1 NIKKOR 70-300 レンズのフレックスケーブルを交換してみよう ⑤ | かわうちのこ

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utchiePP
職業は機械設計で、若者に元気を貰って働き続けて勤続48年になりました。往復26㎞を自転車通勤しています。

Nikon1専用の望遠ズームレンズ 1NIKKOR 70-300のフレックスケーブルを交換して、レンズエラーを治るか?の第5回ですが、昨日の投稿で、何故か途中から保存されずに消えてしまっていたので、改めて投稿します。


ズーム用のカムローラーを取り去ったところから、1本目のフレックスケーブル取り外し前までです。







ズーム用のカム溝の付いた筒を外すために、いくつかのケーブルの固定を外してから、この筒の円周上3ヶ所にあるビスを抜き、ズーム用のカムローラーを外すと、この筒はピントリングを残してマウント方向へ動けるようになります。

↓↓↓しかし、ここで強引に筒を抜こうとすると、ピントリングに繋がる信号ケーブルとアースケーブルを切断してしまう危険があります。
矢印の処で、ケーブルがこの筒の狭い穴をくぐっているからです。

この2本のケーブルを、穴に少しずつピンセットで送り込みながら、慎重にこの筒を抜いていかなければなりません。

↓↓↓それが解っていながら、PPは痛恨のミスをしてしまいました😂

ケーブルの1本を切断してしまいました。

これらは薄いシートのようなケーブルなので、引っ張ると簡単に切れてしまうようです。

↓↓↓幸い、切れたのはアースケーブルだったので、切断面を1ミリほど重ね合わせて半田付けで繋ぎ合わせました😁
切断したのが信号ケーブルだったら、ここで終わりでした。

↓↓↓ズーム用のカム溝の付いた筒を外す事が出来ました😀

↓↓↓左側のケーブル取り付け部が露出しました。
もう1本の右側のケーブルは、矢印の処で更に奥へ潜り込んでいます。これを外すためには、後玉ユニットを取り外す必要があります。

↓↓↓購入した交換用フレックスケーブルは、間違いなくこの面に固定されているケーブルです。


次回は、断線していると思われる2本のフレックスケーブルを取り外し、通電をチェックします。

奥の2本目のケーブル、おそらく絞り制御用が断線していたら、交換しなければなりませんから、早めに注文しておこうと思っています。