祝! KATO Union Pacific Big Boy #4014 入線! | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんにちは!

昨日の大雨が嘘のように上がって、本日は少し暑めでしたが、快晴の一日でした!

ただ本州は台風の直撃はなかったものの、災害で亡くなった方や他にも色んな被害が出たので、つくづく人は自然には太刀打ちできない存在であることを痛感させられます。

最近は地震もちょくちょくと発生しているので、近畿でも南海トラフ巨大地震の発生が危惧されてはいますが、100年以内や30年以内と、やはりこれもはっきりとしないのでできる範囲の対策はしているも、なすがままに成るしかないと・・・(といってもちょっと避難グッズを置く程度ですが・・)

 

本日は昨日にちょっとアップしましたKATOのBigBoyをさらにご紹介したいと思います。

すでにネットでは色んな所で紹介はされていると思うのですが、なかなかの物であり、紹介せずにはいられませんw

パッケージはHOと同じような紙箱ですが、1枚目の上に写っているHO(中身は・・・)と違って、UnionPacific社のエンブレムや模型の写真もあり、HOとは違って、特別な感じがします。ちなみにHOは先日、リニューアル再販された商品ですが、パッケージもリニューアルされていました・・・個人的には車両図が入った前のデザインが好きだったのですが・・・(詳しくはコチラ

今回のBigBoyの箱はどうやらKATO USA仕様となっており、2枚目左の社名はアメリカのイリノイ州にあるKATO USAでした。さらに製品の実写説明は2枚目左のようにすべて英語表記でしたw

なのでこの製品はそのままアメリカなどの英語圏でも普通に販売できるようになっています。

 

上箱を開けると説明書が入っており、その下はウレタン材で保護されたBigBoyがプラ製のブリスターパックに入っています。

説明書は片面刷りA4の一枚のみで、付属品も重連用の交換カプラーとカプラー用のトリップピンのみのあっさりとした内容でした。

このトリップピンが何に使うのかを調べますと、自動開放をするためのものであり、アンカプラー・レールの上を走行させるとカプラーが磁石の力で自動開放されるようです。

アメリカ仕様のナックルカプラーには、自動開放に必要なトリップピンの取付穴が開けられており、このピンを差し込むことで自動開放が楽しめるようです。なので自動開放を楽しまない場合は付けなくてもいいのかもw

アメリカ仕様と日本仕様のナックルカプラーは、このトリップピン取付穴の有無であり、日本仕様も同じような位置に穴を開けるとトリップピンを付けて自動開放が楽しめるようです。(ただトリップピンだけでは売っていなうので、結局はKATOのマグネティックカプラーを買った方が良いのかも・・・それか磁石に反応する細い針金で自作するかw)

 

本体は1枚目のようにプラ製のブリスターパックにサンドされており、そのパック周囲をウレタンで保護して紙箱に収納しています。

ブリスターパックの上部を開けると車両先端部には保存用の固定パーツ(2枚目灰色の物体)が入っており、この謎の部品を除去してからビニールシートで包まれたBigBoyをシートごとブリスターパックの下部から持ち上げて取り出します。

 

いつもの撮影ボックスを使いますが、今回はS248のストレートレールでも収まりきらず、S62レールも追加したため、1枚目のようにボックスからはみ出していますw

何とか2枚目のようにボックス内の白背景を使って全体を撮影できました。

 


この世界最大級の蒸気機関車は「BigBoy」の名前で有名になっていますが、実際は「ユニオンパシフィック鉄道 4000

型蒸気機関車」が正式名称であり、「BigBoy」はあくまでも愛称です。

この「BigBoy」の愛称は製造されている途中で工員が煙室扉に「BigBoy」とチョークで落書きしたのがもとでついたとされています。

1941年から25両が製造され、1959年に定期運用が終了となったことで引退しています。なので20年未満の運用で意外と短命な機関車でもあったようです。

まずは先頭部のアップですが、ボイラー室の前部は銀色塗装で日本型の蒸気と違って銀と黒のツートンカラーとなっているのが特徴です。

このBigBoyの4014号機は運用終了後、静態保存されていたのをユニオンパシフィックが2013年に取得して、開業150周年記念の2019年5月に間に合うように動態復帰され、記念日に華を添えました。

箱の説明書には動態復帰した4014号機の2021年8月のイベント時の姿をモデル化しているとのことです。

そしてこのBigBoyの名称所以となった「BigBoy」の落書きもちゃんと煙室扉部分に白文字でキレイにプリントされています。またアメリカの蒸気機関車ではデフォルトになっている先頭部のベルは金属部品で再現されており、実感的です。

後は車両番号の「4014」が煙室扉上部やデッキ上のヘッドライト付近にボードで取り付けされていますが、文字もはっきりとしており、デッキ先端の「4014」ヘッドマークも良くできています。

2枚目は先頭部分の4軸動力ユニット部分を撮影。BigBoyは2-4-4-2の構造で4軸動力を2ユニットもつ大型上記であり、イメージとしては日本のD51の重連を一体化したような感じでしょうかw
 

こちらは1枚目が後部の4軸動力ユニットと2枚目が運転席からテンダー車です。

一つの本体に動力ユニットが2台も入った大型蒸気機関車であり、なかなかの迫力です。

さらにテンダー車もD51を2両分動かす水と石炭が必要となるので、テンダー車も長い!なんと7軸です!

このテンダー車に石炭を28.45トンと水を93.6キロリットルも積んでいたようです。D51で石炭が10トンで水が20キロリットルくらいなので、いかにこのBigBoyのテンダー車がデカいか・・・

 

上から前後を撮影しています。

煙突はどうやら2本あるようです。ただ模型なので当然、煙は出ず、穴も塞がっていますw

2枚目はテンダー車からのショットですが、煙室前部の銀色以外は黒なので、ちょっと地味ですが、大きさから何とも言えない迫力を感じてしまうのも不思議な感じかします。

 

車体のプリント類は全てタンポ印刷の用であり、細かい文字やエンブレムなども小さい文字まではっきりとしています。もし、1枚目の文字がインクジェットでぼやけた感じになっていたら、かなりの興ざめであったと思われます。

さすがに今回は高額商品でもあるのか、プリント類は写真のように美しいプリントでした。

そして車体各所に打たれたリベット跡も模型ではモールドですが、細かく再現されており、特に艶ありのイベント仕様車輛でピカピカの本体に映えるリベット跡は見た目でも楽しませてくれます!

 

後は気になったのが最小半径R282を走行できるとのことで、R282カーブレールにBigBoyを載せてみました!

するとちゃんと2枚目のようにすべての車輪が浮いたり、脱輪することなくレールにしっかりと載りました!

 

普通に走行するとは思うのですが、先頭部分や運転室辺りを真上から確認しますと・・・

かなり曲がっていますw 実車ではありえんくらいのはみ出しっぷりでしたw

ただ、それでもちゃんとR282でも走行できるように設計、製造してくれたKATOに感謝です!

皆が皆、大半径レール(R480/R447)を持っているわけではないですから・・・キハすきすき線区もR414が最大です。

なので一番、ベーシックのR282では、はみ出しはあるかもしれませんが、走行を楽しめる点では「〇」ではないでしょうか?

ただし、これだけはみ出すので、線路間隔の近いすれ違いやストラクチャーの置き方には注意が必要ですね。

 

こちらはR348のレールですが、こちらもやはりR282よりはマシですが、はみ出し感はありますw

 

参考程度に模型の車輪を撮影。

機関車の2-4-4-2配置はそれぞれで独立しているので、先ほどのR282レールでもしっかりと曲がるのですが、テンダー車は側面から見る限りでは2-5のような配置であり、5の部分がかなりきついのではと思いきや、2枚目の通り、車輪は2-3-2の配置になっており、これならR282でも余裕で通過できます。

 

ということで、2日前に続いて2度目のキハすきすき線区のお座敷レイアウトに入線です。

先日は気合で2-4-4-2+2-3-2を載せましたが、本日は1枚目の通り、リレーラーを使いましたw(やっぱ、楽w)

昨日と同様にとにかく

カッコいい!

 

比較用に他の蒸気も入線させました。1枚目左、2枚目上からTomyのナインスケール「Northern 4-8-4」(詳しくはコチラ)とマイクロエースのD51-51(詳しくはコチラ)です。

D51は日本型Nゲージなのでスケールは1/150と大きめです。(BigBoyは1/160)そしてTomyのナインスケールは・・・不明です・・・なんかかなりデカいので、あまり比較の参考にはならないかもw

横からはD51と比べても圧倒的に大きい! スケールではD51が少し大きめですが、ほぼ倍ほどBigBoyの方が長い・・

そりゃ箱もHOのような箱になりますわw

 

本日はスローからの走行でゆっくり目で走らせました。

前後のロッドがしっかりと動き、力強さを感じさせる走行でした。

 

こちらはキハすきすき線区のお座敷レイアウトの最大半径であるR414ですが、それでも上から見るとまだ運転室の方ははみ出していますw(先頭部分は少しマシなのですがw)

それだけ全長の長い蒸気機関車ということですw

 

今回は蒸気機関車のみの紹介となりましたが、芋づる式で2枚目の「その他」も購入しているので、以降になりますが、ご紹介したいと思います!

 

今回は「清水の舞台からバンジージャンプ」な気持ちでポチリして、先月末の支払い時に

「こりゃ、勢いとはいえ・・・63000円も・・・やっちまったな・・・」

と思いましたが、実物を手に取ると

「これは良いものだ!!買ってよかったぜ!」

と月末の支払いに軽く落ち込んだ気持ちはあっという間にどこかに吹き飛んでいきました。

今回は久しぶりですが・・・・

決してKATOの回し者ではありませんが、この「BigBoy」については「買い」(かなりの)と思いますので、ぜひ、ほんのミリでも気になっている方は買いましょう!!!

まだ市場には2次分売の在庫がネットでもチラホラとあるので間に合うかと思います。

この商品はパーツ数の多さから工程も多いので、なかなか再生産されることはないと思うので、今回を逃すと当分は買えず、欲しい時にはプレ値になっているとおもわれます。

「その他」は後からでも買えそうですが、BigBoyだけは・・・・

と無責任に「買い」を推しましたが、決して後悔はしないと思いますよw

でわでわ

 

ホビセンカトーのHPにこんなイベント紹介が!!

なんとホビセンカトー東京の企画で「BigBoy組立道場」なるイベントが開催されるようです!

内容は2日に渡って、KATOの埼玉工場(1日目)とホビセンカトー東京(2日目)で部品数が400を超えるBigBoyの組み立てを行うというビッグイベント!

ただお値段はおひとり11万円で二日間は自力で埼玉工場とホビセンカトー東京に行き、昼食なども自前で用意と参加にはかなりのはハードルがw

実際に受付を開始しており、各回20名の募集ですが、本日時点ではまだ応募できますw

特典として組み立てたBigBoyの持ち帰り、使用した特殊ピンセットに埼玉工場で任意のイニシャルを刻印しての持ち帰りがあり、他には工場見学もあるようですが、それでもハードルは高い・・・

これが関西圏内で自宅から2日とも通えるようであれば参加してみたいのですがw

ただこういった値段はともかく、普段は絶対に関わることのない製造体験をできるという観点では、面白い取り組みと思いました。

もしこれが「キハ40組立道場」でホビセンカトー京都付近で1日開催なら・・・3万円くらいまでなら参加したいです。(ピンセットは付かなくてもいいのでw)

でわでわ