"黒い山羊"Nymphea様のプロローグ考/一般販売発表! | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

『プロローグ』横浜公演から丸々10日が経ちました。未だ、この目で見たショーの余韻が消えません。
あれはただのショーではなく、エンターテイメントでもなかった、羽生くんの人生を辿る旅を見せていただけたのだと、尊く、押し戴くような思いが消えないからです🙏

今日あたり八戸公演の一般販売のお知らせも来そうですね。
気持ちを八戸に向ける前に、横浜公演を反芻すべく、Nymphea様の素晴らしい『プロローグ評』をご紹介させて頂きます。皆様ご存知、HP「惑星ハニューにようこそ」の管理人さまです。

一部、引用させていただきます。



「​衝撃的だったプロローグ横浜公演の内容を振り返りながら、改めて思います。

『ああ、羽生結弦はスケート村を完全に卒業したのだ』と

正確には「卒業」というのは正しい表現ではないでしょう。実際には羽生結弦が村の色に染まったことは一度もなかったのだから。


彼はスケート村の他のスケーター達とは違いました。高い志を持つ少年は、早い段階から明確な目標を定め、そこに目指してまっしぐらに進んでいきました。他のスケーター達と群れず、仲良しごっこにも加わらなかった。日本のフィギュアスケート界の二大派閥である関大や中京大ではなく、早稲田大学の通信教育課程に進学する道を選び、学業においても、より楽な腰掛学生ではなく、高いハードルを自らに課しました。妥協のない意識の高さ。個性より協調性が評価される村において、彼はその突出した才能と周りの色に染まらない個性故に常に浮いた存在だったのかもしれません。

スケート村における羽生結弦のような存在を、イタリアではCapra Nera~黒い山羊と呼びます。

白い山羊の群れの中で、慣れ合いを好まず、己を貫く黒い山羊。群れの中で異端児と見なされる存在、羽生君は惑星ハニューの住人ですから、異端児ではなく異星人ですが。」


“GOAT”は動物の「ヤギ」を意味しますが、日常会話では“Greatest Of All Time”の略として使われており、「史上最高の」を意味します。

Twitterでタグ「#HANYUYUZURU𓃵」を付ける方が多いのは、この為で、「羽生結弦が『孤高かつ至高のスケーター』だと表してくださっているのです。

もちろん、Nymphea様は、そんな"独立独歩のヤギさん"である羽生くんは、同時に他者へのリスペクトに溢れた誠実で温かい人柄の持ち主であることにも言及して下さっています。



「フィギュアスケートという括りや枠を一気に飛び越えた今回の『プロローグ』は、羽生結弦のクリエイターとしての並外れた才能と無限の可能性を見せつけたイベントでした。

革新的だった点は幾つも挙げられますが、何よりもまず演者が彼一人のワンマンショーだったということ。

羽生君はプロスケーターになっても競技と同じように高難度ジャンプを組み込んだ難度の高いプログラムを滑ると宣言していました。そのようなプログラムを入れて90分ものショーをたった一人で演じ切ることが果たして可能なのか?

そんな疑問に対し、彼は最初の一秒から最後の一秒まで濃厚で素晴らしいクオリティのパフォーマンスを披露し、『羽生結弦になら可能』という圧倒的な答えを返してくれました。

そして物理的・体力的に可能なのであれば、『羽生結弦のフィギュアスケート』が見たい私のようなファンにとっては大勢のスケーターが出演する長いショーより90分のワンマンショーの方がずっとありがたいのです。​」

これは本当にそうです。私達は、2〜3時間もの長いショーの中で僅か20分ほどの羽生くんの出番を待つスタイルに、長らく慣らされて来ました。もちろん、オープニング・トリ・フィナーレと、今か今かと羽生くんの出番を待ち侘びる時間も幸福でしたが、他ならぬ羽生くんが教えてくれました「全て羽生結弦という世界もあるのだ」と。

羽生くんが巻き起こした風。まさにこれこそ「パラダイムシフト」❗️スケート界の定説が覆る瞬間でした。


※「パラダイムシフト」とは、その時代に当然と考えられていた物の見方や考え方が劇的に変化することを指します


魅入られつつ、あっという間に過ぎた90分でした。照れ


至福の90分間❣️ 観客の誰もが『プロローグ』の素晴らしさに感嘆感激すると同時に、「もう『プロローグ』を知らなかった頃には戻れない」と思われたのではないでしょうか。


「​…完成し、観客の前で披露された『プロローグ』は、アイスショーのあらゆる常識と固定観念を打ち砕く総合芸術でした。

そしてこの作品を見て、黒い山羊の羽生結弦が、完全にスケート村から飛び去っていったと感じたのは私だけでしょうか。

山羊はイタリア語ではCapraですが、英語ではGOATです。フィギュアスケートのGOATが狭いスケート界を飛び出し、今度はパフォーミングアーツや総合芸術の世界に殴り込みかけようとしています。本人は礼儀正しく、あくまでも控え目ですが、彼がやろうとしていることのスケールを考えると、『新風を吹き込む』なんて生易しいものではなく、『殴り込み』ぐらいの破壊力なのです。」


更に、Nynpheaさまのプロローグ当日のご感想(の一部)です。↓


「彼の企画力、プロデュース力、発想の豊かさは平昌オリンピック後のコンティニュー・ウィズ・ウィングで既に目の当たりにしていましたが、競技から引退し、晴れてプロスケーターとなった彼が本格的に手掛けたこのプロローグは、その遥か上を行っていました。

これは単なるアイスショーではなく、総合芸術『羽生結弦』なのです。」


「総合芸術・羽生結弦」

まさに❗️的を射ていらっしゃいます‼️

羽生くんは、ようやく競技の枠を超えて、彼自身が自然に呼吸が出来てスケートをする喜びを実感できる世界にいらっしゃるのです。そのことを私は、フィナーレでの蕩けそうな羽生くんの笑顔を目にした時、確信しました。

羽生くんの幸せがファンの幸せ、これは大命題です。

「序章」という意味では、FaOIで披露してくださった『REAL FACE』や『レゾン』もそうです。競技ルールの枠を取り払い、超越し、これでもかー!というほど音楽と絡み合い、音楽と共鳴しあった滑りでした。どちらも観る者に途轍もない興奮と歓喜をもたらしました。

『プロローグ』は、それを一つのプログラムに留まらず、ショー全体で"羽生結弦ヒストリー"を構築し、惜しげなく披露してくださったのですから、感動が増幅されるのは当然と言えば当然なのです。

私は、未だかつて、アイスショーであれほどまでの満足感を感じたことはありません。Nnypheaさまの仰る「殴り込み」の意味が良く分かります。まさに「転換点」!アイスショーの概念そのものを覆してくださいました。


羽生くんにとっては、まだまだプロローグ(序章)…「美」を欲深く求める観客に、どこまでも応えてくださる意欲を持たれていらっしゃいますね。

私は、心はどこまでも付いていく覚悟でいます。

たとえ、現地に行けなかったとしても、生中継やライブビューイング、あらゆる現代の便利システムを駆使して、羽生くんが「付いて来いよ」と仰って下さっているのですもの。


イタリア在住のNympheaさまは、イタリアの熱烈ファンの皆様のご感想も伝えてくださっています。とにかく熱い❣️是非是非ご覧下さい🙏


私は、どんな識者の考察もファンの熱意に勝るものではないと思っています。そこには裸のままの興奮と歓喜が溢れているのですから。ラブラブラブ

Nympheaさま、ファン魂に溢れる素晴らしいご感想をありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます🙇‍♀️



プロローグ八戸公演、ライブビューイングの抽選お申し込みは11/20(日)までです。




【追記です】
八戸『プロローグ』の一般販売のお知らせが来ました❣️



 









今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ「


羽生くんが痛みなく滑れていますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏




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