告白
会いたくて。
会いたくて。
どんなに寂しくても。
彼に。
「会いたい」
と。
メールを送ることも。
ちょっと電話することも。
躊躇われて。
偶然。
バイトじゃないときに。
バイト先で出会ってしまい。
笑顔を抑えられない。
もともとは、こんなキャラじゃあなかったのに。
なんで。
クールさを装っても。
本当は凄く寂しい。
ねぇ。
私。
あなたのこと愛してるよ。
でも。
あなたには。
彼女がいるんだから。
多くは望まないよ。
でも。
もうちょっと。
もうちょっとだけ。
私に会いたいと思ってほしい。
会いたくて。
どんなに寂しくても。
彼に。
「会いたい」
と。
メールを送ることも。
ちょっと電話することも。
躊躇われて。
偶然。
バイトじゃないときに。
バイト先で出会ってしまい。
笑顔を抑えられない。
もともとは、こんなキャラじゃあなかったのに。
なんで。
クールさを装っても。
本当は凄く寂しい。
ねぇ。
私。
あなたのこと愛してるよ。
でも。
あなたには。
彼女がいるんだから。
多くは望まないよ。
でも。
もうちょっと。
もうちょっとだけ。
私に会いたいと思ってほしい。
告白
暑い夏は嫌い。
ジリジリと焼けるような痛さより。
身を切るような肌を刺す寒さの方が好き。
彼は二日に一度はメールをくれる。
行き詰ってしまった私は。
勝手に一人で悩んでいる私は。
彼に会いたくても、恐くてそうすることができず。
ただメールで馬鹿みたいな話をする。
彼に酷い言葉を送る。
そうすることで。
踏ん切りのつかない。
見切りのつかない自分を見限って欲しくて。
初めに彼と親しくなったのは。
私の悩みのお陰だった。
彼はただ話を聞いてくれた。
私は、甘えることを知らなくて。
それでも、甘やかせてもらえるということを羨望し渇望ていた。
ちっぽけな望みは。
それでもいつも踏みつけられていた。
今思えば。
タイミングが悪かったのだ。
彼と創を舐めあうようにしている間に。
彼を好きになってしまった。
それとほぼ同時に彼には彼女ができた。
何時だってそうだ。
欲していないときに傍にあるものは。
欲しいと思うと同時に、遠のいてしまう。
指の間から。
柔らかい風のように。
サラッと抜けて行ってしまう。
後に残るのは。
ただの空白と沈黙。
ジリジリと焼けるような痛さより。
身を切るような肌を刺す寒さの方が好き。
彼は二日に一度はメールをくれる。
行き詰ってしまった私は。
勝手に一人で悩んでいる私は。
彼に会いたくても、恐くてそうすることができず。
ただメールで馬鹿みたいな話をする。
彼に酷い言葉を送る。
そうすることで。
踏ん切りのつかない。
見切りのつかない自分を見限って欲しくて。
初めに彼と親しくなったのは。
私の悩みのお陰だった。
彼はただ話を聞いてくれた。
私は、甘えることを知らなくて。
それでも、甘やかせてもらえるということを羨望し渇望ていた。
ちっぽけな望みは。
それでもいつも踏みつけられていた。
今思えば。
タイミングが悪かったのだ。
彼と創を舐めあうようにしている間に。
彼を好きになってしまった。
それとほぼ同時に彼には彼女ができた。
何時だってそうだ。
欲していないときに傍にあるものは。
欲しいと思うと同時に、遠のいてしまう。
指の間から。
柔らかい風のように。
サラッと抜けて行ってしまう。
後に残るのは。
ただの空白と沈黙。
告白
彼の吸うマイルドセブンの紫煙は私の肺も満たす。
二人でいるときの空虚な空間も満たす。
後どれだけ一緒に過ごせば、あなたとの関係と私の心は満たされるのだろう。
彼は言う。
「好きかもしれない」
と。
以前はただ。
「好きだよ」
と言われていたのに。
最近では、私のことも好きという。
そんなついでのような、好きと言う言葉は要らない。
本当の私の欲しい言葉…。
否。
本当に欲しいものは。
ただの好きなのに。
痺れるような。
確固たる。
オルタナティブのない。
唯一無二の不動たる。
でも。
いつも私に与えられるのは。
所詮私の手にするものはただの代替物なのだ。
それが、少しだけほんの少しだけ哀しい。
どう足掻いたって近づけない。
二人でいるときの空虚な空間も満たす。
後どれだけ一緒に過ごせば、あなたとの関係と私の心は満たされるのだろう。
彼は言う。
「好きかもしれない」
と。
以前はただ。
「好きだよ」
と言われていたのに。
最近では、私のことも好きという。
そんなついでのような、好きと言う言葉は要らない。
本当の私の欲しい言葉…。
否。
本当に欲しいものは。
ただの好きなのに。
痺れるような。
確固たる。
オルタナティブのない。
唯一無二の不動たる。
でも。
いつも私に与えられるのは。
所詮私の手にするものはただの代替物なのだ。
それが、少しだけほんの少しだけ哀しい。
どう足掻いたって近づけない。
告白
いいことをすると。
自分に戻ってくる。
悪いことをすると。
それもまた、自分に戻ってくる。
情けは人の為ならず。
因果応報。
彼が言った。
「彼女と、別れるかもしれない」
バイト中。
お客さんが途切れたときに。
店内のエアコンが、唸っている。
最初それは、ただの空気の振動で。
私は、耳を疑った。
言葉を発しようとしたとき。
ぴんこ~ん
「いらっしゃいませ。こんばんは」
来店の合図を告げる音。
タイミングを逃した言葉は、かき消された。
バイト用の白いシャツの色が今は、痛い。
行き場のなくなった言葉は、それでも、心の中に留まったまま。
「ねぇ。それでアナタは…」
自分に戻ってくる。
悪いことをすると。
それもまた、自分に戻ってくる。
情けは人の為ならず。
因果応報。
彼が言った。
「彼女と、別れるかもしれない」
バイト中。
お客さんが途切れたときに。
店内のエアコンが、唸っている。
最初それは、ただの空気の振動で。
私は、耳を疑った。
言葉を発しようとしたとき。
ぴんこ~ん
「いらっしゃいませ。こんばんは」
来店の合図を告げる音。
タイミングを逃した言葉は、かき消された。
バイト用の白いシャツの色が今は、痛い。
行き場のなくなった言葉は、それでも、心の中に留まったまま。
「ねぇ。それでアナタは…」
告白
彼は、いつも。
バイトの後にやってくる。
バイト上がりの夜中に。
それは、バイトと一緒にしか。
私のことを思い出さないかのように。
シャツと緩めたネクタイを、彼がいつも私の部屋で脱ぐ。
私は、ネクタイが好きで。
彼のネクタイも好きで。
けっしてお洒落ではない。
バイトのために買ったであろう。
オーソドックスでニュートラルな濃い目の青。
私といても。
彼はほとんど喋らない。
ずっとタバコを吸っている。
私は、そんな彼が嫌いじゃあない。
彼は、喋らないけど。
よく私を抱きしめてくれる。
ただ、抱きしめてくれる。
そして、朝が明けたら帰っていく。
彼女のもとへと。
バイトの後にやってくる。
バイト上がりの夜中に。
それは、バイトと一緒にしか。
私のことを思い出さないかのように。
シャツと緩めたネクタイを、彼がいつも私の部屋で脱ぐ。
私は、ネクタイが好きで。
彼のネクタイも好きで。
けっしてお洒落ではない。
バイトのために買ったであろう。
オーソドックスでニュートラルな濃い目の青。
私といても。
彼はほとんど喋らない。
ずっとタバコを吸っている。
私は、そんな彼が嫌いじゃあない。
彼は、喋らないけど。
よく私を抱きしめてくれる。
ただ、抱きしめてくれる。
そして、朝が明けたら帰っていく。
彼女のもとへと。
告白
いつも思うのは。私はどうしてこうなんだろう。ってこと。
考えは後ろ向き。気持ちも下向き。テンション下がって。ナードでペシミスト。
私の家族は結構綺麗ぞろい。母さんは正真正銘の美人さん。父さんはなんだかんだでハンサムだし。兄さんだって綺麗なもんだ。どうして。私だけこんな顔なんだろう。
家族はみんな垂れ目とまではいかなくても。大きな綺麗な眸をしている。私は、小さめのツリ目。ちょっとしたことで、恐がられる。
悲しい。
とても。
私の好きになる人は。たいてい私のことを好きじゃあない。
それは。家族も例外じゃあなかった。無関心。無関心。無関心。嫌われることは。恐い。怖い。こわい。無関心でいてくれることは。まだ。 ましだと思ってた。
でも、そんなんじゃあなかった。
もう。私は泣けないし。泣かせてももらえない。
だって。泣いたってなんにも変わりはしない。
私は気がついてしまった。気がつきさえしなければ、まだ、幸せだったかもしれない。
そう思いながらも。本当のところは、わかってる。
世界は美しい。あくまで美しく、安定している。なんにも、私はかかわらせてもらえない。本当はかかわりたいし、かかわってもらいたい。
孤独さに押し潰されてしまいそうだよ。
考えは後ろ向き。気持ちも下向き。テンション下がって。ナードでペシミスト。
私の家族は結構綺麗ぞろい。母さんは正真正銘の美人さん。父さんはなんだかんだでハンサムだし。兄さんだって綺麗なもんだ。どうして。私だけこんな顔なんだろう。
家族はみんな垂れ目とまではいかなくても。大きな綺麗な眸をしている。私は、小さめのツリ目。ちょっとしたことで、恐がられる。
悲しい。
とても。
私の好きになる人は。たいてい私のことを好きじゃあない。
それは。家族も例外じゃあなかった。無関心。無関心。無関心。嫌われることは。恐い。怖い。こわい。無関心でいてくれることは。まだ。 ましだと思ってた。
でも、そんなんじゃあなかった。
もう。私は泣けないし。泣かせてももらえない。
だって。泣いたってなんにも変わりはしない。
私は気がついてしまった。気がつきさえしなければ、まだ、幸せだったかもしれない。
そう思いながらも。本当のところは、わかってる。
世界は美しい。あくまで美しく、安定している。なんにも、私はかかわらせてもらえない。本当はかかわりたいし、かかわってもらいたい。
孤独さに押し潰されてしまいそうだよ。
告白
愛してるよ。
たぶん。
君のことが好き。
冷静な判断ができないくらい。
告白
今日のバイトのシフトは、藍澤(あいざわ)さんと二人だった。
「おはようございます」
きょとんとし。大きめの眸。
「・・・・・・」
いつも。あくまで。
挨拶を返す気もないのか。無言。
立て続けに。忙しなくお客がレジに並ぶ。
「678円のお買い上げになります」
値段を読み上げ終え。商品を袋詰めしようと。袋の束のあるはずの場所に手をやると。
ぴたっ
明らかに。レジ袋ではない感触。
至近距離に藍澤さんが立ってヘルプに回ってくれる。
挨拶すらしてくれないのに。仕事中には。三、四人で入っているときでもきちんと組んでもくれる。
夜中にお客が途切れる。
双方とも無言。一切会話なんかしない。
大いなる沈黙。
息苦しいくらい。
知ってるよ。私が醜いからでしょう?
みんな。そんな眸で私を見るもの。
レジに立っているときも。
道を歩いているときも。
話をしているときも。
私だって。綺麗に生まれていたら。
君に話し掛けられただろうか?
生き物は、自分に一番遠いものを求めるものなんだ。
私は至極醜いから。
綺麗な。綺麗過ぎる君に。惹かれたんだろうか?
よくわからないね。
そんなものは。結果論に過ぎないものかもしれないね。
たぶん。
君のことが好き。
冷静な判断ができないくらい。
告白
今日のバイトのシフトは、藍澤(あいざわ)さんと二人だった。
「おはようございます」
きょとんとし。大きめの眸。
「・・・・・・」
いつも。あくまで。
挨拶を返す気もないのか。無言。
立て続けに。忙しなくお客がレジに並ぶ。
「678円のお買い上げになります」
値段を読み上げ終え。商品を袋詰めしようと。袋の束のあるはずの場所に手をやると。
ぴたっ
明らかに。レジ袋ではない感触。
至近距離に藍澤さんが立ってヘルプに回ってくれる。
挨拶すらしてくれないのに。仕事中には。三、四人で入っているときでもきちんと組んでもくれる。
夜中にお客が途切れる。
双方とも無言。一切会話なんかしない。
大いなる沈黙。
息苦しいくらい。
知ってるよ。私が醜いからでしょう?
みんな。そんな眸で私を見るもの。
レジに立っているときも。
道を歩いているときも。
話をしているときも。
私だって。綺麗に生まれていたら。
君に話し掛けられただろうか?
生き物は、自分に一番遠いものを求めるものなんだ。
私は至極醜いから。
綺麗な。綺麗過ぎる君に。惹かれたんだろうか?
よくわからないね。
そんなものは。結果論に過ぎないものかもしれないね。
第八話 終着点のない執着
「こんなとこで足止めを喰っている場合じゃあないな」
もう。なんでもないような様相。
「そろそろ。出ないと後が狂ってくる」
エンジンが静かに唸った。
ひゅう
切れそうな音のする風が吹いている。聡兄と僕は。アノ場所についに来てしまった。
どちらも何も喋らない。言葉なんか湧いてこない。
口の中が乾いてしまい。口唇を開けることができない。
「意外だな」
先に口を開いたのは聡兄のほうだった。
「こりゃあまた。至って滑稽だね。滑稽滑稽」
聡兄の口調が可笑しいことも。仕方がない。僕でさえ、一瞬。聡兄の口調の違和感に気がつかなかった。
それは。視覚に圧倒されてしまっていたからだ。
かつての。咲のマンションがあった場所は。廃墟になっていた。朽ち。廃れ。荒れ。翳み。以前の様子を微塵も感じさせない。
どうやったら。たった数年で。
どうすればいいのだろう。
いったい。僕は。
「コウ。それじゃあ行け。行って来い」
どうやら。聡兄は一緒には来るつもりがないらしい。
こつこつ
こつこつ
なんだろう。なんだろう。
このじわじわと這い上がって来るような。
ひたひたと迫り来るような。
本当は。これ以上は。進みたくなんかない。
でも。僕は抗うことなんかできない。
僕がここに来ることは。結局のところ決まっていたんだ。変更不可能な予定調和といったところか。
なんだってこんなことになってしまったのだろう。僕はただ。咲の行く末が気になっていただけなのに。
咲のことが気になっていたので。咲のことを少しでも知りたいと思っただけなのに。
咲のことがただ好きなだけなのに。
その部屋には。ドアがなかった。
ぽっかりと開いた口のような玄関をくぐると。
「いらっしゃい」
もう。なんでもないような様相。
「そろそろ。出ないと後が狂ってくる」
エンジンが静かに唸った。
ひゅう
切れそうな音のする風が吹いている。聡兄と僕は。アノ場所についに来てしまった。
どちらも何も喋らない。言葉なんか湧いてこない。
口の中が乾いてしまい。口唇を開けることができない。
「意外だな」
先に口を開いたのは聡兄のほうだった。
「こりゃあまた。至って滑稽だね。滑稽滑稽」
聡兄の口調が可笑しいことも。仕方がない。僕でさえ、一瞬。聡兄の口調の違和感に気がつかなかった。
それは。視覚に圧倒されてしまっていたからだ。
かつての。咲のマンションがあった場所は。廃墟になっていた。朽ち。廃れ。荒れ。翳み。以前の様子を微塵も感じさせない。
どうやったら。たった数年で。
どうすればいいのだろう。
いったい。僕は。
「コウ。それじゃあ行け。行って来い」
どうやら。聡兄は一緒には来るつもりがないらしい。
こつこつ
こつこつ
なんだろう。なんだろう。
このじわじわと這い上がって来るような。
ひたひたと迫り来るような。
本当は。これ以上は。進みたくなんかない。
でも。僕は抗うことなんかできない。
僕がここに来ることは。結局のところ決まっていたんだ。変更不可能な予定調和といったところか。
なんだってこんなことになってしまったのだろう。僕はただ。咲の行く末が気になっていただけなのに。
咲のことが気になっていたので。咲のことを少しでも知りたいと思っただけなのに。
咲のことがただ好きなだけなのに。
その部屋には。ドアがなかった。
ぽっかりと開いた口のような玄関をくぐると。
「いらっしゃい」
sweetest things
大事にしすぎて取っておくと
いつの間にか腐っちゃうし
おいしいからってよくばっちゃうと
すぐになくなっちゃうし
恋ってなんだかお菓子ににてる
すこしづつ
すこしづつ
喰べることが
一番の方法かしら
いつの間にか腐っちゃうし
おいしいからってよくばっちゃうと
すぐになくなっちゃうし
恋ってなんだかお菓子ににてる
すこしづつ
すこしづつ
喰べることが
一番の方法かしら