水曜日は、サマースクールの3週間予備コースの最終日で、テストを受けたあと、全員参加で遠足(?)に行きました。ボストンの港をひとまわりする45分間のクルーズで、クルーズのあとはクラスメートと近くのイタリアンタウンでごくささやかな打上げをしました。
ちなみに、サマースクールはいろいろなイベントがあると聞いていたのですが、これまでのところ、全員参加のものはこれだけ、任意参加のものも思ったより少なかったです。まぁ、遊んでる場合ではないのですが。


3週間予備コースでは、大統領選のニュースや刑事・法廷もののドラマ("Law and Order"というやつ)などを見て、法律用語からスラングまで幅広くリスニングし、さらに内容についてディスカッションする、というようなパターンが多かったのですが、これは英語力(アメリカ文化の理解も含めて)を総合的に向上させるうえで、効果的だったと思います。
もっとも、リスニング、ディスカッションなどの各場面で、単語力の圧倒的な不足を痛感しました。LLMが始まるまでに少しでも語彙を増やしておかないと、ヤバイ感じです。


と思ったら、間髪入れず木曜日には6週間本コースのオリエンテーションがありました。
これがオリエンテーションとは名ばかりで、ある事例問題を渡されて、グループに分かれてディスカッションして結論をまとめ、その結論を他のグループにプレゼンテーションし、さらにそれぞれのグループ間で互いの結論を攻撃、防御するという、しょっぱなから消耗する内容でした。
さらに、分厚い教材を渡されたうえ、教科書も買うよう指示され、月曜日までにその教科書100ページほど、そこに引用されている判例4つ、さらに憲法と独立宣言を読んでくるという宿題を初日から仰せつかりました。

アジア人中心の少人数で、マネージメントスクールの学生も一緒で和気あいあいとやっていた3週間予備コースとは違い、6週間本コースは、世界各国から多数の法律家が集まっているせいか(彼らはいろいろなロースクールに散っていく)、競争的、攻撃的な空気を感じたのは、私だけでしょうか。


昨日金曜日は、独立記念日で祝日、ボストンではボストンポップスオーケストラが演奏する音楽と花火の無料(!)イベントが催されました。例のクラスメートたちは勉強を気にして遠出は控えたようですが、私はどうしてもボストンポップスが見たかったので、寮の友人と一緒にコンサート会場に行きました。
コンサートは、2機のF-15戦闘機の飛来で幕を開け、チャイコフスキーの1812年序曲では本物の大砲をぶっぱなす(注:この曲は楽譜に大砲という指定があるが、通常大太鼓で代用される)という、アメリカ軍全面協賛の派手な演出がなされていました。
生のボストンポップスの演奏するスーザのマーチやバーンスタインのミュージカル音楽を聴き、花火を見るというのは、実にぜいたくで素晴らしい体験でした。

しかし、勉強のことが頭に残り、手放しで楽しめないところがあったのも、事実でした。
このあたりをどう折り合いをつけていくのかが、今後1年間の課題になりそうです。