際限なく情報空間を歪ませる自民党政権
ということで、前回の続きを述べようと思うのだが、その前に元CA凛子さんの「ボイスレコーダー極秘開示」のユーチューブ動画についてのコメントへのレスで、赤字部分の音声が入っていないから捏造であるなどというコメントが結構な数で見受けられることの「現象」について、私が感じるところの印象や、その背景についての分析の方がある意味でより重要だと思えるので、先にそちらについて記述することにする。そもそもボイスレコーダーの無音部分は、会話が途切れていたのではなくて、事故調査委員会や政府によって削除や継ぎ接ぎがなされていたものである。当初は全体を公表しない理由について、プライバシーを守るためだなどと説明されていたが、あのような乗員、乗客全員の生命が関わる緊迫した場面で呑気に家庭内のことや日航内部の誰かの不倫についての噂話でもされていたとでも言うのかということである。常識的に考えてあり得ないことで、政府や事故調査委員会にとって不都合で国民に知られたくない部分が消されていたことは否定しようのない事実である。それで1985年当時であればボイスレコーダーの記録媒体は磁気テープであったと思われるが、編集、改竄される前のマスターテープは、政府にとっては絶対に公開されてはならないいわば国家機密のような物なのだから、どこかの場所で厳重に保管されているか、或いは証拠隠滅で破棄されてしまっているかのどちらかなのであって、要するに今回公開されたボイスレコーダーの赤字部分が無音なのは当然のことなのである。赤字部分は流出したテキストデータである。仮にマスターテープが廃棄されていたとしても、テキストデータの原稿は改竄される前の全文が保存されていることは、普通に考えて当然のことである。なぜなら編集で消された音声部分の内容が国民だけでなく、年月の経過の中で政府関係者にとってもわからなくなってしまえば、追及されたり、説明を求められたりした時に矛盾や齟齬が生じてしまうからである。それゆえに厳密に言えば、今回のボイスレコーダーの動画における赤字部分が、捏造や創作であると難癖を付けられる余地が全くないと言えないことはない。しかし仮にそのような捏造や創作を無理やりはめ込んだものであれば、どうしてもそこには何らかの違和感や不自然さが生じるものである。誰がどのように受け取るかは、その人の勝手であるとも言えるが、今回のボイスレコーダー全文の公開内容については、健全で標準的な知性や感性の持ち主であれば、信憑性が極めて高いという以上に真実そのものであると確信するものであると言えよう。そもそも仮にそれが捏造や創作であるとするならば、そのような不謹慎そのものの520人もの死者に対する冒瀆行為をして一体、誰にどのような利益があるのかということと、横田基地管制塔との交信内容や横田基地への着陸寸前に入った段階で自衛隊の戦闘機と思われる相手から無線で「横田は危険です。ターンレフトして山に向かってください」と言われ、「このままでお願いします」と懇願しながらも、「2次被害が出るからターンレフトして山に向かってください。命令です。」というやり取りの緊迫した内容が捏造や創作であるなどとは、到底考えられないものである。結局何が言いたいのかと言えば、そのような真実そのものでしかあり得ないような重大な情報に対して、難癖を付けて捏造や創作であると決めつける意見が多数見受けられる現象が、きわめて不自然であって違和感しか感じられないということなのである。私が言いたいことがお分かりであろうか。要するに日航機123便、ボイスレコーダーの政府にとっての不都合な真実が消去されたことと同様に、SNS上で公開された真実の情報に誰かに難癖を付けさせて上書き消去させるような工作活動が、恐らくは自民党政府によって今も日常的に行われているであろうということである。それはこの日航機事故だけの話しではなくて、コロナワクチンに対する否定的な意見に対しても日常的に見受けられてきたものである。自民党政権は一方でSNS規制法案を作って自由で真実を求める言論を抑圧しながら、それと合わせて水面下でこのような難癖の工作活動も展開させていることはほぼ間違いのない事実なのである。そのために多額の金を、年間にして20億円とか30億円などと言われている官房報償費の一部を充当させているものである。官房報償費が合法的な政府予算であると言っても元々は我々国民の税金が原資となっているものである。これが私の言うところの自民党唯一性の深刻極まりない弊害なのである。自民党は金の力で真実や真実を求める声など消し去ったり、コントロールすることが出来ると考えていて、そのような活動を当たり前のように常態化させているのである。いや、そういうことしかしていないのが、そういう発想しか持ち合わせていない組織がザ・自民党であるということである。オールドメディアの論調もそのような金の力と記者クラブ制度の元での情報提供の制限などといった言わば飴と鞭でいかようにも方向づけることが出来るということである。我々国民は基本的にそういう現実をきちんと認識していなければ何らかの情報に接した時点で既に政府の都合の良い型にはめ込まれて、コントロールされ利用されているのだということを知らなければならない。そうでなければ最終的に自分や自分にとっての大切な人の命も守れないということである。とにかくも我々国民の選択肢は真実を消し去らせさせるのか、自民党自体を消去させるのかの二択でしかない。自民党の唯一性は不滅であっても、それを徐々に弱めて相対的に消去の方向に向かわせることは不可能ではないはずだ。そしてそれが日本にとっての新しい時代の幕開けであり、日本国民が安心して生活できる政治体制への第一歩であると思われる。一朝一夕にはいかないであろうが、百年掛かるのか千年掛かるのかわからないが、ローマは一日にして成らずだ。国を変えるには国民が自分のことだけを、自分の利益だけを考えていたのでは絶対に無理なのである。
(吉川 玲)
恐るべき日航機123便事故の真相
ということで、本当に衝撃が大き過ぎて言うべき言葉が見つからないのであるが、自分の身体と魂に鞭打つように気合を入れて述べるとするならば、この三日間ほど改めて考え続けていたことがあって、それは私の日航機事故についての長年の疑問でもある。元CA凛子さんのユーチューブ動画を見ても明らかなように、いや見る前からわかっていたことだが、1985年の日航機123便事故についての事故調査委員会の調査発表や政府の公式見解が真っ赤な嘘であることは、100%否定しようのない事実であって、それを今更、根拠のない陰謀論だとか、冒瀆であると言うのであれば勝手に言ってろとしか言いようがないのであるが、未だによくわからない疑問点があって、そのことが私の頭を離れない。それは日航機123便をミサイルで撃墜した戦闘機が自衛隊機であるとするならば、もちろん米軍機である可能性もある訳だが、仮に自衛隊の訓練ミスで標的機が日航機123便の垂直尾翼を破壊したことが事故原因で、その事実を隠蔽し、証拠隠滅のために横田基地への着陸を妨害し、山に追い込んでミサイルで撃墜したということであれば、当然にそれは米軍機ではなくて自衛隊機であろうという推測が成り立つ。そしてその場合に、それではその撃墜を一体、誰が承認したのかということなのである。いくら何でも焦った自衛隊が暴走して、単独の判断でそのような暴挙に出たというようなことは、日本の文民統制の原則の下では絶対にあり得ないことである。常識的に考えれば当時の日本の政治責任のトップであった中曽根康弘総理大臣でしかないということになる。それで実際にネットの情報では、自衛隊幹部が中曽根総理に123便撃墜の許可を求めた電話内容を盗聴したとされるものが以前から出ていた。そのやりとりは以下のようなものである。
「私はこんなことをするために総理大臣になったのではない。」
と自衛隊幹部に言った後に
「都市部に墜落しなければいいんだけど。」
「国民に知られないようにするならば撃墜許可をする」
と言い、自衛隊幹部の
「目撃者や生存者がいたらどうしますか」
との質問に対しては
「なんとかしろ。」
と答え、さらにその意味を問いただしたところ
「私をこれ以上人殺しにするともりか。なんとかしろはなんとかしろという意味だ。」
と怒鳴りつけたということだ。
その場面の情景が浮かんできそうなセリフで、それなりのリアリティーはある。それでもう今から10年以上も前のことだけれど、どうしても気になった私は大阪府立図書館まで1985年8月12日の中曽根氏の行動を当日発行の朝日新聞で調べに行ったのであった。そうしたところわかったことは、中曽根氏は日航機123便の事故が発生した18時25分は、軽井沢の別荘に静養に行っていた帰りの特急電車の中にいて、官邸にはいなかったのである。実際に当時のニュース映像で静養先から戻ってきた中曽根氏がどこか駅前で日航機事故についてのインタビューを受けている光景を私は朧気ながら覚えている。それで高濱機長が爆発音を聞いてスコーク77を発信した18時25分から御巣鷹山に墜落した18時56分まで僅か31分の時間しかないのである。携帯電話もないような1985年の当時に、もちろん総理大臣であれば緊急時の通信機器は持っていたのかも知れないが、電車の中で通信状態も悪いであろうし、何の情報もない状態で、実質的に僅か10~20分程度の間に、上記に述べた盗聴されたとされる会話や撃墜の許可が出されたとは、到底、考え難いのである。微かな記憶ではっきりとはしないが、確か中曽根氏は電車から降りたって記者からの取材で、初めて日航機事故を知ったような、どこか白々しが感じ取れる「惚けた」ような反応を見せていた。普通に常識的に考えれば、電車の中で事故を知って、撃墜命令を出したというようなことはあり得ないのであるが、一方で中曽根氏は記者から日航機墜落事故を聞かれて平然とした顔つきで「ほぉー、どこで?」と答えたとされる情報があるのだが、確かにその光景は私の記憶とも一致しているものである。中曽根氏は演技をしていたのであろうか。演技をしていたとすれば、それはどのような意味を持つものなのか。恐ろしい推測ではあるが、仮に日航機事故が自衛隊の訓練中のミスによって偶然にその日時に発生したのではなくて、あらかじめ意図的に仕組まれたものであるとすれば、そしてその情報を事前に中曽根氏が知っていたとすれば、その日時に中曽根氏はわざと官邸を離れていたと考えられなくもないということである。計画を知っていて官邸にいれば、リアルタイムの対応や反応でばれる危険性も高いので当然のことである。また最終的に墜落した現場が群馬県の御巣鷹山であるということも中曽根氏が群馬県出身であるということと関連があるとも見れる。実際に当日の報道では墜落地点が本当はわかっているはずであるのにわからないような、或いはミスリードさせる内容のもので、墜落場所が長野県の御座山(おぐらさん)とされて、そこに夜間に捜索が入っていたのである。長野県が否定していたにも関わらずである。そしてその時間帯に群馬県の御巣鷹山の麓の入山ルートでは群馬県警によって厳重に立ち入り規制がされていたということであるから、中曽根氏にとっては長野県に墜落するよりは地元の群馬県の方が警察を動かせやすいという見方も成り立つということである。そしてその間に実際の現場では自衛隊の特殊部隊か別班が証拠隠滅の活動をしていたのである。尚、私は当日のNHK報道で、今ではそういう報道があった事実そのものが否定されているが、現場の山中かどこかの場所で自衛隊員が何らかの理由で射殺されたとアナウンサーが言ったことをはっきりと記憶している。恐らくは特殊部隊ではない自衛隊員が、墜落場所がわかっているのにどこかで待機命令を出されていて足止めをされているのを良心の呵責に耐えかねて救助に向かおうとしたところを射殺されたのである。しかし私は今まではそこまでは考えていなかった。そこまではという意味は、日航機事故が意図的に仕組まれたものであるということである。はっきりしていることは、日航機が最終的にミサイルで撃墜されたということと、日航機事故が自衛隊の訓練ミスによって偶発的に発生したものであれば、そしてその事実を隠蔽することが目的であれば、必ず誰かの撃墜許可が必要であるということであり、もう一つのパターンの事前に仕組まれた計画であったならば撃墜許可は不要であったであろうということである。これはこの日航機事故の真相を考察する上で非常に重要な視点である。正直に言って私は今までは、意図的に仕組まれた計画であるとは考えていなかったので、日航機の墜落命令を出したのは当時の防衛庁長官であった加藤紘一氏ではないかと考えていた。中曽根総理が不在であれば、そして自衛隊にとっての存亡の危機である緊急事態であれば、自衛隊の幹部にしてみれば無理やりでも加藤紘一氏に撃墜の許可を出させる以外に方法はないからである。そしてそうであったのであれば中曽根氏が言った「真実は墓場まで持っていく」との発言内容とも符合が感じられる。つまり中曽根氏自身が直接的に関与していたのであればそういう発言にはならないようなニュアンスであるというか、事後的に報告を受けた真実を墓場まで持っていくというように感じ取れるということだ。そして加藤紘一氏は2006年に自宅が放火に合って全焼するという事件があったのだが、その放火事件と日航機墜落事故とも関連があるように私には感じられていたということである。
しかし今、改めて思うに、冒頭に述べた通りこの三日間ほど考え続けてきたことであるが、当時の総理大臣であれ防衛庁長官であれ、僅か31分の時間内で、実質的には10分程度の意思決定の時間しかないであろうから、自衛隊の戦闘機に民間の航空機を撃墜させるような大それた決断を日本の政治家ができるとは到底、考えられないのである。ということはやはりこれは事前に仕組まれた計画であったのではないかと、ごく一部の人間だけが事前にその計画を知っていて事後に各方面に圧力を掛けて真実を隠蔽してきたと考えることが自然な見方のようにも思える。では誰がどのような目的でそのようなそのような計画を実行したのかということになるが、自分で書いていて怖くなってきたので、気分を落ち着けるためにも今日はこの辺でやめておくことにしよう。
(吉川 玲)
40年間の隠蔽がもたらした日本の堕落と墜落
ということで、今この瞬間にこの世に生きていても、生かされていても、生きていることに完膚無きまでの馬鹿らしさと無意味さを感じるほどの憤りというものがある。2025年8月12日は日航123便墜落の40年目ということで、何も言わずに以下の動画をしっかりと見ていただきたい。私一人では到底、この動画の衝撃を抱えきれないので、一人でも多くの人々にその重みを一緒に支えて欲しいと願う。カットされていないボイスレコーダーの全文が映像と共に元CA凛子さんのユーチューブ動画で公開された。自民党やマスコミはこれを見ても陰謀論のフェイク動画だと言うのであろうか。削除される可能性が高いと思われるので、命懸けで投稿されたこの動画を一人でも多くの人に緊急に見て欲しいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=uUm7rCnlaTU&t=149s
本当に心して見て欲しいのだが、このような機長の声がプライバシーを守るためなどというようなふざけた理由で、よくもこれまで秘匿されてきたものだと思う。国民を馬鹿にするのもいい加減にしろということだ。この動画を見て尚、馬鹿げた陰謀論だと見做すのか、それは一人一人に判断していただくしかないので、その中身については説明しないこととする。ただ私の個人的な感想で言えば、遺族である小田周二氏が自身の著書で書かれていた通りである。また森永卓郎氏が生前に主張していた内容とも符合するものである。時間があるなら森永卓郎氏の動画も是非、見ていただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=31GaarV0gME&t=68s
今年の5月1日の産経新聞朝刊、1面に掲載された記事が、あまりにも腹が立ったので、その朝刊を未だに捨てられずに手元においている。見出しのタイトルは、「日航機墜落 陰謀説が拡散」、「自衛隊が関与」許されぬ冒瀆、「自衛隊がミサイルを誤射した」、「撃墜の証拠隠滅を図るために乗客らの遺体を焼却した」、「自衛官らの冒瀆は許されないとの声が高まり、国会でも取り上げられる事態に。」
何が許されぬ冒瀆だ。全て事実ではないか。亡くなった520人もの御霊を冒瀆しているのは一体、どちらの方なのか。何よりも許されないことは、産経新聞社だけではなくマスコミ全体が政府と一体となって平然と国民に嘘をつき、騙し続けているその姿勢である。全体主義的に一丸となった嘘は、それがどれほど罪深いものであっても許されるとでもいうのか。私が前々回の記事から述べている、自民党唯一性の弊害の深刻さというものがこれで少しは理解していただけたであろうか。中国共産党の一党独裁支配と自民党の唯一性にどれほどの差があるというのか、よく考えていただきたい。日本の共産党はそもそも自衛隊は違法な軍隊であるという考えではなかったのか。そういう思想の日本の共産党ですら、本当は疑惑が真実であることをわかっているはずなのに、この日航機墜落問題の真相を追求する姿勢を見せてこなかったということは、共産党ですら自民党の唯一性に協調しているということなのだ。何が、確かな野党だ。毎月、収入の1%を党費として納め、赤旗を購読している共産党員の方々には、嫌味を言うつもりはないが、確かな野党などということの正当性をよく考えて頂きたい。さらに言えば政権与党の立場である公明党の支持母体である創価学会の人々には、学会員以外の人間に聖教新聞の購読や公明党への投票を熱心に働きかけるよりも先ず、この日航機墜落問題で決定的に日本の政治の人道主義というものが棄損されている事実に心を痛めて、真相究明の声を挙げてゆくことが、政治団体とは言わないが政治を支援する宗教組織の在り方として、その存立の意義を問われるほどに重大な事なのではないかと私は思うのだがいかがであろうか。腐った自民党の分身でしかないような立憲民主党や維新の会には、何も言うべき言葉がない。
(吉川 玲)