親が元気なうちに、なぜ介護の話ができないんだろう。話す前に見ておきたいこと。 | 最後まで笑いあえる家族|介護が始まる前に見直す親子関係

最後まで笑いあえる家族|介護が始まる前に見直す親子関係

親の老いが気になったら。
東洋運命学と心理を手がかりに、
介護前の親子関係と心のクセを見直します。

こんにちは。

かずです。

 

 

 

 

 

「親が元気なうちに、

 介護について話しておいた方がいい」

 

 

そんな言葉を聞くことがあります。

 

 

 

 

確かに、

 

 

どんな暮らしを望んでいるのか、

 

介護が必要になったらどうしたいのか、

 

 

そういったことを

元気なうちに少しでも話しておけたら、

 

いざという時に

慌てずに済むこともあると思います。

 

 

 

 

でも、

 

分かっていても

なかなか話せないんですよね・・・

 

 

 

 

 

先日、

 

ある介護に関するアンケート調査を読みました。

 

 

 

その中で、

 

「家族の問題は家庭内で解決すべき」

 

と考える人は、

親世代、子世代とも減り、

 

 

「外部のサービスに積極的に頼るべき」

 

と考える人は、9割を超えていました。

 

 

 

 

それでも、

 

実際に介護について

親子で話したことがある人は、

それほど多くありませんでした。

 

 

 

 

「家族だけで抱え込まなくてもいい」

 

ということは

頭では分かっている。

 

 

 

それなのに、

 

自分の親のことになると話せない。

 

 

 

 

 

ここには、

 

介護に関する知識だけではないものが

壁としてあるように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、

 

親は老いてきたけれど、

まだ元気に歩ける。

 

買い物も行くし、

自分のこともできている。

 

 

 

そんな姿を見ていると、

 

「介護なんて、まだ先の話かも?」

 

と思うこともあります。

 

 

 

 

あるいは、

 

本当は、

 

親がもっと老いていくことを

考えたくないのかもしれません。

 

 

 

話をすることで、

 

これまで見ないようにしていた

 

「親もいつか弱っていく」

 

という現実が急に近くなるように

感じることもあります。

 

 

 

 

 

でも・・・

 

 

話せない理由は

それだけではありません。

 

 

 

「介護の話をしたら、

 親を傷つけるかもしれない」

 

と思う人もいます。

 

 

 

「もう年寄り扱いするの?」

なんて言われたらどうしよう。

 

そんなふうに考えて、

口に出せないでいるのかも。

 

 

 

 

 

反対に、

 

親の希望を聞くことが怖い場合もあります。

 

 

 

 

「できれば、ずっと家にいたい」

 

「あなたにお願いしたい」

 

 

もし、そう言われたら、

私は、断れるのかな…

 

 

 

聞いた以上、

叶えてあげなければ

親不孝になる気がする。

 

 

 

 

そんな思いがあると、

 

「聞かない方がいい」

 

となってしまうこともあります。

 

 

 

 

 

 

親との間に、

 

昔から、わだかまりのある人なら、

なおさらです。

 

 

 

 

普段から、

 

ゆっくり話をすることがない。

 

 

意見を言えば、否定されてきた。

 

 

何を言っても

結局、親の考えが優先される。

 

 

 

そんな関係の中で、

 

「介護のこと、どう考えてる?」

 

なんて突然話すのは、

 

簡単なことじゃないですよね。

 

 

 

 

他には、

 

自分が話を切り出したら、

 

その後も全部

自分がやることになるような気がして、

 

怖さを感じる人もいると思います。

 

 

 

 

昔から家族の中で

自らが動く役割をしてきた人ほど、

 

「私が言い出したら、また私の仕事になる…」

 

と感じることもあります。

 

 

 

 

 

 

そう考えてみると、

 

「介護について話していない」

という一つのことの中にも、

 

色々な思いや気持ちが

隠れているんですよね。

 

 

 

 

だから私は、

 

「親と話し合おう」と、

いきなり進まなくてもいいと思っています。

 

 

 

 

その前に、

自分一人でできることがあります。

 

 

 

それは、

 

自分の中を見てみる。

 

 

「親の介護を考えると、

 私は何が一番イヤなんだろう?」

 

と、紙に書き出してみるのです。

 

 

 

 

きれいに書こうとしなくていいんです。

 

 

「また親に振り回されそうで怖い」

 

「自由がなくなりそう」

 

「きっと全部私に押し付けてくるはず」

 

「お母さんが弱っていく姿を見たくない」

 

 

そんなふうに。

 

 

 

 

まずは、

 

自分が何を怖がっているのかを

自分で知るところから始めるのです。

 

 

 

 

 

そこを見ていくと、

 

「親の介護」にまつわる不安が

 

介護そのものとは

別のところにあることが見えてきます。

 

 

 

 

昔から親の希望を優先してきたことや

 

自分が間に入ることで

家族関係を保ってきたこと、

 

何かあれば、

他の誰でもなく自分が動いてきたこと。

 

 

 

これまでの親子関係や家族関係が、

 

これからの介護への不安と

つながっていることもあるんです。

 

 

 

 

それに気づいて、

親への気持ちを無理に変えろとか、

 

すぐに許せとか、

 

そういうことではないのです。

 

 

 

 

「私は、何を不安に思っているんだろう」

 

と自分の気持ちや本音が分かると、

 

 

これからの親への向き合い方にも

選択肢が増えていきます。

 

 

 

 

なので、

 

介護について何を話すかを

考える前に、

 

 

 

まず、

 

私はこの先、

親とどんなふうに

関わっていきたいんだろう?

 

と、自分に聞いてみる。

 

 

 

 

親と話すことだけが、

介護前の準備ではありません。

 

 

自分が何を怖がっていて、

何を大切にしたいのかを知っておくことも、

 

立派な準備の一つです。

 

 

 

親を大切にしながら、

自分も大切にする介護の形を見つけるために。

 

 

 

それは、介護が始まる前の今だからこそ、

できることなのだと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

親の介護が不安なとき、

その奥には、

隠れた気持ちがあるかもしれません。

 

 

私は何が怖いんだろう?

 

どんな親子関係が、

この不安につながっているんだろう?

 

 

そんなことを

自分のペースで整理できるように、

 

 

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人間関係専門セラピスト

山口和子

 

 

 

 

 

◇一般社団法人ミッションメンタリング協会

 副理事・認定トレーナー

◇コアクリーニングさろん「うたたね」代表

◇ココロとカラダのセラピスト歴約20年

◇東洋運命学カウンセラー

◇拠点:静岡県磐田市

 

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