「何かあったら言ってね」にモヤっとするのはなぜ?親の介護と兄弟姉妹の関係 | 最後まで笑いあえる家族|介護が始まる前に見直す親子関係

最後まで笑いあえる家族|介護が始まる前に見直す親子関係

親の老いが気になったら。
東洋運命学と心理を手がかりに、
介護前の親子関係と心のクセを見直します。

こんにちは。

かずです。

 

 

 

 

老いてきた親のことや

介護について、

 

きょうだいと話をした時、

 

 

「何かあったら言ってね」

 

そう言ってもらったけど、

 

 

なんだかモヤっとする・・・

 

 

 

 

きょうだいも

手伝う気持ちはあるんだと思う。

 

 

 

でも、心の中では、

つい、こう思ってしまう。

 

 

「何かあったら、って、

 その『何か』に気づくのは私?」

 

 

「調べたり、

 誰かに相談したりするのも

 結局こっちなの?」

 

 

なんて・・・

 

 

 

 

せっかく協力しようと

言ってくれているのに、

 

どうして素直に

「ありがとう」と思えないんだろう…

 

 

そんな自分にも、

ちょっと嫌な気持ちになったりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの頃に、

きょうだいとの間で抱えてきた

傷つきやわだかまり。

 

それが大人になってから、

親の介護で協力する場面にも

関わってくることがある

 

 

そんな、

 

親の介護と

きょうだいの関係についての

研究があることを知りました。

 

 

また、この研究では、

きょうだいで協力していることが、

 

介護の負担や

相手への不満の強さとも

関連していると報告されていました。

 

 

 

 

きょうだいで

協力しあっているからといって、

 

心の中のわだかまりまで

無くなっているとは限らないんですね。

 

 

 

 

例えば、

 

子どもの頃から

「お姉ちゃんなんだから」と言われてきた人。

 

 

 

弟や妹は自由にしているのに、

自分はいつも我慢してきた。

 

 

親から頼られることも多くて、

何かあれば自分が動いてきた。

 

 

 

そんな経験があると、

 

 

大人になってからも

 

「どうして私ばっかり?」という気持ちが

 

どこかに残っていることがあります。

 

 

 

 

そして、親が老いてきた今。

 

 

 

きょうだいから、

 

「何かあったら言ってね」と言われると、

 

昔から感じてきた

あのモヤモヤが

また出てくるのかもしれません。

 

 

 

今言われた

きょうだいの言葉だけに

腹が立っているのではなく、

 

これまで積み重なってきた思いが、

そこに重なっている。

 

 

ということもあるんです。

 

 

 

 

 

 

でも、ここでもう一つ

考えてみたいことがあります。

 

 

 

 

それは、

 

きょうだいであっても、

考え方や大切にしているものは

同じとは限らない。

 

ということです。

 

 

 

 

例えば、

 

親のことが心配になると、

すぐに調べて動きたくなる人。

 

 

何か起きた時に考えればいいと

思っている人。

 

 

親のために先回りして

色々やってあげたい人。

 

 

親が自分でできるうちは、

なるべく口を出さずに

見守りたい人。

 

 

 

同じように親を大切に思っているけれど、

 

その気持ちの表し方は

同じではないんですよね。

 

 

 

 

 

 

私が使っている東洋運命学では、

 

 

一人ひとりが持って生まれた性質や、

 

何を大切にしやすいのか、

 

どんなことに自然と力が向くのか、

 

 

そういったことを見ていきます。

 

 

 

 

同じ親のもとで育ったきょうだいでも、

 

持って生まれた性質は

それぞれ違います。

 

 

 

 

だから、

 

自分にとっては当たり前の行動でも、

 

きょうだいにとっては

そうではないこともある。

 

 

 

反対に、

 

きょうだいが

良かれと思ってやっていることが、

 

自分には理解できないこともあるんです。

 

 

 

 

例えば、

 

「何かあったら言ってね」と言ったのは、

 

 

自分からあれこれ口を出すより、

 

必要な時に頼んでもらう方が

相手のためになると

思っているからかもしれません。

 

 

その人にとっては、

それが思いやりなのかもしれない。

 

 

 

 

そして反対に、

 

なんでも先回りして動くあなたを見て、

 

 

「どうしていつも全部ひとりで

 決めちゃうんだろう?」

 

「もっと頼ってくれればいいのに」

 

と思っている可能性だってあります。

 

 

 

 

お互いに「なんで?」と思っている。

 

 

 

 

でも、

 

その「なんで?」の奥には、

 

お互いに

大切にしている思いの違いが

あるのかもしれません。

 

 

 

 

もちろん、

 

相手なりの思いやりが

あるのかもしれない、と

考えたからと言って、

 

今まで感じてきた不満が

すぐになくなるわけではありません。

 

 

実際に自分ばかりが

動いているなら、

 

その負担が

軽くなるわけでもありません。

 

 

 

 

ただ、

 

「どうしてあの人は、

 何もしてくれないんだろう」

 

と思っていたところから、

 

 

 

「もしかしたら、

 私とは違う考え方をしているのかな」

 

と、少し“見方”を変えてみる。

 

 

 

 

そうすると、

 

今まで気づかなかったことが

見えてくることもあります。

 

 

 

 

 

そして、もう一つ、

 

自分の気持ちにも

目を向けてみて欲しいんです。

 

 

 

「何かあったら言ってね」

と言われて、

 

どうして私は

モヤっとしたんだろう。

 

 

 

 

何かを頼みたかったのかな?

 

 

それとも、

 

私が言わなくても

同じように親のことを

気にかけてほしかったのかな?

 

 

 

 

いつも私が気づいて、

調べて、連絡して、

 

決めるのも私。

 

 

そんなふうに、

ずっとあなたが動いてきたとしたら、

 

 

 

本当は、

 

「私だって、誰かに任せたい時がある」

 

「たまには、私のことも気にかけてほしい」

 

 

そんな気持ちが

あったのかもしれません。

 

 

 

 

そう考えると、

 

きょうだいに対するモヤモヤも、

 

ただ腹が立っている、

というだけではなさそうですよね。

 

 

 

 

 

そして、

 

自分が本当は何を望んでいたのか

が分かってくると、

 

 

相手への伝え方も変わってくる

と思うんです。

 

 

 

「どうして私ばっかりなの!」

 

「私が言わなくても、自分から動いてよ!」

 

と不満をぶつける代わりに、

 

 

 

「手伝うつもりでいてくれるんだね、

 ありがとう。

 

 でも、

 私一人で考えるのはしんどいから、

 一緒に考えてもらえると嬉しい」

 

 

そんなふうに、自分の望みを

言葉にして伝えることもできます。

 

 

 

 

もちろん、伝えたからといって、

 

相手が思い通りに

動いてくれるとは限りません。

 

 

 

それでも、

「どうして分かってくれないの!」

 

という気持ちだけを抱えている時とは、

違う関わり方ができそうですよね。

 

 

 

 

 

きょうだいの“違い”を知ることは、

 

相手のことを

理解するためだけではありません。

 

 

 

自分は何を大切にしていて、

 

どんなことを負担に感じていて、

 

本当はどうしてほしかったのか。

 

 

 

そんな自分の本音に気づく

きっかけにもなります。

 

 

 

 

 

「きょうだいだから、

 分かってくれるはず」

 

「同じ親に育てられたんだから、

 同じように考えるはず」

 

 

つい、そう思ってしまいがちだけれど、

 

 

同じ家族であっても、

見てきた景色は違います。

 

 

 

 

昔からのわだかまりが

残っていてもいい。

 

すぐに分かり合えなくてもいい。

 

 

 

でも、

 

相手との“違い”を知り、

 

自分の“本音”にも気づけたら、

 

これまでとは違う関わり方を

“選ぶ”ことができます。

 

 

 

 

「どうして分かってくれないの?」

 

そんな気持ちになった時こそ、

 

 

「私は、本当はどうしてほしかった?」

 

と、自分に聞いてみる。

 

 

 

そこが分かってくると、

 

 

「私はこうしてほしい」と

 

自分の望みを言葉にすることができます。

 

 

 

 

 

 

親の老いが気になり始めた今、

 

これまでのきょうだい関係を

少し見直してみても

いいんじゃないでしょうか。

 

 

 

きょうだいを大切にすることと、

自分の気持ちを大切にすること。

 

 

どちらも諦めずに、

これからの関わり方を

考えていきたいですね。

 

 

 

最後まで、

家族が家族として笑いあえるために。

 

 

 

 

自分と家族の「違い」を知るヒントに。

 

 

きょうだいであっても、

 

持って生まれた性質や、

自然にできること、

大切にしているものは違います。

 

 

 

「どうして、あの人はこうなんだろう?」

 

そう感じたとき、

 

まずは自分がどんな性質を持ち、

何を大切にしているのかを知ってみる。

 

 

そんな“自分らしさ”を知ることが、

 

相手との違いを理解する

一つの手がかりにもなります。

 

 

 

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人間関係専門セラピスト

山口和子

 

 

 

 

 

◇一般社団法人ミッションメンタリング協会

 副理事・認定トレーナー

◇コアクリーニングさろん「うたたね」代表

◇ココロとカラダのセラピスト歴約20年

◇東洋運命学カウンセラー

◇拠点:静岡県磐田市

 

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