成長する「花になれ」(2012年宮本賢二先生の言葉) | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

先日の24時間テレビ以来、まだ夢見心地は続いています。
無理もないのです。「ホワイト・レジェンド」も「花になれ」もアイスショーの演目とは到底思えないほどの技術的&芸術的完成度の高みにありましたから。


「花になれ」について、今日、素敵なエピソードを目にしましたので、ご紹介させていただきますね。
ライム様、twitterをお借りします。ありがとうございます。






2012年の羽生くんはまだ17歳。

同年代の少年と比べてもなお華奢な体型で、それはそれは儚げで初々しかったことでしょう。プログラムの最後で体力切れを起こすというのも、さもありなん。口笛

ソチ五輪プレシーズンの2012-2013から拠点をカナダに移した羽生くん。でも日本開催の大会やアイスショーで何度も演じられたのは、「花になれ」。
「どんな息をしてますか?」のマイム。
今年はちょっと変化していましたね。
「花になれ」の衣装で「パリ散」ポーズラブラブ

ソチ五輪の余韻が残る、2014年4月の「スターズオンアイス」でも演じてくれました。ソチ落ちの私にとって、会場で観た「花になれ」は初見でした。
羽生くんは19歳の五輪チャンピオン。でもやはり、線が細く、錚々たる年長メンバーの中で、どこか控えめで、繊細なイメージで、この歌に例えて言えば"風にそよぐ1輪の可憐な花"でした。

2015年の24時間テレビの演目は、「花になれ」と「天と地のレクイエム」。両プロとも宮本賢二先生振り付けです。

同じ「花」がつくプログラムでは「花は咲く」を演じることも多くなっていた羽生くんですが、
2017年には、東神奈川のアイスリンクのミニアイスショー&スケート教室で「花になれ」を披露してくれました。
東神奈川アイススケートリンク(現、横浜銀行アイスアリーナ)は震災直後に羽生くんを受け入れてくれた、馴染み深いリンクです。


そして、2021年、「花になれ」は一気に進化しました。
振り付けも衣装も、堂々たる大人のプログラムに開花した感があります。
まさに絢爛と咲き誇る百花の王の如き佇まい🌸
典雅、流麗…どんな言葉でも言い表せないほどの香気に満ちた演技でした。

羽生くんは、まさに"凛として風に立つ一輪の花"です。


でも、闘志とか、負けず嫌いの向上心とか、故郷を想う心とか、羽生くんの精神的な根っこはちっとも変わっていないのでしょうね。
宮本賢二先生のお言葉通り、いつでも全力投球!120%を目指し続けるアスリートです。
一方で、プログラムを「この子」と呼び、愛し、大事に扱う優しい気持ちも、そのままです。
(2018年の「Continues With Wings」では、これでもかー!って言うほど過去プロたちへの愛が伝わってきましたラブラブ)

「花になれ」を演じて丸10年!
一つのプログラムをこんなにも長く愛し、手をかけ、折に触れ演じ続けるスケーターは稀だと思います。演じる度ごとに振り付けが深くなっていく様は、スケーター羽生結弦自身の成長と連動しているのでしょうね。どんどん音楽と同化して、より深く、より美しく。
そして、今年、満を持して、その最高峰を披露してくださったかのようです。

それほどまでに美しく心を奪われた「花になれ」、そして「ホワイト・レジェンド」🌸🌸🌸

私達は、まさに「羽生結弦」が存在する稀有な時代を生きている、…羽生くんの演技をリアルタイムで観せていただける幸福を、今回のショーを契機に、また改めて噛み締めた次第です。照れ

羽生くん、ありがとうございます❣️

今日も羽生くんが健康で、笑顔でありますように!





Twitterや画像は感謝してお借りしました。


ポチして頂けると嬉しいです