こんにちは。
かずです。
あなたは自分の感情を
ちゃんと出せる人でしょうか?
私は、出せないタイプです。
その場では冷静を装うことが得意です。
ただそれは、感情を無いものに
しているのではありません。
一旦冷静を保ち、
後で感じ直して、
紙に書き出して、
感情の後処理をするのです。
最近では「ジャーナリング」
と呼ばれる方法ですね。
ただ、
これができるようになったのは、
割と最近のことです。
それまでは、
とにかく感じないように、
抑えて、蓋をして…
そんな日々を送っていました。
なぜそうなったかというと、
「私さえ我慢すれば、事が収まる」
と信じていたからです。
その根底には、
やはり母の存在がありました。
母は激情型で、
感情を抑えることができない人でした。
自分がコントロール
できないことが起こると、
心配や怒り、嘆きの感情を
構わず出していました。
でも、結局そうすることで、
かえって事が収まらず、
嫌なエネルギーが家中に
漂うことになったのです。
そのため、私の中では
「感情を出す」ことが「悪いこと」
になっていきました。
安心の場であってほしい家が、
硬く縮こまった苦しい場所に
変わってしまうのは
「感情」のせいだと
思うようになったのです。
その悲しみすらも
出してはいけないと、
無かったことにしてきました。
でも、心って都合よく
『マイナス』だけ切り離すことは
できないんですよね。
悲しみを感じないぶん、
喜びもぼんやりとしたものになります。
痛みを閉じ込めたぶん、
ぬくもりも見当たらなくなります。
嬉しい、楽しい、幸せ…
そんな感情も、いつの間にか
抑え込むことが
得意になっていました。
そんな私も、セラピーや
コーチングを受ける中で、
そんな自分に気づき、
抑えてきた感情を
解放できるようになりました。
そして、
ジャーナリングのような方法で、
自分の感情を深掘りする楽しさを
感じるようになりました。
母はね、歳を重ね、
以前ほどの激しさは収まりましたが、
今も感情を豊かに表現しています。
でも、それが
母の「持ち味」なんですよ。
母の「自分らしさのタネ(宿命キャラ)」を調べると、
感情を激しく表現する要素(素材)を
持って生まれてきたことが分かります。
一方、私はというと、
「揺らされたくない」「平穏でいたい」
という思いを持つタネを
持って生まれてきていますから、
そんな母の様子に、
過剰に反応してしまったんだと
理解することができます。
私の中で「化学反応」が
起こっていたんですね。
もちろん、これは
今だから受け取れたことかもしれません。
ただ、いつまでも
「あの時のせい」にしていては、
自分が幸せになれません。
でも、「許す」ことが
苦しくて抵抗してしまうのも
理解できます。
だけど、やっぱり、
自分を救ってあげられるのは
自分です。
その抵抗を
ちょっと緩める手段として、
自分と相手の「素材」の違いを
知ることは優しいサポートになります。
そして「化学反応」の結果、
自分の「素材」が美しく(たくましく?)
開花していたことにも気づけるのです。
もし、あなたも
自分を抑える癖がついていたなら、
自分の感情に寄り添いながら、
そうなった経緯も
受け止めていって欲しいと思います。
そうすることで、
あなたの「花」が周りの人々を
幸せにしていたことにも
気づけるはずです。
動画の前半は
私の自己紹介など
後半に
「家族に振り回される本当の理由⁉︎」
として「ソフトな境界線」の
お話しをしています。