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元気をもらった?

3・11以来、テレビを観たり、ラジオを聴いたりする

時間が長くなっていた。


「元気をもらった」、「勇気をもらった」
という言葉が頻繁に発せられていて

たいへん不快だった。


聴いた当初は、
「元気ちょうだい!」というような
幼児ことばでも真似ているのかと思ったが


幼児が「げんきをほしい!」などというわけが

ないから、ちがう(笑)。


元気は、「人に元々備わっている活動する力や

気力のこと」。


輸血とは違い、誰かからもらうことはできない。


「元気が出る」、「勇気が出る」のは、
あくまでも自律的な働きからで、その働きはもちろん

他から活性化されうるが、
人から与えてもらうことは不可能だ。


今号は、新聞の投書欄のようになってしまって、
すみませんでした(笑)。


生き残ったということ

震災直後から
「生き残ってしまった」という感覚が

持続している。


1984年、スリランカに留学中のころ、
テロ爆破事件から2回命拾いしたが、
そのときにはなかった感覚。


1995年、阪神・淡路大震災直後に
湧き上がってきたのと同じ感覚。


留学中は、
あくまでも外国人として内戦という

人災に直面した。

今次は、自国で自然災害が発生し、
同胞の厖大な人命が瞬時に失われたが、
自分は被災していない。


被災した理由は、その時、その場所に

いたというだけ。

被災しなかった理由は、その時、その場所に

いなかったというだけ。


その時、その場所に、自分がもしいたら、

被災していた。
生き残った被災者が自分に見えてしまう。


被災者の鎮魂は日本を復興させることとして、
その一助になる生き方をしていくしかない。


追伸:
【社会起業家フォーラム】
でご一緒している田坂広志さんが23日(木)に

講演をなさいました。
テーマ:「東日本大震災 いま、あなたに何ができるのか」
http://www.sophiabank.co.jp/audio/japanese/2011/03/post_340/
ご案内まで。

戦後と災後

大震災から2週間が経過した。


原発災害が一定の解決に至らないと、
日本の「団結力」や「復興ムード」が

空回りしてしまう。


敗戦後、日本社会が大きく変容したように、
この大震災後にも、同様に変容するような

気がしてきた。


それは、東京に一極集中している機能の

分散かもしれない。


洞察力のある、ビジョナリーなリーダーは、
日々の変化に一喜一憂せず、
震災後の社会を見通して、未来に向かって

動き出しているだろう。

我々ができること

このたび、東日本太平洋沖地震で

被災された方々に

心よりお見舞いを申し上げます。


一人でも多くの命が救われることを、

お祈り申し上げます。


関西在住の友人が被災地のNPOと

打ち合わせをするために、早速仙台入りしている。

その後、3月末より3週間ほど支援活動に入る。


http://blog.canpan.info/jae/archive/1113


「日本人はきっとこの困難を乗り越えていけると

信じています」という趣旨のメッセージを海外の

友人からたくさんいただいた。


たいへんありがたく、勇気付けられた。


この震災を機に、日本人が保持していた

「助け合い・譲り合いの精神」や

「冷戦沈着な対応能力」が表出した。


同胞の立派な態度に、誇らしい気持ちになる

日本人は少なくない。


現地情報に従って、各々が可能な範囲で

貢献していきたい。


覇権国の不作為覇権国の不作為

先週、ある経営者から「理外の理」の必要性を

説かれた。

その話が転じて、

「エジプト革命は民衆パワーが勝利した結果と

いうのは、マスコミを信じる一般人」。


リーダーたるものは、
「米国が傀儡政権を守らなかった不作為の結果」
という理解も同時にしなければならないと

指摘された。、


その後の段階で、
「米国の不作為は意図的か、それとも

内政の混乱によって余裕がなかっただけか」


「いずれにしても、この不作為は一時的か継続的か」に
考えをめぐらすことが必要だ。


そして、そのほかの米国傀儡政権であるバーレーン、

サウジアラビア、イスラエルが
政権維持できるかどうかを推測する。


その結果により、どんなビジネスチャンスが発生するのかを
同時に推測する。


彼は、「東欧の独裁政権が民主化という名の下に

今後崩壊していく。
ソ連(ゴルバチョフ)が不作為を最終決定したからだ」
と、ベルリンの壁崩壊の前にぼくに伝えた、

その予測によりビジネスチャンスをつかんだ方でもある。


話の最後に、
「同じく米国の覇権下にある日本。
そのリーダーたちはその不作為をよく見極めなければいけない」
と言われた。

日本の持続可能性を感じたい!

アジアの新興国でビジネスを展開している

友人たちと議論する機会があった。


いうまでもなくアジアの新興国はインフレ、

日本だけデフレに陥っている。

日本は、値下げ→収益低下→総人件費の

下落、

アジア新興国では、値上げ→収益の増大

→総人件費の上昇いう
日本とは反対のスパイラルに入っている。


そのため、日本の大企業はアジア新興国の

市場で拡大する
旺盛な需要をすでに数字に変えている。


問題は、国内市場だ。

激しい過当競争に陥っていて、モノが売れない。


では、どうしたらよいか。
友人たちと議論して、
世界有数の資産や所得がある日本の高齢層に

徹底的にカスタマイズされた
商品やサービスが提供されるべきだ

というのが結論。


その消費が、投資性向が強い(資金を貯めない)

若いベンチャー企業や
すぐに消費する(せざるを得ない)若年層個人や

ファミリーに回ればベスト。


そうなると、若年層の所得増(期待)の影響で

少子化問題も徐々に解決されていって、
日本の将来(持続可能性)に光が差す。

エジプト革命の余波Ⅱ

今や、米国のマスコミや政界主流派が総出でムバラクに

独裁者のレッテルを貼り、独裁を支えていたのは

米国だったという図式が公式に語られている。


革命前、ムバラクは模範的な親米指導者とみなされていた。

この転換は、エジプト以外のアラブ諸国の独裁政権に対する

支援もやめた方が良いという議論を米言論界に呼び起こす。


米国が自ら中東での影響力を減退させる、孤立主義の方向
への世界戦略の転換を引き起こしかねない。


ヨルダンやサウジアラビアは、米国から見放されて政権崩壊

するか、もしくはイランと協調したり、中国やロシア、EUなど

米国以外の勢力に擦り寄るしかない。


イスラエルにとって恐ろしい事態が始まっている。


タイで、カンボジアとの敵対を煽動して、選挙に向けて政治力の

拡大を目指す「黄シャツ派」が、大規模な反政府デモを計画し、

政府は警戒している。


東南アジアに「反乱の夏」が飛び火するか。


タイではカンボジアとの対立が続く中、2月18日から米軍主導の

例年の合同軍事演習コブラゴールドが、対カンボジア
国境近くのチャンタブリなどで予定されている。


日韓の軍も参加する。タイは米国の傘下だが、カンボジアは

中国の傘下だ。


その後パキスタンはムシャラフ大統領が辞めさせられて

混乱が始まり、08年にはムンバイでテロ事件が起こり、印パ間は

敵対が決定的になった。


今年から来年にかけて、うまいこと印パが和解すると、米国が

無茶苦茶にしたアフガニスタンも、米国抜きで、インド、中国、

ロシア、イランといった周辺の上海協力機構の国々によって安定化できる

状況に近づく。


これと同期して、茶会派の影響で孤立主義に傾く米国では、アフガンから

米軍を撤退しようとする動きが強まるだろう。


エジプト革命が起こった。

親米・イスラエル勢力は、自分たちが影響力を持つその他の中東各国の

政権をイスラム主義勢力に転覆されたくない。

そのため、彼らはムバラクを留任させるのに大きな力を発揮した。


中国はエジプト革命の報道規制していると、友人から聞いた。
天安門事件(1989年)のような政権転覆を狙う暴動が起きるのを
避けるためだろう。


今年は、エジプト革命の余波、
つまり、
食糧・エネルギーなどの高騰をきっかけとした庶民による暴動が、
中東を始めとする世界各国にさらに拡大して可能性がある。


だが、日本においては、この種の暴動は起きない。


日本が諸外国の動乱について、その原因と動向に関する
正確な情報を得て慎重に対処することができれば、
日本が安心・安全な国として世界から評価され、景気が浮上する

状況が生まれるかもしれない。

エジプト革命の余波

エジプト革命が起こった。

親米・新イスラエル勢力は、
自分たちが影響力を持つその他の中東各国の

政権をイスラム主義勢力に転覆されたくない。


そのため、彼らはムバラクを留任させるのに

大きな力を発揮した。


中国はエジプト革命の報道規制していると、

友人から聞いた。


天安門事件(1989年)のような政権転覆を狙う

暴動が起きるのを避けるためだろう。


今年は、エジプト革命の余波、
つまり、
食糧・エネルギーなどの高騰をきっかけとした

庶民による暴動が、中東を始めとする世界各国に

さらに拡大して可能性がある。


だが、日本においては、この種の暴動は起きない。


日本が諸外国の動乱について、その原因と

動向に関する正確な情報を得て慎重に対処

することができれば、日本が安心・安全な国として

世界から評価され、
景気が浮上する状況が生まれるかもしれない。

適者生存

日本はこの数年、ビジネス界にプラス

に働く政策をほとんど進めてこなかった。


既得権を守るため、新陳代謝する

方策を進めない。

「逃げ切り世代」がムラの延命に

執心していると思われる。

延命世代が繰り出している彌縫策の

影響もあり、20代、30代の雇用市場は

たいへん厳しい。


彼らが草食化して内向きになっているのは、
新陳代謝に乏しい環境下で自らの代謝を

減少させているからで、「適者生存」の

法則に合致する。


あと10年もすれば、エネルギー効率が

よくない肉食系は実権を持っていない。

そのころ、草食を20年ほど経験した世代が

最前線に立つ。

省エネルギー世代が、省エネルギー大国

になっている日本を上手くリードしていくと

楽観している。

器を大きくすること~日本武道に学ぶ

ある経営者(教育の達人)と話をする

機会があった。


日本は、この100年ほど、追い込み、

追い詰める、
つまり、旧軍隊型の教育を実施してきた。

受験界、スポーツ界、企業社会でも、
追い詰め、追い詰られて、実績を

上げることをよしとしてきた。


追いつけ、追い越せのスローガンが

効いていた、
短期的成果を積み上げざるをえなかった

近代日本においては、
一定レベルで有効な手法であったかもしれない。


一方、剣道や合気道などの日本武道では、
追い詰められることに慣らされて(旧軍隊型)、

恐怖や苦痛や不条理なことやに対して

鈍感化して、がむしゃらにがんばったと

しても強くなれないという。


それより、精神統一、つまり、危機的、

破滅的状況に陥っても、
恐怖心を持たず、焦らず、自分なりの条理を

貫いていく、独立自尊の人間。

いわば胆力がある(腹が据わっている)

人間が勝つという。


では、現代で胆力ある人間を育成するには、
どうすればよいか?


誰もが先天的にもつ特質を、「天恵の特長

なのだ」と思い込むように導くことが
教育的には何よりも先決だという。


そしてその特長がますます成長するように

なると、人を追い詰めたり、追い詰められたり

する世界とは一線を画することができる、
大きな器の人間になるという。


たいへん勉強になった。