キハすきすき線区 『カプラー』統一について?! その2 | キハでGo!

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こんばんは、4連休も早3日目が終わろうとしています。今日は一日、家から出ることなく、小説を読んだり、SDガンダムGジェネDSを楽しんでいました。

 

そのふと合間に・・・・

以前に2軸貨車が増えたり、機関車がKATOカプラーになっていることなどもあり、キハすきすき線区における『カプラー統一』について検討(詳しくはコチラ)しましたが、途中で面倒になり、断念していました。

それとブログでは書いていませんでしたが、キハすきすき線区にはピンバイスが0.5と0.8しかなかったので、KATOのEF66前期カプラーを加工することもできず、断念していたのも理由の一つでした・・・・そこで・・・・・

 

昨日は洗車等でステイホームと言っていましたが・・・すみません、ホームセンターにはちょっと行きましたw

そこで、キハすきすき線区の工具箱には1枚目左の100円ショップで昔に購入した0.5ミリと0.8ミリのピンバイス以外に1.2ミリ、1.3ミリ、1.4ミリなどのサイズが必要となり、見に行きました。

ネットでは100円ショップで十分とのことですが、100円ショップのピンバイスは先が柔らかいので、プラでも気を付けないとドリル刃が曲がってしまいます。なので今回はコーナンでちゃんとしたピンバイスとドリル刃を買うことにしました。

まずはピンバイスですが、4パターンのコレットチャックを使うことで0.1ミリから3.2ミリのドリル刃に幅広く対応します。2本のコレットチャックはピンバイス本体に収納でき、本体の回転部分も気持ちよく回ります。

 

そして肝心のドリル刃ですが、0.3ミリから16ミリの間で20本入っており、本来であれば、2枚目のように出したい径のドリル刃まで蓋をスライドさせ、下に向けると、ドリル刃が出てくるはずなのですが・・・14ミリ・・・出てこない(笑)

おそらくプラケースの彫りが甘いのか、中で刃が引っ掛かって出てこないのでしょう・・・・他にも何本かケース内で動かない刃があり、このケースはサイズ順に並んでいて良いのですが、出すのにスライドを全開しないと出せない上に、このスライドは結構、きつめなので、全開の拍子にバラバラと出かねないので・・・・・・

 

1枚目のように2本ずつ、チャック袋に収納しました。一番大きい径と小さい径を一緒に入れ、順番に16と0.3、15と0.35のように2本セットにすると明らかに太さが違うので、間違えることはありません。

ただ最後の0.85と0.7、0.8と0.75は本当にわかりにくいのですが、長さが違ったので、見分けれるように0.7(短)、0.85(長)と書いておくことでクリアできましたw

それを2枚目のように名刺入れの空きケースに刃入ったビニールチャック袋と先ほどのピンバイスを入れておくと・・・・

「キハすきすき線区 特選 ピンバイスセット(0.3ミリ~16ミリ 20本入)」

の完成ですw

といっても普段の工作で0.3ミリは使うことはなさそうですが・・・・w

 

ピンバイスセットをちゃんとケースに入れた後、本来の目的であるTOMIXのミニカーブ対応2軸貨車のカプラーについて検討することにしました。

まずは単行を中心に走行させるため、カプラーを交換してもさほど、支障のない車両として、以前に購入したノスタルジック鉄道コレクション(以下「ノス鉄」)のキワ90(ツートン:動力化済)を出してきました。(詳しくはコチラ

これは前後共にアーノルドカプラーとなっており、これを今回、KATOの「EF66前期形 ナックルカプラー (品番:Z01-0224)」を装着してみようと思います。

ちなみにノス鉄ですが、Joshinの2店舗を見ているとどちらも売れ行き好調のようで、ボックス売りは完売し、バラでラスト1,2個といった感じでした。Aさん行きつけの方は動力のTM-TR07が再入荷していました。これは結構、使えそうなので、折を見て買っておこうか迷っていますw

 

早速動力車のカプラー部分を分解すると、カプラーポケット中央部に突起があり、こちらにKATOのEF66カプラーを付けたいのですが、穴が小さいので、今回、購入したピンバイスで穴を拡張します。

サイズは1.4ミリですが、いきなり大きな径を使うとずれたり、傾く可能性が高いので、1.2ミリ、1.3ミリと順番に使用して徐々に穴を大きくしていきます。

2枚目の真ん中が作業済のEF66カプラーで穴が少し大きくなっているかと思いますw

 

これを先ほどのカプラーポケット内の突起に差し込みます。穴は十分に拡張できているので、入りますが、カプラーの根元がやや分厚いので、このままカプラーポケットのメタル蓋を付けると蓋でカプラーが圧迫され、カプラーが振らなくなるので、2枚目のように根元をデザインナイフで削ります。(左側が削った分です。)

この削る作業が結構面倒ですが、大事な作業なのでお忘れなくw

 

こうして片方のみ換装し、元のアーノルドと比較してみました。1枚目の写真はナックルとアーノルドの大きさが分かるように合成しました。車体の全部からちょこっとだけ出ており、リアリティがアップしたように感じますw

そして津川洋行のデキ3(詳しくはコチラ,、コチラ)用に購入したKATOカプラーに交換済のKATOトラ45000と連結してみます。

ややキワ90のカプラーが低いので、走行中に自然解放してしまう可能性があるかもしれません・・・のちほど検証してみますw

しかしキワ90とトラ45000の車間はイイ感じで狭くなっていますw

 

早速、キハすきすき線区のお座敷レイアウトへw

前面はカプラーの大きさなどを見やすくするために斜め上から撮影していますが、小ぶりのナックルカプラーになったことで、リアル感が格段にアップしています!

そして2枚目はそれぞれに貨車を連結していますが、やはりアーノルドの方は間隔は少し広めですが、思っていたよりも差がなく、ちょっとがっかり(笑)

 

早速、走行試験を実施しました。

キワ90にKATOカプラーNを装着した津川洋行のハフ1とKATOのトラ45000を牽引させます。

特に自然解放することなく快調に走行してくれました。

横からマジマシと見るとキワ90と貨車のカプラーに上下差が感じられますが、パッと見はわからず、走行させても特にトラブルもないので、結果的には「OK」でしょうw

 

こうして動力化したキワ90のKATOカプラー化に成功すると・・・・人は欲深いもので、私はトレーラー化したキワ90も何とかKATOカプラーNを装着できないかと考え始めましたw

簡単な方法は鉄コレの動力ユニットやトレーラー化キットに入っているアダプター(2枚目の下から2つ目)からスプリングとアーノルドを外し、KATOカプラーNを少し削って入れることで解決するのですが・・・・・

キハすきすき線区のスペアパーツ入れには10個ほど入っているのですが・・・なんとなくもったいないし、他のことで使う可能性を考えてしまい、アダプターを使わなくてもKATOカプラーNを装着できないか、考えましたw (ケチケチ精神ですねw)

 

結果的にはノス鉄のキワ90についていたカプラーアダプターをデザインナイフとヤスリで削り、KATOカプラーNが入るように細工しました。

1枚目は側面から見たアダプターですが、左が加工前です。そして2枚目は上から見たアダプターで同じく左が加工前です。

 

加工したアダプターにお尻を少し削ったKATOカプラーNを入れるとジャストフィット!!!

そしてそれを元のトレーラー床下のカプラー部分に装着すると、見事についています。

 

ボディを元に戻し、再び、キハすきすき線区のお座敷レイアウトで比較します。

動力ユニット入ったキワ90はEF66前期型のナックルカプラーでトレーラーのキワ90はKATOカプラーNですが、どちらも小さいので、馬鹿でかいアーノルドカプラーで壊されていた前面の見た目がだいぶスッキリし、良くなりましたw

サイドからも確認しましたが、いい感じでカプラーが引っ込んでいますw

 

キワ90同士で連結すると、先ほどのハフ1やトラ45000よりもさらに間隔が短くなっており、実際の車両でもここまでは短くないだろうというぐらいになってしまいましたw

ストレートでは問題ないと思いますが、キハすきすき線区のお座敷レイアウトにおける最小カーブのR282カーブレールでは妻面の角があと少しで接触しそうですが、何とかなっていましたw 走行させても特に脱線や転倒もなかったので、大丈夫そうですw

いざとなったら、鉄コレスペアパーツにカプラーアダプターを少し伸ばせるパーツがあるので、前に少し出すことも可能ですが、ひとまずはこのままで様子を見ようと思いますw

 

ということで、今回はTOMIXの2軸貨車のKATOカプラー化を検証しましたが、KATOのEF66用ナックルカプラーの穴を1.4ミリに拡張し、根元を少し削ることで、交換が可能であり、走行も問題ないことが確認できました。

ただ交換後はスーパーミニカーブレールの走行は首振り角度が足らなくなり、不可となります。しかしTOMIXのカプラーポケット側はイジっていないので、元のスーパーミニカーブ対応のアーノルドカプラーに戻すことはできます。

これでキハすきすき線区の車両のカプラーをKATOで統一できそうな目途が立ちましたが、あとは数十両あるミニカーブ対応のTOMIX貨車にKATOのEF66用ナックルカプラーを加工して取り付ける手間と、ナックルカプラーは10個で定価440円するので、多少のコストもかかります。さらにそれ以外の貨車や客車にもKATOカプラーNを付けることを考えると・・・大変そうです・・・・

ひとまずは2軸貨車、貨物から手を付けていこうと思いますが、いつに完了するのかと思うと・・・気が遠くなりそうです(笑)

でわでわ

 

まだまだネットではノス鉄は開封品やボックス売り、動力ユニットTM-TR07の在庫もあるようです!

キワ90はタイプですが、おすすめですよ!