皆さんは普段、どんなときに体が暖まると感じますか?
暖かいものに触れたとき。
暖かいものを食べたとき。
洋服を着たとき。
では逆に、どんなときに体が冷えると感じますか?
冷たい物を食べたり飲んだりしたとき。
冷気に触れたとき。
薄着すぎたとき。
などなど。
私たちの体の中には「熱」があります。
体にとって心地よい温度を維持するために
無意識にコントロールするようにできているのです。
これを西洋医学的には「体温」とか「ホメオスタシス」とか
「自律神経」などのことばで説明しますが、
ここでは「氣」と同じように、目に見えないものだと思ってください。
この「熱」は元気に動くために必要なエネルギーです。
実はこの「熱」が足りなくても、過剰にこもりすぎても、
生理に影響が出ることをご存知でしょうか。
東洋医学でいう「熱」は、氣と運動から作られます。
だから氣が足りないときには、熱が足りなくて体が冷える、
ということが同時に起こったりもします。
ではどうやって熱を作るかというと、例えば。
食事を摂ると、消化器が動いて熱が生まれます。
体を動かすと、筋肉からも熱が生まれます。
考えることで、脳からも熱が生まれます。
ただし食事はものによって、
熱を奪ったり、過剰にこもらせる原因になるため、
生理への影響がとても強いのです。
特に影響が出やすいのが、生理の周期です。
通常28日周期といわれていますが、
これがやたらに早くなったり遅くなったり乱れやすい人は、
食べ物の影響を疑うとよいでしょう。
特に影響が出やすい食べ物は、
甘いものや小麦、動物性食品やアルコールです。
これらの中で、週4〜5回摂っているもの、ありませんか?
そのとき欲しい食べ物は、体の声、サインです。
体の緊張を緩めたい、発散したいときに、これらの食べ物が欲しくなります。
生理の周期が乱れていたら、
まずこれらのサインに気がついてください。
日常の中で、頑張りすぎていたり、
ストレスをためていたりしすぎてないかな?
そこに気づかずに食事の量をいきなりコントロールしようとしても、
リバウンドするのがオチです。
生活を振り返って、体を労ることで、生理が少しずつととのっていきます。
ぜひ体の「熱」にも意識を向けてみてくださいね。
本日はうさぴこ飯の番外編でした。
★生理をととのえてあなたらしい時間を過ごしましょう★