こんにちは。
かずです。
母はよく、
父への不満を
私に話していました。
「本当に自分勝手なんだから」
「全然、私のことなんて考えてくれてない」
「指図するばっかり」
そんな母の話を
何度も聞くうちに、
私の中でも
父は「自分勝手な人」に
なっていきました。
そして私は、
「お父さんのようには、なりたくない」
そう思うようになり、
“母を支えなければいけない”
という気持ちが強くなっていきました。
だから、
母から何かを頼まれると、
自分の用事や仕事があっても、
疲れて休みたい日でも、
すぐに断ることが
できませんでした。
でも、心の中では
「どうして、いつも私なの」
「私にだって、やりたいことがあるのに」
と腹が立っていました。
自分で引き受けておきながら、
母にイライラする。
でも、あとで
「こんなこと思うなんて、
私も自分勝手なのかな」
と自分を責めていました。
引き受けても苦しいし、
断っても苦しい。
心が楽になることは
なかったんです。
なぜ、
自分の仕事や休息を
優先するだけで、
こんなに罪悪感が
出てくるのでしょう・・・
私の場合、
自分を優先することは、
父と同じ「自分勝手な人」に
なることのように感じていました。
だから、
母の頼みを断ることは、
ただ予定を調整する、
ということだけでは
ありませんでした。
断ったら、
母を大切にできない娘になる。
自分のことしか考えない人になる。
そんなふうに、
自分の人間性まで
問われているような
気持ちになっていたんですね。
ご両親の調整役として
頑張ってきたあなたも、
同じような思いを
持っているのではないでしょうか。
この思いを抱えたまま、
いつか親の介護が始まるとしたら…
本当は、急ぐ仕事があるのに。
自分も疲れているのに。
今日は誰かに頼りたいのに。
そう思っても
お母さんが不安そうな顔をしたら、
断れなくなるかもしれません。
「かわいそうだから」
「私がやった方がいいから」
と、結局引き受けてしまう。
それが続けば、
自分の時間や体力は
少しずつ削られていきます。
余裕がなくなって
言葉もきつくなります。
でもまた
そんな自分を責めてしまいます。
実際、親の介護をしている
女性のお悩みに多いのが
「罪悪感」なんです。
もちろん、
日々のお世話が増えていくと
ストレスが溜まります。
優しくできない、
つい声を荒げてしまう、
ということは起こります。
でも、
自分を後回しにすることと
「やさしい娘でいること」が
結びついている女性は、
この罪悪感を
より強く感じやすいのです。
「あなたは充分やっているよ」
という言葉を聞いても
心のザワザワは
なかなか消せません。
なぜなら、
罪悪感の根っこは、
今、親に何をしているか
ということだけではなく、
これまでの親子関係の中で
つくられてきたものだからです。
私の場合は、
母の気持ちを考える人は
やさしい人。
自分の都合を優先する人は
自分勝手な人。
そんなふうに、
分けて考えていました。
だから、
自分の仕事を優先したり、
疲れているからと
母の頼みを断ったりすると、
父と同じ側に
行ってしまったような
後ろめたさを感じていたんです。
ここを見ないまま、
「親のことと
自分のことを分けましょう」
「もっと自分を大切にしましょう」
と言われても、
心はなかなかついていきません。
先に見ておきたいのは、
どうして私は、
自分を優先すると
罪悪感を持つのだろう。
どうして私は、
断る行為を
自分勝手だと感じるのだろう。
ということです。
そして、
自分と母は
本当は何を
大切にしているのか。
二人は同じ出来事を
どんなふうに
受け取っているのか。
そういった違いは
どこからくるのか。
そこを見ていくと、
「私は本当に自分勝手なのかな」
と、今までとは違うところから
自分を見られるようになります。
もしかすると、
あなたが“自分勝手”だと
思ってきたことは、
自分の仕事を
守ることだったり、
疲れた身体を
休ませることだったり、
ひとりで抱えずに
誰かに頼ることだった
のかもしれません。
それは本当に、
家族を大切にしていない人が
することでしょうか。
介護が始まってから、
自分の生活を
守ろうとするたびに
罪悪感に苦しまなくていいように、
今から、
自分を優先することと
自分勝手であることを、
少しずつ
分けて考えていきたいのです。
親のために
できることはする。
できないことは、
誰かの力を借りる。
今日は難しいと
伝える日があってもいい。
そうした選択が
できるようになることが
親を思いやりながら、
自分の仕事や人生も
守っていくための
心の準備になります。
ただ、この罪悪感は、
自分では当たり前に
なりすぎていて、
一人では気づきにくいものです。
介護が始まる前の今、
自分を優先すると
なぜこんなに苦しくなるのか。
一度、その理由を
整理してみませんか。
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家族が笑いあえる介護
はじめの相談
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では、
将来の介護への不安と、
これまでの親との間で
背負ってきたものを整理しながら、
介護が
始まる前にできる最初の一歩を
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こう反応してしまうんだろう」
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東洋運命学の宿命図を手がかりに、
親との関係と将来の介護不安を整え、
「家族が笑いあえる介護」へ伴走する
人間関係専門セラピスト
山口和子
◇一般社団法人ミッションメンタリング協会
副理事・認定トレーナー
◇コアクリーニングさろん「うたたね」代表
◇ココロとカラダのセラピスト歴約20年
◇東洋運命学カウンセラー
◇拠点:静岡県磐田市
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