハでGo!

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こんばんは!

今週も忙しかったのか、あっと言う間に1週間が終わりました。

 

火曜日は大雨の中、大阪市内の出張があり、京阪で淀屋橋へ行きましたが、その際に交野線を走行している13000系のトーマス号を見かけました。今回のトーマス号もなかなかの鮮やかさでした。

この時はまだ小雨だったのですが、淀屋橋についた時には豪雨になっており、駅から徒歩5分にも関わらずズボンの裾はずぶぬれになり、大変な移動となりましたw

 

本日は先週に届いていた予約注文品を開封しました。

中身はリニューアルされたKATOの20系寝台特急「さくら」の長崎・佐世保編成です。

こちらはすでに大量の20系寝台客車を所有しているしているので、発表当初は喜びのあまり、セット購入を宣言(詳しくはコチラ)していましたが、いざ予約しようと思うとすでに大量にナハネ20がある中で、さらに番号違いとは言え、さらに9両ものナハネ20を買うのはどうかと弱気になってしまい、カニ22、ナハネフ21、マヤ20の3両をAssyで購入しようかと日和ってしまいました・・・

しかし色んな計算が頭をよぎり、Assyで3両を購入するのが割高に感じたのと、Yahooショッピングでイイ感じに1500円引きクーポンや大量ポイントゲットのタイミングが訪れたようで、気が付くとセット買いしてましたw(実質価格:22500円でした)

 

両セットを開けてみましたが・・・・20系ですね・・・(当たり前ですが・・・)

なんと言うか・・大量の20系をすでに見ているので、あまり新鮮味を感じない開封となってしまいましたw

説明書は両セット共通ですが、付属品は2枚目下の左側が長崎編成、右が佐世保編成となっており、牽引機関車用のヘッドマークや電源・緩急車用のナックルカプラー、ボディマウントカプラーなどが付属していました。(ヘッドマークは長崎編成はEF65用、佐世保編成はDD51用が付属していました。)

 

車両を見ていきます。まずは長崎編成に入っているカニ22です。こちらは元々、パンタグラフがあり、搭載されたモーターとディーゼルエンジンを回すことで客車用の電力を確保していましたが、とんでもなく重くなってしまい運用できる区間は限られてしまい、最終的にはパンタとモータを撤去して従来のディーゼルエンジンのみで発電する電源車に改造されてしまいます。(カニ21の43tに対してカニ22は59tもあったようですw)

このカニ22-52は後年の「さくら」編成で運用するためにパンタとモーターを撤去された姿になっています。

パンタグラフの台座跡が残っており、屋根もパンタの部分だけ、少し低くなっています。因みにキハすきすき線区にはパンタありのカニ22も在籍しています。(詳しくはコチラ

 

屋根上と車内ですが、パンタグラフとモーターは撤去されていますが、従来のディーゼルエンジンは残っているので、屋根上の排気ファン、車内のディーゼルエンジンはモールドで再現されています。

 

お次は長崎編成のナロネ22(上)と佐世保編成のナロネ21です。

共にグリーン車ですが、ナロネ22の方は一人用個室が6部屋と解放式寝台の合造でモールドでもちゃんと再現されています。ナロネ21の方は全て解放式寝台となっています。

やっぱりいつ見てもナロネの上段ベッド用の明かり取り窓がいい味を出しています!

 

お次はナハネ20で普通寝台車です。上は長崎編成の68、下は佐世保編成の86と数字が逆になっているのも面白いw

形は同じなので1枚目の側面は別々の向きにしています。(窓の配置が違っているのが分かるかと思います。

 

こちらは食堂車のナシ20ですが52なので日立製のナシ20となります。

KATOから各編成でナシ20系は製品化されていますが、一部のナシ20は業務用扉を外吊り式にした車両があり、京都鉄道博物館で食堂として使用されているナシ20-24もその外吊り式ですが、いまだにKATOからは製品化されていません・・・

こちらは製品化されたらAssyで欲しいですね。(EF58-150のようにホビセンKATOから京都鉄道博物館のナシ20-24がでたら面白いのにw)

中身はいつもと同じ食堂の机、椅子で厨房は相変わらずの仕切りのみで機材は再現されていません。これがマイクロエースだったらコンロぐらいはモールドで表現してくれそうなのですが・・・

 

こちらは2つまとめてですが、緩急車のナハネフ21(左、上)とナハネフ22(右、下)です。

ナハネフ21は貫通扉付き緩急車で編成の中間に連結され、途中で後ろが切り離された後は最後尾の緩急車としても運用できるようにテールサインも入っています。こちらは「さくら」編成では長崎編成の最後尾となります。

またこのナハネフ21は元々座席車であったナハフ21からの改造車であり、窓枠は座席車の配置になっているので、各ベッドにひとつの窓になっています。(下のナハネフ22はベッド2つに窓1つとなっています。)

ナハネフ22はおなじみの非貫通型の緩急車であり、常に編成の最後尾に連結されており、「さくら」編成では佐世保編成の最後尾となっています。

 

そして最後は今回の「さくら」編成の目玉で、佐世保編成に収録されているマヤ20です。

こちらは色と側面のクリーム色の帯でなんとか20系っぽい感じになっていますが、20系とは違った形状であり、異彩を放っています。

この車両は「さくら」編成が途中で長崎行きと佐世保行きに分割する際、カニ22は長崎編成となり、佐世保編成の電源車が必要とのことで、新たにカニ21や22を用意するのではなく、余剰となっていたスハ32系のオハシ30を2両を簡易電源車に改造して使用していました。あくまでも簡易電源車なので、荷物スペースは無く、発電用のディーゼルエンジンと燃料タンクを撤去した食堂と厨房部分に設置しています。

 

元々は食堂車なので窓の配置も均一ではなく、ますます異彩を放っています。

屋根上には排気ファンが増設され、車内もディーゼルエンジンがモールドで再現されています。食堂部分の椅子が残っているようなモールド表現されていますが、車内の写真は見つからず、詳細は不明です。

 

車両を一通り、ご紹介できたので、説明書を参照に牽引機関車を引っ張り出してきました。

2枚目右からEF65-500、EF30,ED73-1000、DD51、C11です。

機関車や今回のセットに「さくら」のヘッドマークは付属しており、C11以外はヘッドマークがあります。

 

「さくら」は東京―長崎・佐世保間で運用された寝台特急であり、昭和34年から昭和47の間、20系で運用されていました。(登場時は長崎・博多でしたが、昭和40年から博多から佐世保になっています。)

1枚目は長崎・佐世保編成で東京から下関までけん引したEF65の500番台で、2枚目は下関から関門トンネルを通って門司までけん引したEF30です。

 

そして門司から鳥栖までは1枚目のED73の1000番台が牽引し、鳥栖から先は当時は非電化区間であったことからDD51が肥前山口(現:江北駅)まで長崎・佐世保編成を牽引します。

 

そして肥前山口で15両の長崎・佐世保編成を分離し、先頭のカニ22から8両目のナハネフ21はDD51に牽引されて長崎へ向かい、残った9両目のナロネ21から15両目のナハネフ22には、先ほどの簡易電源車であるマヤ20をナロネ21の前位に連結し、DD51で肥前山口から早岐まで牽引し、早岐では進行方向が変わるので、DD51が後ろになり、最後方であったナハネフ22が先頭になりますが、このナハネフ22にC11を連結し、C11はバック走行、DD51はプッシュ走行をして佐世保へ向かいます。

しまった!!!C11とDD51が逆になってるw

ブログを入力しながら気が付きました・・・orz

写真ではマヤ20にC11、ナハネフ22にDD51が連結されていますね・・・なので・・・

写真は間違ってます!文章が正しいですw

佐世保から早岐に戻る際はC11とDD51を入れ替えてC11が前向きでプル走行、DD51がプッシュ走行となるので、写真は帰り編成にできるかと、ちょっと思いましたが・・・C11が逆向きになっていますね・・・

なので・・・・

 

わざわざ長崎編成と佐世保編成を分けて、さらに珍しいC11の早岐→佐世保間のバック走行を動画にしようと目論みましたが、先ほどの写真の通り、C11とDD51の位置を間違っているので・・動画も佐世保編成は間違いですw

撮影している時に気が付けば修正できたのですが・・・・やってもうたw

また近日中に他に所有している20系寝台客車を使って、一斉に「20系寝台特急祭」でも開催したいと思うので、その時にちゃんと正しい、早岐→佐世保の運転をしようと思いますw

 

そして最後に同じ頃に届いたJoshinからのお届け物・・・何かと思って開封すると2枚目の通り、Assyパーツでした。カニ22・ナハネフ22とマヤ20用の追加用のバックサインと電源車や緩急車用のボディマウントカプラーが大量に入っていますw

バックサインの方はカニ22はセットに入っている「さくら」や「あかつき」以外にカニ22は「あさかぜ」「ゆうづる」「あけぼの」、マヤ20は青地の「みずほ」や黄地の「はやぶさ」、ピンク地の「さくら」などが入っており、20系の他の編成が楽しめるようになります。

そしてAssyパーツのボディマウントカプラーはすでに入線している非ボディマウントカプラーの電源車や緩急車をボディマウントカプラー化するために購入しており、床下パーツを多少、削って、穴あけ等する必要がありますが、ナックルカプラーが装着できるようになり、見た目も実感的になるので、空き時間を利用してちまちまとボディマウントカプラー化していきたいと思います。(予定では10両ほど加工しないといけないようです・・・orz)

ていうか、これだけ薄っぺらいパーツが9袋だけなので・・・箱は最小のコンパクトでもよかったのでは?と思ってしまいましたw(Joshinの箱仕様の基準が今一つ分からない・・・合計額でしょうかね・・・今回のパーツは5000円ほどしていますからw)

でわでわ

 

最後に気になることが・・・

長崎編成のナハネフ21ですが、車番を見ると「ハ」の一部が欠けています。

何とかナハネフ21とは識別できますが反対側と比べると「ハ」がハッキリしません・・・orz

KATOに初期不良で連絡するか迷っていますが、やはり気になる以上はどのように対応してもらえるか分かりませんが、相談はしてみようと思います・・・

遠目からは気にならないのですが、分かってしまうと気になってしまうんですよね・・・

また結果は後日にでも・・・

でわでわ

 

市場にはまだ機関車も含めて在庫は残っています。私もDD51の0番台が気になっているので、検討したいと思いますw