1 NIKKOR 70-300 レンズのフレックスケーブルを交換してみよう ③ | かわうちのこ

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職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

Nikon1専用の望遠ズームレンズ 1NIKKOR 70-300のフレックスケーブルを交換して、レンズエラーを治るか?の第3回です。

時間がとれなくて、そして難しくてあまり進みません😅

今回は、基板とズームリング取り外しまで。




ズームリングは、どうやったら外れるのか🤔

じっくりと眺めましたが、見えるビスは基板を止めてる2本だけ・・これを抜いたらズームリングが抜ける?

でも待てよ❗ズームリングはカメラの電源も兼ねてるし、ズームのフォーカス制限スイッチも有り、ズームリングの中にその回転と共に摺動する接点が有るはず。その接点を付けたまま抜くってあり得ない🧐


まあ、先ずは基板のコネクターからフレックスケーブルを外します。


↓↓↓基板には、緑矢印の小さなロック無しコネクター2ヶ所と青矢印の大きなロック有りコネクターがあります。

↓↓↓小さなコネクターはロック無しなので、ピンセットで慎重に引き抜きます。

↓↓↓大きなコネクターはロックがあるので、ロックバーを精密➖ドライバー等で起こしてロックを解除。そして、また慎重にピンセットと手でケーブルを引き抜きます。

ケーブルが抜けました。

次は接点なんですが・・
↓↓↓透明のプラ窓の中にそれらしき物が見えます。

厚手のプラテープでした。めくります。

摺動する接点です。
真ん中に突起があり、接点の穴に嵌まっていて、テープで押さえているだけ😲
ポロッと取れます。



↓↓↓この円周反対側に、フォーカス制限スイッチがあります。ここもプラテープを剥がします。



中にビスが1本。

ビスを抜いたら、中のプレートは、精密➖ドライバーでマウント方向へ押すと外れます。



これで、基板を外したらフォーカスリングが抜けるはず😅


↓↓↓基板です。



2ヶ所のビスを抜きます。

基板が取れました。


↓↓↓フォーカスリングを抜いてみます。

そ~とマウント方向へ引くと軽く動きます。

そのまま引き上げ、途中から時計廻りに廻しつつ軽く引き抜けます。

抜けました😀


↓↓↓中が見えるようになりました。
矢印の2つが問題のフレックスケーブルで、同じもののように見えます。
このうちのどちらか、あるいは両方が断線していると思われます🧐
それにしてもエグい曲げ方・・これは断線してもおかしくないな⤵️⤵️


↓↓↓鏡筒をテレ方向へ伸ばした状態。
やっぱりケーブルの屈曲部が過酷な感じです。


次回は、いよいよ問題のフレックスケーブルを取り外して、断線をチェックする事にします。