Nikon1専用の望遠ズームレンズ 1NIKKOR 70-300のフレックスケーブルを交換して、レンズエラーを治るか?の第4回です。
今回は、断線の可能性が高い2本のフレックスケーブルを取り外して、通電チェックまで行なう予定てしたが、予期せぬトラブルで疲れたので、1本目のフレックスケーブル取り外しの直前までしか進みませんでした😅
前回までで、ズームリングを外すところまでいったのですか、取り替えるべきフレックスケーブルは見えたものの、更にズーム用のカム溝の付いた筒を外さないと、ケーブルの取り付け部にはアクセス出来そうもありません。
この筒を外すために・・・↓↓↓こちらのフレックスケーブルは、奥の穴に入り込んでいます。

ケーブルの上部は両面テープで筒に貼り付けてあるので、手で剥がしてフリーにします。

同じようなフレックスケーブルが2本有り、それらは同じ物だと思っていたのですが、どうやら別物のようです。
こちらのケーブルの先端は・・
↓↓↓もう一方のフレックスケーブルは、後玉のベースに固定されているようです。

こちらも筒から剥がしてフリーにします。

購入した交換用ケーブルの先端は・・
よって、奥に入り込んでいる方のケーブルが断線していたら、違う交換用ケーブルを買わないと治すことは出来ません。
確かに違う形状のケーブルも売ってたんですが、先端のユニットが付いているものと付いていないものだと思って、ユニットが付いた方を買ったのですが・・実は違うケーブルだったようです。
さて、断線はどちらなのでしょうか🤔
もうひとつの外すべきケーブルは、この筒の側面に這わせてあるピントリング用の信号線です。
↓↓↓一見1本で繋がっているように見えますが、良く見るとマウント側のロック無しコネクターで接続されています。

これをピンセットで慎重に引き抜きます。
結構固いです。

ここまで外しましたが、ズーム用のカム溝の付いた筒をどうやって抜くか・・眺めながら、結構悩みました。
↓↓↓左側のローレットの切ってあるのがピントリングなんてすが、その信号線とアース線が、このリングの穴に潜り込んでいます💦
↓↓↓ケーブルの裏面は粘着テープになっていて、筒の側面に貼ってあると共に、3ヶ所のプラテープで固定されています。

↓↓↓これらのケーブルをめくったら、円周上に3ヶ所有る筒の固定ビスを外します。
このビスの➕溝が小さくて、強く締まっているので手間取りました。ドライバーはNo.000が合っているので、違うサイズのドライバーを使うと➕溝を潰す羽目になります。

後は、ズーム用のカムローラーを外すと、この筒は抜けるはずです。








