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リーダーシップ~パフォーマンスとメンテナンス

ある経営者と話していた。

あらゆる集団(会社、学校、家族など)には、
基本的にリーダーが存在する。


では、どんなリーダーが良いリーダーなのか?


社会心理学のPM理論
【Pはパフォーマンス(目標)達成、Mはメンテナンス(集団維持)
機能/4類型)では、


1)P強、M弱タイプ

◇目標達成には厳格だが、集団をまとめるのは不得手。


2)P強、M強タイプ

◇目標達成を求めながら、集団の維持・管理も得意。

 理想のリーダータイプ。


3)P弱、M弱タイプ

目標達成に甘く、集団メンバーの面倒見も不十分。


4)P弱、M強タイプ

集団メンバーの面倒見は十分だが、仕事上は甘い面がある。

2)が良いリーダーに決まっているのだが、
PM両方の資質を持つリーダーはまれなので、
PタイプとMタイプで役割分担するのが現実的だろう。


世界にたぐいない わが国の美点を発揮する

本日で終戦から66年が経った。


「全国民があたかも一つの家族のように

仲良く分かち合い、長く子孫に伝え、

わが国の不滅であることを信じ、

国家の再建と繁栄への任務は重く、

そこへ到達する道の遠いことを心にきざみ、
国民の持てるすべてを そのためにそそぎ込もう。

そうした心構えをいよいよ正しく、専一にし、
志を強固にして誓って、世界にたぐいない


わが国の美点を発揮し、
世界の進歩に遅れないよう努力しなければならない。」


終戦を国民に伝えた天皇陛下の玉音放送の

一部を載せた。

大震災後の今、心に響く。


人生の6か条

これまで、子ども向けプログラムを開発・

運営する際には、
「できるだけわかり易く」を心がけてきた。


先日、友人と会って、
作家の井上ひさしさんの言葉を

教えてもらった。


「難しいことを易しく、易しいことを深く、
深いことを面白く、面白いことをまじめに、
まじめなことを愉快に、愉快なことを

一層愉快に」


と、遺したという。


たいへん感心した。

この「6か条」がマスターできれば、
人生は豊かになるだろう。


通貨覇権

今日から、2011年8月に入った。

日本の敗戦(1945年8月15日)

から66年経った。


今年は(占領からの)日本主権回復

(1951年)60周年だし、
金・ドル交換制廃止(1945年8月15日)

40周年となる。


☆40年経って相場は変貌した。

ゴールド 1オンス=35ドル(1971年8月15日)
ゴールド 1オンス=1,616ドル(2011年8月1日)

1ドル=360円(1971年8月15日)
1ドル=77円(2011年8月1日)


それぞれ、
約46倍、約4.8倍、対ドルの価値が上昇した。


そして、来る2011年8月15日は、
8月2日にデフォルトの可能性があると

言われきた、米国債の利払い期日だ。


その50%以上は、総発行額の50%以上を

保有する日本と中国に支払われる予定だ。


3年後、5年後の通貨覇権はどんな状況に

なっているのだろう。

経済の金融化

1971年の金・ドル交換停止以来
40年間が経った。


それ以来、基軸通貨である
米国ドルの発行額に上限が無くなった

結果として、
いわば「経済の金融化」が世界を

覆いつくしてきた。


米国は、ドルを大量発行し続ける

ことにより、経済覇権を続行させる

道を選んだのだった。


具体的には、
金融バブルの膨張と破裂の繰り返し


◇近年では、日本バブル崩壊→ITバブル崩壊 →
住宅(サブプライム)バブル崩壊→EU財政危機) 


や、新興国の勃興や戦争の勃発に

よって生まれた巨大な有効需要が、ドル覇権の

持続を助けてきたといえる。


そして今、米国債が8月2日にデフォルト

するかもしれないという
報道が盛んになされるに至っている。


また、中国は世界の巨額なマネーフローが

集中的に投資された結果、経済大国になったが、


今、中国の不動産バブルが90年代の

日本のように崩壊し始めている浮遊するマネーが
相対的に安全な通貨、
日本円に向かう動きは持続するだろう。

トップの保身は致命的

ある社長と平時と有事の際の対応に

ついて話をしていた。


平時は、現場に権限委譲する

分権型でうまくいく。


まず現場で情報を取捨選択し、
上層部に必要情報を上げるという

システムで問題ない。


むしろ、現場が構造的に強くなっていく

というプラス効果がある。


一方、有事の際

、つまり、現場の判断能力を超える事態が

起きた時に、意思決定はトップダウンで

なさらなければならない。


今回の大震災では電話もインターネットも

突然不通になった。


以心伝心のコミュニケーションすら

急務になりうることが今回わかった。


とはいえ、

普段の「下意上達」の様式を突然変えるのは

困難なので、
トップには日頃から
現場との腹を割ったコミュニケーションや

情報収集が求められる。


ただし、有事の際に、
万一、トップマネジメントが自らの保身に

本気で走ったら、
その瞬間にその組織(の現場)は

崩壊過程に入る。


その後には、致命的な結果が待っている。

彼の経験談は勉強になった。


20代の日本人のことば

吉田松陰の大ファンの方と
話す機会があった。


世に身生きて心死する者あり。
身亡びて魂存する者あり。


心死すれば生くるも益なし。

魂存すれば亡ぶも損なきなり。


(高杉晋作への手紙の一部
満28歳 死刑の3ヶ月前)


人間は万物の霊長であり、
ただ本能で生きる高等動物

ではないと
心底から感じられる。


20代の日本人の
辞世のことばに魂が揺さぶられる。


成熟していて賢い日本人

「井の中の蛙 大海を知らず」
という言葉を、子どものころ、


両親から繰り返し、繰り返し

言われていたことを、
思い出している。


近代日本の繁栄を築いた

リーダーたちは、日本以外の

大海を知った人たちであった。


独立精神旺盛な、外国人と

1対1で渡り合えた日本人で

あったことに議論の余地はないと思う。


現在でもそういう日本人がいるかと

問われれば、
「まだいる」と答える。


国内におけるバックグラウンド(地位、名誉や財力)
が最終的には通用しない、


裸になった個人の能力が試される

外国で、現在も連戦、連勝している

日本人がいる。


そういう日本人は、
「一般の日本人」が大海の人々と

比較して、「成熟していて賢い」ことも

同時に痛感しているので、


彼らの「本音」を教科書にすることが
賢いこともわかっている。


混迷している日本の舵取りを担う

逸材として、そういう日本人が

登場する場面は
「今」だと思う。


復興資金

「10月に入ったら、円は対ドルで

60円台を付けるだろう」
と、シティのトレーダー(友人)は

先日話していた。


米国は6月末でQE2が終了するので

、国内のドル供給の増加は

ストップする。


ドル建ての原油高やユーロの

ドル転(南欧の財政悪化による)とも、
ドル需要の増加には金額不足との

分析がある。


他の先進国と比較すると、
日本経済は震災関連の需要で

内需が拡大し、日本は高成長率が

期待できるとの分析もなされている。


為替相場では、スイスフランが

回避的に買われ続けているが、
上記の分析を基にすると、

円(日本国債)も同じく買われていくことになる。


そうなると、
復興資金は外国資金の円需要などで

賄うことができることになる。


復興資金に関してはその性格からして、

復興後に回りまわってリターンが

期待できるものであるから


今すぐに国民一人ひとりに

負担を求める増税ではなく


負担を先延ばしする国債発行で

賄えばよいのではないか。


組織外に強いリーダー

ピーター・F・ドラッカー(1909年~2005年)が、
また流行している。


「社会的存在としての個人の能力を

最大化する」
ために、社会、組織、企業、個人は

どうあるべきか、
を、精力的に問い続けた。


彼の著作に触れる機会はあったが、
彼がこの問いを続けている動機

そのものには着目していなかった。


スファラディ系ユダヤ人である彼は、
20代のころ、
全体主義が吹き荒れる欧州で、
「社会はどうすれば全体主義に

支配されないで、対抗することができるか」
という切実な問いを追究した。


これが原点だった。


そして、彼が発明したとさえ

言われている「マネジメント」とは、

社会(組織)が支配に対抗するための

最大限の能力を保持する
方法論だという原点を理解すれば、
あらためて深く感動する。


ところで、
世界には今、欧米、中東、アジア地域が、
米国発のグローバリズムへの反動から、
むしろブロック化する傾向が顕著に

なってきている。


このブロック化がもし全体主義的に

日本に迫ってきたときに
必要な人材をイメージしてみた。


このときには、
組織内(国内)利害調整に時間と

手間をかけることに強みを発揮するタイプ

ではなく、組織外(外国)との利害衝突に

敏感に対応し続けることができる、
混沌とした状況にむしろ強みを

発揮する「リーダー」が
日本に必要になってくるのだ。