1 NIKKOR 70-300 レンズのフレックスケーブルを交換してみよう ⑥ | かわうちのこ

かわうちのこ

utchiePP
職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

Nikon1専用の望遠ズームレンズ 1NIKKOR 70-300のフレックスケーブルを交換して、レンズエラーを治るか?の第6回です。


前回までで、フレックスケーブル取り付け部まてアクセス出来たので、今回は、ケーブルを取り外して通電を確認する予定でした。


しかし・・・







既に調達している交換用のフレックスケーブルは、取り付け部にコンポジットが付いていて、後玉の取り付けベースに両面テープで固定され、その3ヶ所のロック無しコネクターにケーブルが繋がっています。

3ヶ所のコネクターからケーブルを引き抜き、3ヶ所のビスを抜くと、後ろ玉がベースごと外れます。

↓↓↓取り外した後玉ユニットです。

矢印がコンポジットのコネクターで丸印がビスです。

ここで、フレックスケーブルを良く見てみると、今まで気が付かなかったのですが、ケーブルの赤矢印部に亀裂が出来てしまっています。


表面

裏面

この段階で、通電を診るまでもなく断線している事は明らかで、これがレンズエラーの原因のひとつであることは間違いないでしょう。

では、もう1本のフレックスケーブルは、どのような状態なのか・・・。
↓↓↓後玉ユニットを外したところです。
このケーブルの屈曲部を診てみます。

表面
亀裂は無いように見えますが、かなり傷んでいるようです。

裏面


亀裂の入ったフレックスケーブルは既に手元にあるので、これだけ交換すれば治るかもしれません。
しかし、もう一方のフレックスケーブルも状態が良くないし、一時的に治っても、またこのケーブルが断線してエラーになりかねません。
なので、両方のケーブルを交換することにしました。
今日、もう一方のフレックスケーブルを発注したので、10日程待って到着したらリペアを再開します。

↓↓↓手元にあるフレックスケーブル

↓↓↓今日発注したフレックスケーブル