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生きるということ

前号で記したガンジーが遺した言葉、
「社会的な罪」に対して多くの反響

いただきました。


そこで、
マハトマ・ガンジー(1869-1948)の別の言葉を。

☆Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.


(明日死ぬかのように生きなさい。
永遠に生きるかのように学びなさい )


調子に乗って(笑)、
アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)の言葉も。


☆Life is like riding a bicycle.
To keep your balance, you must keep moving.
( 人生は自転車のようだ。倒れたくなければ走り続けよ。 )


我々は生きて、生きて、生きるために、
生まれてきたのでしょう。
 

社会的な罪

3・11から約3ヶ月が経った。

この国では、国会議員を辞めるといって

辞めなかった前総理

総理を辞めると言ってすぐに辞めないと

言った現総理が交わしたといわれる

会話内容がトップニュースになった。


このやり取りを、
小学生の子どもたちが茶化して話して

いるのを聞いた。


子どもたちに「潔さ」という日本人が誇るべき

美徳を伝えることは、
これで一層困難になってしまった。


さて、先日はガンジーが遺した言葉、

「社会的な罪」が友人との間で話題になった。


「理念なき政治」

「人格なき学識」
「道徳なき商業」
「人間性なき科学」


これらの「社会的な罪」が少ない国を
「先進国」、多い国を「途上国」と

呼ぶことにしよう!という結論になった。


「自分の仕事は国民の生命と財産を

守ることです!」と公言していた職業人は、
被災地において、もっと即効的に

実践してほしい。
 

日本人の辛抱強さには舌を巻いている

前々回のブログには多くのご感想をいただき、
ありがとうございました。


【風評被害を受けないよう、日々奮闘しています。
国が定めた公衆が安全な放射線量(平成16年度改正)
「1年間に1ミリシーベルト/外部・内部被爆の合計」
を信じています】。


日本の一般人の知的レベルの高さと成熟度を
再確認できて、うれしかった。
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ところで、世界経済は今激流の中にある。
米国、EU、中国の経済成長はすべて減速しそうだ。

米国は6月にはQE2(ドルの増発)を

止めることになった。


EUはギリシャの財政問題が再燃し、
ドイツが解決に後ろ向きになっていて、
EUの通貨体制維持に懸念が

生まれている。


中国はこの半年で4回利上げを

行ってきたので、成長率が下落してきた。


一方、
日本は金融緩和が続行し、
30兆円以上の公共投資(震災復興)が
自前の資金で、かつ、短期間で実行

されることが確定している。


外国人は円買いを続行している。

「日本人の辛抱強さには舌を巻いている」
と、欧米在住の友人たちは感嘆していた。
 

本当の情報

多くの経営者が震災の復興や原発関連の

問題がどう進捗していくのか、
「本当の情報」収集に相当なエネルギーを

使っている。


たとえば、

建設資材不足の解消見通しや
大幅節電の夏による影響に対して、

経営的にどう対応していくかを

想定したいからだ。


たとえば、一時期、「地球温暖化人為説」が

国内報道され人々がそう信じていると

判断できたので、

ある社長は(本心では疑っていたが)

その関連ビジネスに投資した。


その後、一昨年の「クライメートゲート事件」の

発覚によって、
それは英国の学者によるレポートの

数値改ざんだったとの欧州の報道を知るやいなや、

その社長はその事業から全面撤退し、難を逃れた。


「排出権取引」の実施が空手形に終わることが

予想できたからだ。


また、ある友人はこの10年間、
ポートフォリオを日本国債に傾斜して安定的

パフォーマンスを示してきた。


「日本は約900兆円、GDP比200%に及ぶ

世界一の借金大国」
と国内では報道されるので、日本国債は

信用度が低いかといえばそうではない。


国債の信用度は、国債利払い額のGDP比による。
日本は先進国で最も低く1.6%なので、信用度が高い。
ちなみに、米国は2.1%、ドイツは2.3%だ。


彼らは今、
日本国内の「情報」は当てにできないので、
海外の日本報道を注視し続けているという。
 

最低にして最高の道

友人から
高村光太郎の詩、「最低にして最高の道」を

紹介された。
敗戦直後の昭和21年に中学国語の教科書に

掲載されたものだ。



   最低にして最高の道

             高村光太郎

  もうよさう。
  ちひさな利慾とちひさな不平と、
ちひさなぐちとちひさな怒りと、
  さういふうるさいけちなものは、
  あゝ、きれいにもうよさう。
  わたくしごとのいざこざに
  みにくい皺(しわ)を縱によせて
この世を地獄(ぢごく)に住むのはよさう。
  こそこそと裏から裏へ
  うす汚い企みをやるのはよさう。
  この世の拔け驅けはもうよさう。
  さういふことはともかく忘れて、
  みんなといつしよに大きく生きよう。
  見かけもかけ値もない裸(はだか)のこゝろで
  らくらくと、のびのびと、
  あの空を仰いでわれらは生きよう。
  泣くも笑ふもみんなといつしよに、
  最低にして最高の道を行かう。


3・11以降の1年間で、
10ミリシーベルト以上被爆必至なエリアが

福島県内にある。


原子力基本法 規則第19条(平成16年度改正)には、
「公衆が安全な放射線量」の限度として、
「1年間に1ミリシーベルト」とある。


保健・衛生・医療・教育・東電の関係者は

今こそ、この法律条文に一意専心に

固執してほしい。


そこで生活しているせめて「子どもと妊婦」に
外部・内部被爆量の合計の監視・管理(=減量支援)、
もしくは、疎開支援を徹底して、
せめて「最低にして最高の道」を提供してほしい。




国家のリーダー職とは何か

大災害という国家非常事態に至り、
国家のリーダー職に自らの意志で

就いた人々が、保身を排し

決断を繰り返すどころか、
迷走を重ねているのが

不思議でならなかった。


しかし今は、下記のNHKスペシャル
(4月20日(水)深夜 再放送)の衝撃的な

内容を思い出し、妙に納得している。


☆日本人はなぜ戦争へと向かったのか
最終回 開戦・リーダーたちの迷走
「.......日本のリーダーたちは、国家の

大局的な視野に立つことなく、
組織利害の調整に終始し、最後まで

勇気をもった決断を下すことはなかった

のである。」
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110306.html


日本在住の国際的リーダーたちは、
今後も日本を支えていくのか、
もしくは、
日本を捨てるのか、
逡巡していることだろう。






想像力と創造力

「想像するちから チンパンジーが

教えてくれた人間の心」
(松沢哲郎著)という本を読んだ。


チンパンジーは自己を認識し、
利他的な行動や気を配ったりさえできる、
驚くほど優等な動物だ。


とはいっても、何かが足りないため、

ヒトのように賢くない。


著者は、「ヒトは失うことにより

進化した」、という。


たとえば、即時記憶はチンパンジー

のほうが優れている。


ヒトの記憶はもろく、ときには混戦するが、
この不正確さと引き換えに、
「想像力と創造力」を手に入れたという。


ヒトはチンパンジーと比べて遺伝子が

510個不足しているという。


損失することが進化を促進することは、

進化の歴史で証明されている。


「想像力と創造力」を最大限に発露して、
わが国の復興に邁進しようではありませんか。



復興事業に必要なリーダー

大震災から1ヵ月半が経った。


大震災の復興に至るまでは「創業タイプの

リーダー」が不可欠だ。


この非常事態に対し、
リーダーシップなしで事を進めることは、
水かきなしで川上に向かって

泳ぐことに等しいからだ。


起業家タイプ(起業家精神で突破口を開く)、

事業家タイプ(要領よく軌道に乗せていく)、

の「創業タイプのリーダー」が今渇望される。


ここでいう起業家タイプは
全責任を自らが負って、


合議や配慮による判断を重視せず、

砂漠をオアシスに変える事業の先頭に立つリーダー。


新鮮な価値観をベースに、
何もない状態から事業を立ち上げる

環境をむしろ好み、
悪戦苦闘しながらも、ゼロの状態を

イチにまで引き上げるタイプ。


信念が強いので、既得権者や既成概念に

迎合せず、頻発する対立をものともしない。


織田信長や高杉晋作や田中角栄に
永田町に舞い降りてほしい。


被災感覚

直接被災していない東日本の人々にも、
「被災感覚」が続いている。


共通するのは、
放射線物質漏れ、停電(節電)、

余震(地震・津波)の存在と
これからへの懸念が続いていること。


先日、日本全国で個人向けビジネスを

展開している社長が、

「日本全国一律のサービス展開を早急に

見直さないといけない。


被災感覚がある人々と無い人々では、
生活感覚やスタイルがすでに

異なってきているので、


それぞれに合ったサービス提供をしない

と受け入れられない。


この状況は数年続くと覚悟している。」

と、話した。


また、不動産関係の友人から、
不動産価格は内陸部高、沿岸部安、

西日本高、東日本安
という傾向が少し見えてきたと聞いた。


「被災感覚」は続きそうだ。

自粛被害

東京でも自粛ムードが拡がり、
街は閑散としてきた。


確かに当初は、
生活レベルでは停電やガソリン不足などが

理由で、遊びに出る物理的環境が著しく

制限されていた。


「停電」の懸念がなくなったころに街に

出てみると、10代、20代が普段と

変わらない表情で出歩いていて、


繁華街が回復しつつある雰囲気が感じられ、
爽快な気分になった。


公人が、花見自粛やつつましい生活を

呼びかけたらしいが、
本末転倒だ。


被災していない人々が自粛ムードから

脱して、できるだけ自由な毎日へと

戻ることは、


回りまわって被災地を

経済的に支えることにつながる。