本当の情報
多くの経営者が震災の復興や原発関連の
問題がどう進捗していくのか、
「本当の情報」収集に相当なエネルギーを
使っている。
たとえば、
建設資材不足の解消見通しや
大幅節電の夏による影響に対して、
経営的にどう対応していくかを
想定したいからだ。
たとえば、一時期、「地球温暖化人為説」が
国内報道され人々がそう信じていると
判断できたので、
ある社長は(本心では疑っていたが)
その関連ビジネスに投資した。
その後、一昨年の「クライメートゲート事件」の
発覚によって、
それは英国の学者によるレポートの
数値改ざんだったとの欧州の報道を知るやいなや、
その社長はその事業から全面撤退し、難を逃れた。
「排出権取引」の実施が空手形に終わることが
予想できたからだ。
また、ある友人はこの10年間、
ポートフォリオを日本国債に傾斜して安定的
パフォーマンスを示してきた。
「日本は約900兆円、GDP比200%に及ぶ
世界一の借金大国」
と国内では報道されるので、日本国債は
信用度が低いかといえばそうではない。
国債の信用度は、国債利払い額のGDP比による。
日本は先進国で最も低く1.6%なので、信用度が高い。
ちなみに、米国は2.1%、ドイツは2.3%だ。
彼らは今、
日本国内の「情報」は当てにできないので、
海外の日本報道を注視し続けているという。