先週、BUエリア内の学生向け安タイ料理屋に入って割りばしを手にしたところ、なんと日本の某有名中華ファミレスの名前が!

どういう経緯をたどってアメリカ東海岸までたどり着いたものやら、気になります。。。


先週ダディーはサマースクールのしゅくだいでへろへろになってたけど、ワタシのようちえんの手続をしてくれたみたい。さんきゅう、ダディー!


あめりかでは(まさちゅーせっつでは?)、6歳からはElementary Schoolでこれはもちろん義務教育だけど、その1年前の5歳から(8月31日現在で)のKndergartenも義務教育なんですって。ニイタンは5歳だから、Kindergartenに行くことになるのね。KindergartenはたいていElementary Schoolにくっついていて、義務教育だからどこかには入れるらしいの。しかも、無料なんですって。
ワタシたちの住むBrooklineでは、公立だと日本人はLawrenceかLincolnのどちらかの学校に集中させる方針で、そのふたつの学校には日本語を話す先生がいるんですって。ほんとうは2月に登録を受付けたようだけど、ダディーがBrooklineの教育委員会 みたいなところに問い合わせたら、引っ越したら登録に来なさいってことになったみたい。
Kindergartenの手続は、メールが返ってこないとか電話がつながらないとか以外は、比較的かんたん。


これにくらべて、ようちえんの手続はたいへんだったんですって。5歳未満はPreschoolとかChild Careとかいうところになるのだけど、Preschoolはほいくえん、ようちえん的なところを、Child Careはよりたくじしょ的なところを指して使われてるみたい。
まず、Brooklineでは、公立のElementary School/KindergartenについてるPreschool もあるのだけど、これは前年の9月から申込を受付けるので、入るのはかなりむずかしそう。案の定、ダディーが問い合わせたら、空きがないっていう返事が来たみたい。
いっぽう、私立のPreschoolもたくさんあるのだけど、やはり空きは少ないみたいだから(公立も私立も3歳未満を受け入れるところは特に少ない)、とにかく早く探し始めたほうがよいわね。
あと、私立はお月謝が高いの!ワタシの行くことになったようちえんでは、月$1200!!!これでも、ダディーが見た中では平均的だったんですって。金曜日に最終月のお月謝として$1200の小切手を渡して、とりあえずの申込手続は完了したみたい。
私立のPreschoolは、商店街の一角でやっているようなところが多くて、日本のようちえん、ほいくえんのイメージとは、だいぶ違うみたい。教育方針、内容も、学校というよりも子守りという感じのところもあったみたいだから、必ず自分の目で見て、かつ先生と話してくることが重要とダディーが言っていたわ。ダディーは、親切なBUの先輩やBrookline在住の日本人の方から情報をいただいて、おおいに参考になっていたみたい。


問い合わせにあたっては、KindergartenもPreschoolも、また公立も私立も、メールは2、3週間待ちはあたりまえ、電話も10回以上かけてやっとつながるような感じなので、その意味でも早く探し始めることが必要ね。
ダディーは、あんまりにも連絡が取れないという点を判断材料のひとつにしてたみたいだけど。


最後に、ワタシのPreschoolからダディーのGraduate Schoolまで、まさちゅーせっつで学校に通うには、法律で決められた予防接種 が必要。マミーが、日本で受けられるものは受けていきましょうねって言ってたけど、アミはちっくんきらいー!

BU学内の出来事を伝えるウェブサイトに、いかにレッドソックスのチケットを入手するのが難しいかという記事 が出ていました。

動画付きでおもしろいので、いちどご覧あれ。ダフ屋は英語でscalperと言うなど、勉強になります。

ちなみに、記事によればBUからフェンウェイ球場まで1000歩強あったようで、このあたりのノリが学生新聞ぽくて笑えます。

水曜日は、サマースクールの3週間予備コースの最終日で、テストを受けたあと、全員参加で遠足(?)に行きました。ボストンの港をひとまわりする45分間のクルーズで、クルーズのあとはクラスメートと近くのイタリアンタウンでごくささやかな打上げをしました。
ちなみに、サマースクールはいろいろなイベントがあると聞いていたのですが、これまでのところ、全員参加のものはこれだけ、任意参加のものも思ったより少なかったです。まぁ、遊んでる場合ではないのですが。


3週間予備コースでは、大統領選のニュースや刑事・法廷もののドラマ("Law and Order"というやつ)などを見て、法律用語からスラングまで幅広くリスニングし、さらに内容についてディスカッションする、というようなパターンが多かったのですが、これは英語力(アメリカ文化の理解も含めて)を総合的に向上させるうえで、効果的だったと思います。
もっとも、リスニング、ディスカッションなどの各場面で、単語力の圧倒的な不足を痛感しました。LLMが始まるまでに少しでも語彙を増やしておかないと、ヤバイ感じです。


と思ったら、間髪入れず木曜日には6週間本コースのオリエンテーションがありました。
これがオリエンテーションとは名ばかりで、ある事例問題を渡されて、グループに分かれてディスカッションして結論をまとめ、その結論を他のグループにプレゼンテーションし、さらにそれぞれのグループ間で互いの結論を攻撃、防御するという、しょっぱなから消耗する内容でした。
さらに、分厚い教材を渡されたうえ、教科書も買うよう指示され、月曜日までにその教科書100ページほど、そこに引用されている判例4つ、さらに憲法と独立宣言を読んでくるという宿題を初日から仰せつかりました。

アジア人中心の少人数で、マネージメントスクールの学生も一緒で和気あいあいとやっていた3週間予備コースとは違い、6週間本コースは、世界各国から多数の法律家が集まっているせいか(彼らはいろいろなロースクールに散っていく)、競争的、攻撃的な空気を感じたのは、私だけでしょうか。


昨日金曜日は、独立記念日で祝日、ボストンではボストンポップスオーケストラが演奏する音楽と花火の無料(!)イベントが催されました。例のクラスメートたちは勉強を気にして遠出は控えたようですが、私はどうしてもボストンポップスが見たかったので、寮の友人と一緒にコンサート会場に行きました。
コンサートは、2機のF-15戦闘機の飛来で幕を開け、チャイコフスキーの1812年序曲では本物の大砲をぶっぱなす(注:この曲は楽譜に大砲という指定があるが、通常大太鼓で代用される)という、アメリカ軍全面協賛の派手な演出がなされていました。
生のボストンポップスの演奏するスーザのマーチやバーンスタインのミュージカル音楽を聴き、花火を見るというのは、実にぜいたくで素晴らしい体験でした。

しかし、勉強のことが頭に残り、手放しで楽しめないところがあったのも、事実でした。
このあたりをどう折り合いをつけていくのかが、今後1年間の課題になりそうです。

ここ数週間広いキャンパスをうろうろして写真もたまってきたので、遅ればせながらここらでBUことBoston University、ボストン大学のキャンパスの様子をご紹介したいと思います。


BUのキャンパスは、ボストン市内を東西に流れるCharles Riverの南側に沿って細長く広がっています。

川岸にはちょっとしたスペースがあり恰好のジョギングコースとなっていますが、川とキャンパスの間にバイパスが走っているのが残念なところです。


これがSchool of Law、通称Law Towerです。歴史のある煉瓦造りの建物が多いBUキャンパスにあってなぜかこれだけ無骨なコンクリート造りの高層建築なのですが、場所を説明するときに"tallest and ugliest one"と言えば一発で分かってもらえるという利点はあります。



このような美しい建物もあります。なんに使われてるのかはナゾですが。


Law Towerのウラにはわずかながら芝生の広場があり、学生とリスが思い思いの時をすごしています。


と思ったら、大通り沿いの植え込みにもリスはいました。学生同様、どこにでも出没するようです。。。

これがCELOPことCenter for English Language and Orientation Programsのロビーです。LLM向けのサマースクールは、最初の3週間はCELOPで英語中心の授業があり、次の6週間はLaw Towerで法律中心の授業があります。

キャンパスは広いですが、大学の警察(装備などけっこう立派)が巡回しているので、安心です。

おまけ。見事なロッシレプリカを学内アパートの前で発見しました。"ろっしふみ"のステッカーとかも貼ってあって、芸が細かいです。そう言えば先日Bank of AmericaでNASCARのカードを見せたところ、「スーパーアグリは残念だったね。」と言われてびっくりしました。アメリカでも、見てる人は見てるんですね。

こちらの銀行は事務処理能力の低さで在米日本人の間では酷評されており、私が口座を作ったBank of Americaも例外ではないのですが、しかしながらそのサービスというか企画力には、刮目に値するところもあると思うのです。


まず、新規口座開設のボーナスということで、口座1つにつき$25もらいました。
この$25は書きものでの説明はなく、なんだったのかいまだによくわからないのですが、BU内の支店だったので支店独自のプロモーションだったのかもしれません。

私の場合は、Checking Account(当座預金)2つとSaving Account(普通預金)1つで3つ口座を作ったので、合計で$75もらいました。これってすごくないですか?


私の作ったのは、学生用の口座、5年間は口座維持手数料はありません。でも、ちゃんと小切手帳ももらえるし、オンラインバンキングもできるし、使い勝手はふつうの口座と変わりないようです。
ユニークなのは、Stuff Happens cardというのをくれ、これを使うと1回だけですが小切手の差止などの手数料を払い戻ししてくれます。学生だから間違えても1回は大目に見てやろう、ということらしいです。


カードと小切手のデザインの選択肢も、ハンパじゃありません。MLB からHello Kitty まで、多種多様なデザインが取り揃えられています。私は、さんざん迷ったあげく、NASCARのモントーヤ(ドライバーで選べる)にしました。


さらに、Keep the Change というサービスがあって、これは、デビットカードを使うとChecking Accountからは1ドル単位に切り上げた金額が引落され、1ドル未満の半端な金額(=change)は自動的にSaving Accountに預金される、しかもその際Bank of Americaがボーナスをくれる、というもののようです。これによって、たとえば2ドル60セントのものを買うと、Checking Accountからは3ドルが引落され、Saving Accountには差額の40セントと、当初3ヶ月間であればボーナスは100%なのでもう40セント、あわせて80セントが預金される、ということになります。
小銭は無視するアメリカ文化に根ざした企画だと思います。


ご多分にもれず、新規口座の開設者を紹介したら、開設者と紹介者それぞれに$10ずつくれる、というプロモーション もあるようです。
これからいらっしゃるBULLM2009の皆さん、よかったら声をかけてください(笑)。

RAV4は、契約したものの諸事情で諸手続が進まずディーラーに置きっぱなしになっているのですが、今日ようやく保険の契約をしに行ってきました。
JALファミリークラブの海外赴任者総合保障制度のいちサービスで、自動車保険加入紹介サービスというものも受けられるのですが、ボストン在住の日本人の方の紹介で、AAW Insuranceという日系の保険代理店にお願いしました。


ここはBUからなんとか歩ける距離にあり、行くと日本人の担当者(経営者?)がテキパキとやってくれました。

マサチューセッツ州の自動車保険はちょっと特殊だとかいう情報もあって心配していたのですが、特に難しいことはありませんでした。ただ、これは私が6年間の無事故無違反記録を持っていたことも、影響しているようです。これがあるかないかで(保険料のみならず契約が承認されるかどうかも)だいぶ違うようなので、マサチューセッツ州で自動車保険の契約をされる予定の方は、日本で無事故・無違反証明書(英文と和文の両方)を取って来られたほうがよいでしょう。蛇足ながら、日本では運転記録証明書というのも取れますが、マサチューセッツ州では6年間というところが重要らしく、5年間しか証明しない運転記録証明書は不用なようです。

また、私は日本の免許証と国際運転免許証で契約できましたが、できればマサチューセッツ州の運転免許証があったほうが、保険契約とその後の自動車本体の登録(保険代理店とディーラーが連携してやってくれる)の手続上、スムーズではあるようです。


保険料は、厚めの保障をつけて年間$1200ほどでした。住所がBostonだと、もっと高くなるようです。
来週末には、乗れる状態になっていそうです。

昨日土曜日は、クラスメートに誘われ、渡米後初めて観光らしい観光に行ってきました(ボストンじゃないですが)。

行き先は、Salemというボストン郊外の小さな港町で、電車で1時間もかからないところです。ちなみに、この電車は当然行き先が遠いほど切符の値段も高いのですが、乗るとすぐ車掌に切符を回収されてしまい、だれがどこまでの切符を買ったのだかわからない仕組みになっています。フシギです。


この町は、その昔魔女狩りで19人が処刑されたので有名なのですが、観光用のトロリー(バス)に乗って聞いた解説によれば、天然の良港を擁しているため早くから入植の拠点として栄えた歴史があるようです。
(動いているトロリーから撮ったのでブレブレですみません)


われわれは、魔女関係はほとんど見ず、ふつうに散策し、港のレストランでシーフード(とビール!)をいただいて帰りました。


港のはずれにアメリカ最古というキャンディーショップがあり、ここはちょっとおもしろかったです。このすぐ近くのホームメイドのアイスクリームショップもよかったです(食べてばっかり。。。)。この2つはすぐ近くにあるので、Salemに行かれた際はぜひ寄ってみてください。

UC Berkeleyが、Summer LL.M. Program というものを始めたようですね。

これはいわゆるサマースクールとは違い、2回(2年)夏の授業と試験を受ければLLMが取得できるというユニークなもののようです。

長期間家族を残して渡米できない、とかいう事情のある方には、よいかもしれませんね。

ボストンは、地元セルティックスの22年ぶりのNBA優勝に沸いています。
明日は、市内でパレードがあるようです(授業で行けませんが)。
寮にはテレビがないので世の中の動きがイマイチわからないのですが、今日CELOPの授業でさっそく試合のダイジェストとその後のインタビューなどを素材として取り上げてくれたので、かろうじてお祭り騒ぎに加わることができました。
ちなみに、CELOPは大統領選とかレッドソックスとか、昨日のニュースを今日授業で取りあげ、しかもちゃんとレジュメまで用意してくれてるので、すごいです。


前回書いたFedExのその後ですが、無事通関できたと思ったら、こんどは午前中はいないから午後に来てくれってカスタマーサービスに言ったのに2日連続で午前中に配達に来たようで、怒りを通り越して途方に暮れる状態となりました。FedExのカスタマーサービスは比較的簡単にオペレーターにつながる(一回"Representative!"と叫べばそれでよい)のでその点はよいのですが、どうやらカスタマーサービスと現場がまったくつながってないようで、後で電話すると言ってもそのままほったらかし。困ったものです。
ウェブサイトには、3回配達に来て不在だったら返送する(また。。。)とも書いてあるので、これは留守でも玄関に置いていってもらうしかないかと覚悟を決めかけていたところ、夕方外出しようとすると目の前にFedExのクルマがあるのではないですか!
さっそく運転手をつかまえて、「177番地あての荷物ない?日本からなんだけど。」と聞いてみると、「知らねえな。」とひとこと。それでも「小包1箱、今朝配達に来たみたいなんだけど。」と食い下がると、ようやく荷台を調べて、案の定持ってました。
その場で受取の署名をすると、運転手の次のセリフが、「持ってっていいよ。」
え?せめて玄関まで運んでくれないの?
FOBかよ!と思わず心の中で突っ込んでしまいました(わからなかった方は気にしないでください)。


さて、今日は昨年度2008の方々と、我々2009先発隊(=CELOP9週間コース受講者)が参加して、日本人LLMの昼食会が催されました。
基本的に気軽な顔合わせ、雑談というコンセプトでしたので、あまり体系的にはご報告できないのですが(渡米前のBULLM2009の皆様、ごめんなさい)、授業のこと、日常生活のことなど、いろいろな方(予想以上にたくさんの方に参加していただきました)のいろいろなお話が聞けて、たいへん有益でした。
なんというか、2008の方々は、たいへんな学生生活を乗り切って見事卒業、学位取得されたというオーラが滲み出ており、これから立ちはだかるであろう幾多の困難におびえる子羊のような2008の面々と、対照的でした。